大統領選挙期間中にジェフリー・エプスタイン関連のファイルを公開すると言っていたのに、今は「時間の無駄だ」等と言って、その資料の公開から逃げているトランプ大統領をMAGAの支援者たちも非難し始めました。

 

私は このエプスタインの問題はトランプ政権を揺るがす、もしくは支持率を大きく低下させることになるだろうと思っています。

 

本日はエプスタイン氏とトランプ氏がエプスタイン氏曰く、「親友」だったという過去、カネづるになってくれそうなお金持ちのビジネスマンを求めてやってくるモデルの卵たちが集まるクラブで、エプスタインとトランプは若い女性を求めて遊び回っていて、そのクラブの中に、スロベニアからやってきた、まだ「売れない」モデルだった現夫人のメラニア氏がいた という情報をご紹介します。

この2人が「クラブ」で出会った ということは メラニア夫人の自伝にも書かれていることです。

 

トランプ氏が親友だった故・ジェフリー・エプスタイン氏と一緒によく訪れていたのがマンハッタンの「Kit Kat Club(キットカット・クラブ)」という名前のクラブです。

 

下はKit Kat Clubについて、AIに尋ねた時の回答です。↓

 

 

富裕層を求めてやってくるモデルや女優志望の女性と、若い女性が好きなトランプ氏のような実業家が出会う為のクラブだったのです。そこにトランプ氏と一緒に頻繁にやってきていたのが故ジェフリー・エプスタインです。

 

 

上のAIの回答ではトランプとエプスタインが出入りしていたクラブは明示されていないことが多い とありますが、キットカットクラブであることは間違いないようです。(情報源はこのYoutubeビデオ

 

このクラブには 東欧女性の為にモデル事務所を経営している人がたくさんのモデルの卵の未成年者も含む女性たちをを連れて出入りしており、その中の1人がメラニア氏です。彼女は東欧のスロベニア出身で、未成年ではなかったものの、仕事はヌードモデルが中心で、まだ売れていない状態でした。

メラニア氏に初めて会った時、トランプ氏は別の女性と一緒にいたのですが、すぐに口説かれた ということがメラニア氏の自伝に書いてあるようです。

 

メラニア氏のことはさておき、トランプ氏には 彼ら経営しているホテル、マール・ア・ラーゴにおいて、エプスタインとその共犯者で懲役20年の判決を受けているギレーヌ・マクスウェルが人身売買で連れてきた未成年者の少女を働かせた疑惑があります。

 

2人がマクスウェルを訴える為に名乗り出て、裁判で証言したりしている中でトランプ氏の名前やホテルが出てきているのです。

 

1人目は 事件当時、まだ14歳の少女だった「Jane」を名乗る女性です。

彼女はエプスタイン所有のプライベートジェット「ロリータ・エキスプレス」に乗り、エプスタイン島に行き、英王室のアンドリュー王子の相手をさせられた と証言しています。

トランプ氏とも「会った」と言っていますが、トランプ氏が性行為に加担したという証拠は今のところないようです。

 

下は英のメディア、ガーディアン紙の報道です。

 

 

 ↓(日本語に変換したもの)

 

 

(以下、上記記事の和訳開始)

 

ギレーヌ・マクスウェルの告発者は、14歳でトランプ氏と出会い、アンドリュー王子と飛行機に乗ったと主張
トランプ氏や公爵の不正行為を非難しなかった「ジェーン」は、ジェフリー・エプスタインによって元大統領に紹介されたと法廷で証言した。
※この記事には性的虐待の描写が含まれています

 

 


ギレーヌ・マクスウェルの児童性的人身売買裁判で最初の原告は水曜日、14歳の時にジェフリー・エプスタインが彼女をドナルド・トランプに紹介したと証言した。この原告はまた、アンドリュー王子と一緒に飛行機に乗っていたとも主張した。

彼女はトランプ氏やヨーク公爵を不正行為で告発したわけではない。法廷では「ジェーン」という偽名を使ったこの告発者は、マクスウェル氏の弁護士の一人から反対尋問を受けている最中にそう述べた。

「エプスタイン氏があなたをドナルド・トランプ氏に紹介したんですよね?」と弁護人のローラ・メニンガー氏は尋ねた。

「あなたは14歳の時に、彼にマール・アー・ラゴに連れて行かれたと言っているのですか?」とメニンガー氏は、フロリダ州パームビーチにある元大統領の邸宅に言及して語った。

「はい」ジェーンは言った。

「彼はあなたを濃い緑色の車に乗せて連れて行き、そこでドナルド・トランプに会ったんですよね?」

"その通りです。"

