俺もスイーツ(笑)なんですね。 | 創価のアクエリオン

俺もスイーツ(笑)なんですね。

明日から9月、なのにもう秋なんだ、って感覚はない。夏休みが終わるんだ、っていう感覚もない。多分自分の生活と立場のせいだ。それでもいつも昼食を済ますあの並木道の木の色がだんだん染まれば秋の訪れを肌で感じるんだと思う。

あれからもう4ヶ月たった。別に何かあったわけじゃないけど4月からを振り返ってみて一番強い事だからつい頭をよぎる。あの人がその後どうなったかは知らない、正直知りたくもない。彼女のその後を知って自分が知っている彼女が壊れていくのが恐いからだ。
4ヶ月たって自分がどれだけ成長できたかとかそんな事は実感がわかない。ただこの4ヶ月は僕が彼女と知り合い、付き合った去年の夏からあの時までの約10月くらいの期間よりも遥かに重く、長く感じた。

彼女がはじめて話しかけてくれるその瞬間まであの施設の人間なんてどうでも思ってた。当然、彼女の事だってそうだ。当時の僕はかなり機械的だったと思う、受験という不確定な未来のためにただ真っ暗なトンネルを突き進んでいくばかりだった、文化祭の準備も全ていかなかった。
心の奥には少なからず焦りと不安はあった。このまま自分だけ逃げるのは罪悪感だし、クラスの人も自分の事は信頼はしてくれていた。ただ僕の自尊心がそうさせなかった。こうゆう事をすることで何か勝ち誇ったようで気分が良かった。

彼女の一言は、そうゆう機械的で幼稚で視野が狭かった僕に空間を与えたんだと思う。(結局、今となってはこの身になってしまったのだから機械的でも仕方ないのだが)
僕が馬鹿だったのはその与えられたものを活かせなかったこと、文化祭の準備は結局いかなかった。友達がいないわけではないが上辺の付き合いに身を投じるよりも塾で同じような目標を持った人間と付き合うほうが効率的だと思ったからだ。結局、僕はそうゆう人間なのだ。ただし彼女との関係、彼女を取り巻く人間との関係は発展していった。

彼女を好きになったのは自然だった。夏以降は二人で話す時間は毎日のようにあったと思う。ただただ楽しかった。彼女はとても謙虚だった、僕の高慢な嫌味な話も面白そうに聞いてくれた。夏以降は席も近かった気がする。授業中もはなしたりした。模試の現代文で僕の好きな話題がでるとわざわざ持ってきて見せてくれた。そんな関係になってはじめて友達に指摘された頃、もう彼女に恋していたんだと思う。