夏の匂い ふと見上げると
青い空の中に 君の音が聞こえた
だれのためでもない あなたのために 祈ります
湿りのある 匂いが 忘れかけていた思いを
目覚めさせてくれる
ずっと 空を見上げていても
あなたはもう 帰ってこないのでしょう
わかっています わかっています
走る 走る 駆け下りて 階段
このまま 空まで 飛び立てればいいのに
汗ばむ 気持ちに 手を あげて
走る 走る このまま どうか どうか
いいえ 忘れません あの時 二人で見た 灯篭の日も
蛍の光も きっと この胸に 魂に 刻まれているでしょう
ほら 胸のおくで きらきらと きらきらと
また あの場所で いつか 会える日を夢見て 今年の夏に 眠る
手をすかして 見る 太陽は とても あたたかで 遠くて まぶしかった