メニンガー氏はまた、「アンドリュー王子があなたと一緒に飛行機に乗っていたことを覚えていますか?」と尋ねた。

「はい」ジェーンは言った。

ジェーンは火曜日、14歳の時にマクスウェルがエプスタインの捕食的な勢力圏に引きずり込んだと主張した。ジェーンさんは、エプスタインから性的虐待を受けた際にマクスウェルが同席していたことがあり、時には彼女もその場にいたと主張した。

アンドリュー王子を仲間に持つ、金融家で性犯罪の有罪判決を受けたエプスタインは、自身の性的人身売買裁判を待つ間、2019年8月にニューヨーク市の拘置所で自殺した。

故ロバート・マクスウェル(英国新聞王)の娘であるマクスウェル(59歳)は、昨年7月にニューハンプシャー州の豪邸で逮捕された。彼女は、エプスタインによる10代の少女への性的虐待に関与したとして、6つの罪状で公判にかけられている。彼女は全ての罪状について無罪を主張している。

 

 

メニンガー氏は、エプスタイン氏の死後数ヶ月間にジェーン氏が法執行機関に対して行った供述について、ジェーン氏に問いただした。メニンガー氏は、ジェーン氏が以前に当局に提出した供述をジェーン氏に示して、その点を指摘した。

「ギレーヌがあなたに触れたことを覚えていないというのは本当ですか?」とメニンガーは尋ねた。

「それは真実じゃない」とジェーンは言った。

メニンガー氏は、「2019年12月に弁護士を同行させて政府と話した際、あなたは当時、これらの接触の際にマクスウェルがあなたに触れたかどうか確信が持てないと政府に伝えましたね?」と述べた。

「覚えていない」とジェーンさんは当局に話したことについて語った。

「エプスタイン氏があなたと性的接触を持ったと主張する際、ギレーヌ氏がそこにいた記憶はない、と政府に話したのですか?」

「覚えていません。」

「マクスウェルはあなたに触れなかったと政府に言ったことを覚えていますか?」

「それは覚えていないわ」とジェーンは答えた。

メニンガー氏はまた、「政府との話し合いの中で、虐待を何回思い出したかというあなたの話は変わりましたか?」と質問した。

メニンガー氏の尋問は、マクスウェル被告の弁護側が、告発者の記憶を覆そうとしている側面を物語っている。弁護側は心理学者のエリザベス・ロフタス氏を証人として召喚し、人々がどのように「偽りの記憶」を形成するのかについて議論する予定だ。

証言3日目のマクスウェル被告の態度は、裁判を通して彼女が見せてきた態度と一貫していた。マクスウェル被告は法廷に入り、いつものように弁護団と抱き合った。兄のケビン・マクスウェル被告は仕切りのところから彼女に近づき、話しかけた。彼がマクスウェル被告の裁判を傍聴するのは今回が初めてだった。妹のイザベル被告も、審理開始前に彼女と話をしに行った。

反対尋問が終わると、検察側はジェーンに再度質問する機会を得た。ジェーンは、虐待疑惑の際、マクスウェルからどのようなやり取りがあったか説明を求められた後、ティッシュで目を拭った。

検察側はジェーンに対し、エプスタインの遺産相続人に対する訴訟(和解に至った)についても質問した。この質問は、マクスウェル被告の告発者たちが金銭目的であると描写するという弁護側の戦略の一つに焦点を当てたものだった。

「子供の頃に虐待を受けなかったことになるのなら、そのお金を返しますか?」と検察側は尋ねた。

ジェーンはすぐに泣き出し、かすれた声で「ごめんなさい」と言った。

検察側はジェーンに、そのお金が彼女にとってどのような意味を持つのか尋ねた。「あの出来事のせいで、最初からあのお金を受け取らなかったらよかったのに」と彼女は言った。

ジェーンの証言が終わると、検察は彼女の元交際相手の一人を証人台に呼んだ。ジェーンの身元を隠すため「マット」という偽名で証言したこの男性は、ジェーンが子供の頃、生活費を援助してくれた「ゴッドファーザー」のような人物について話していたと述べた。

 

 

2008年頃、ジェーンはマットに、FBIから連絡があり、自分の話をしたいかと尋ねられたと話したという。その年、エプスタインは未成年者への売春斡旋罪で刑期を迎えた。

マットは法廷でこう証言した。「彼女は『私が話したゴッドファーザーを知っている?』と言いました。『これが誰なのか知ってもらいたいんです」

「僕は『あの人が君のゴッドファーザーなの?』って言ったんだ。彼女は『イエス』って答えたよ」とマットは続けた。

「彼女とジェフリー・エプスタインとの間に何が起こったのか詳細を尋ねましたか?」と検察側は尋ねた。

「はい、そうしました。」

マットは、ジェーンが彼らのやり取りについて詳細を語らなかったと述べた。

ジェーンがエプスタインについての質問にどう反応したかと聞かれると、マットはこう答えた。「彼女は私にこう言っていました。『マット、あの金はただじゃなかったのよ』」

検察側は、マクスウェル氏がエプスタイン氏の「親友であり右腕」だったと主張している。

「あなたが14歳のとき、ジェフリー・エプスタインと性的接触をしていたとき、最も頻繁に部屋にいたのは誰ですか?」と検察官のアリソン・モー氏は尋ねた。

「ギレーヌ・マクスウェル」とジェーンは答えた。

その日の審理が終了した後、ケビン・マクスウェルはイザベル・マクスウェルと共に法廷の外に立ち、記者団に対し短い声明を述べた。ケビン・マクスウェルは「私たちの妹ギスレーヌを支えるために、イザベルと共に本日法廷に出席できたことを大変嬉しく思います」と述べた。

「我々はこの国の刑事司法制度と手続きを尊重しており、そのため、法廷に出廷している間はこれ以上のコメントはしないつもりだ」とケビン・マクスウェル氏は付け加えた。

裁判は続く。

 

(和訳終了)

 

 

そして、2人目は 実名を名乗って告発され、最近悲劇的な最期を遂げられた女性をご紹介します。

その方は バージニア・ジフリーさん という名前の方です。

トランプ氏が経営するホテル、マール・ア・ラーゴで16歳の時に働いていました。

英アンドリュー王子などへ性的サービスをさせられていた と証言されています。

 

 

 

 

今回、バージニア・ジフリーさんが今年の4/25に自殺された というニュースを報じている記事をご紹介します。

 

 

  ↓(日本語に変換したもの)

 

 

(以下、上の記事の和訳開始)

 

ヴァージニア・ジュフリーさんの義理の妹は、自殺する前に「とても、とても、とても深い話をした」と語る(独占記事)
有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインとギレーヌ・マクスウェルを最も積極的に告発した一人であるジュフリーは、4月24日に自殺した。

 

 

ジュフリーさんが41歳で自殺する数ヶ月前、義理の姉は「彼女を励まそうと」長い時間をかけて話をしていたと、彼女はピープル誌に語った。
故ジェフリー・エプスタインとその仲間のギレーヌ・マクスウェルを告発した著名な女性が、4月24日にオーストラリアのパース郊外の農場で死亡しているのが発見されたと、彼女の家族が語った。
家族によると、ジュフリーさんは亡くなる数ヶ月前から深刻な個人的な問題を抱えていたという。
バージニア・ジュフリーさんが4月24日に41歳で自殺するまでの数ヶ月間は、精神的にも肉体的にも苦痛に満ちていた
と、彼女の家族はピープル誌に語った。

有罪判決を受けた性犯罪者ジェフリー・エプスタインとギレーヌ・マクスウェルを最も積極的に告発した人物の一人として知られるジュフリー氏の過去数カ月の波乱に満ちた私生活は、彼女が人生の大半にわたって苦しんできたくすぶる苦悩をさらに増幅させただけだった。

「すべてが次から次へと積み重なっていくんです」と、彼女の義理の妹であるアマンダ・ロバーツさんは  4月26日土曜日の PEOPLE誌の独占インタビューで語った。

結局、ロバーツさんは、すべての重荷が「耐えられないほど重かった」と語る。

ジュフリーさんは7歳の時に家族の友人から性的虐待を受けた後、家出をしたり里親の家を転々としたりしながら幼少期を過ごした。 

16歳の時、父親がメンテナンス・マネージャーをしていたフロリダ州パームビーチのマール・ア・ラゴでロッカールーム係として働いていた時に、社交界の名士ギレーヌ・マクスウェルと出会い、彼女の友人で裕福な投資家のジェフリー・エプスタインのもとでマッサージ師として働くよう誘われたという。 

ジュフリー氏は、エプスタイン氏の卑劣な世界に誘い込まれた後、数年間にわたり性的虐待を受けたと述べた。その間、エプスタイン氏と彼の悪名高い性的人身売買組織に引き入れられ、アンドリュー王子をはじめとする裕福で権力のある男性たちに引き回されたと主張した。(アンドリュー王子は不正行為を否定している。)

バージニア・ジュフリーさんは自殺の数ヶ月前から子供たちとの面会を禁じられていた(独占)
彼女は、2002年にタイでエプスタインのマッサージ師になるための訓練中に知り合った将来の夫ロバート・ジュフリーとともにオーストラリアに移住することで、その生活から抜け出すことができた。

 

ロバートと結婚し、3人の子供をもうけた後、ジュフリーは2010年に名乗り出て、エプスタインとマクスウェルが16歳の彼女を性的人身売買組織に勧誘したと公に告発した。その後何年もの間、彼女はその余波に苦しんだ。

現在、彼女の家族は、ここ数年間彼女が暮らしてきたオーストラリアのパース郊外の農場で彼女が自殺したという冷酷な現実と向き合っている。

「私たちはもう壊れてしまったの」とアマンダは涙ながらに言った。「こんなのじゃだめよ」

ジュフリーさんの人生の最後の数か月間、家族は彼女を支え続けてくれたとアマンダさんは語る。

3月下旬、ジュフリーさんが乗っていた車がバスに衝突され入院したとき、当時スカイと呼ばれていた兄のダニー・ウィルソンさんがジュフリーさんのもとを訪れた。 

 

 ↓

今年は最悪の新年の始まりでした。詳細はここでは書きませんが、カーブで減速している時にスクールバスの運転手が110キロで迫ってきたら、どんな車でもブリキ缶と同じだということを心に留めておくのは大切だと思います。私は腎不全になり、余命4日と宣告され、泌尿器科の専門病院に転院することになりました。もう死ぬ覚悟はできていますが、最後に子供たちに会うまでは無理です。でも、願い事についてよく言われることですが、片手にク●、もう片手に願いを持っていても、結局はク●になることは間違いありません。この世界で素晴らしい人々であり、私の人生の大きな一部でいてくれてありがとう。皆さんに神のご加護がありますように。バージニア

 

「ここ数ヶ月、私は彼女と本当に本当に深い話をして、彼女を励まそうとしてきました」とアマンダは言う。

ジュフリーさんは亡くなった当時、私生活で大きな混乱を経験していたと、アマンダさんとスカイさんは4月3日のPEOPLE誌の独占インタビューで語った。2023年、ジュフリーさんはロバートさんと別れたという。ロバートさんは結婚生活中にジュフリーさんから虐待を受けたと訴えていた。 

スカイによると、2月にロバートさんはジュフリーさんに対して一時的な家族接近禁止命令を申請し、子供たちの主な親権をロバートさんに与え、ジュフリーさんが子供たちと接触することを禁じたという。

スカイとアマンダは、1月にジュフリー氏を激しく殴打した後に、夫が訴訟を起こしたと主張した。彼女は2月2日にジュフリー氏に電話をかけ、この訴訟に違反したとされている。彼女はこの件について6月に出廷する予定だった。

ロバート氏の弁護士は、PEOPLE誌(この記事が載っている雑誌)のコメント要請にすぐには応じなかったが、以前PEOPLE誌に送ったメールでは、「残念ながら、あなたが提起した問題はオーストラリアの裁判所で係争中であるため、彼自身、そしてジュフリー氏やその代理人を含むこの事件の関係者は、メディアで議論したり、メディアを利用したりすることを禁じられています。したがって、コメントはできません」と述べていた。

家族は悲しみに暮れる中、エプスタインとマクスウェルについて公に名乗り出た最初の被害者の一人となったジュフリーさんの「信じられないほどの勇気」を偲んでいる。

エプスタインは2008年にフロリダ州で未成年者を売春斡旋した罪で有罪判決を受け、性的人身売買の連邦法違反容疑での裁判を待つ間、2019年に66歳で獄中で自殺した。

63歳のマクスウェルは現在、エプスタインに関連して2021年に児童性的人身売買で有罪判決を受け、懲役20年の刑に服している。
2021年、ジュフリーはニューヨーク州でアンドリュー王子を訴えた。2人は2022年2月に示談金(金額は非公開)で合意した。 

 

(和訳終了)

 

 

バージニア・ジュフリーさんは実名とお顔も公開されてマクスウェルやアンドリューを訴えていたわけですから、彼女にとって、この事件によって世間で注目されることが 身の危険もあったでしょうし、どれほど重かったことでしょうか・・・。

重圧によって精神的にまいってしまって、その上に交通事故にまで遭い、夫とは離婚、子供たちとも接見禁止になってしまうなど、あまりにも不幸な出来事が重なりすぎたのではないでしょうか。

 

もちろん、1人目の「Jane」さんのケースも、この2人目のバージニア・ジュフリーさんのケースも、トランプ氏が直接的に彼女たちとの性行為に加担していた とまでは立証はされていません。

しかし、どちらもマール・ア・ラーゴでトランプ氏に会った とは言っており、ジュフリーさんのケースでは まだ16歳という年齢でホテルで働いていたわけですから、それも倫理的にはアウトではないでしょうか。

 

そして、どちらの女性も英王室「ヨーク公」のアンドリュー王子の性接待をさせられた と証言しているわけです。

 

 

 

特にアンドリュー王子については悪質で、彼は和解金も支払っている ということは 彼女たちからの訴えを暗に認めた ということです。

 

元々英国の王室に良いイメージなどひとつも無かった私ですが、エプスタインの少女買春ネットワークの中心にエリザベス女王(2世)の次男がいた というのは ますます英王室のイメージダウンにつながる事件でした。