トランプ元大統領の暗殺未遂事件について、日々色々な情報が公開されるにつれて、
本来トランプ氏を自らの身を挺してでも全力で守らなければならないシークレット・サービスの、あまりにもずさんな対応が明らかになってきました。
そのシークレット・サービスのトップにいる長官は女性でキンバリー・チートル長官という↓の写真の方です。FOXニュースに出演してとんでもないことを言われていたので、ご紹介します。
上のFOXニュースのテロップは「群衆は銃の男に狙撃の1分26秒前に気づいた」というものになっています。
以下、あまりにも対応する時間が短すぎたので、狙撃が始まってしまった・・・と言い訳をするキンバリー・チートル長官の言葉の和訳↓
「狙撃手は疑惑を持った可能性のある人物だと特定され、実際に対狙撃部隊が対応を始めて、個人を探している時に、残念なことに、事態が急展開してしまった。
その人物は最終的に屋上にいて、前大統領に向かって発砲することができた。」
群衆からの通報が1分26秒前だったので間に合わなかった というこの言い訳は 容疑者がライフルを持って屋根の上にいるのを目撃された方数人が警察やシークレットサービスに通報した という証言とは異なります。例えば下の方は容疑者の男の居場所を指さして警察に説明するだけでも2,3分を要した と言っています。
↓(男性の証言の一部の和訳)
「演説が始まってから5~7分後、私たちは私たちの横のビルの屋根に男がうろついているのを見た。私たちから50フィート(約15.2m)離れていた。私たちは屋根をうろついている男を指さした。彼は銃を持っていたからね。彼はライフルを持っていた。ライフルを持っていたのがたしかに、はっきり見えた。
私たちは彼を指さして、そこらへんのグラウンドを動いていた警察に言ったんだ。「おい、男が屋根にいてライフルを持っているぞ。」そしたら、警察は「はあ?」という感じで彼らは何が起ころうとしているのか全く知らない状況だった。
「たった今、屋根の上に男がいる。見えるだろう。彼はうろついている。なぜトランプはまだしゃべっているんだ?なぜ彼ら(警察)は彼(トランプ)をステージから降ろさないんだ?」と。私は彼を2~3分指さして、シークレットサービスは私たちを見てただそこに立っていた。」
そして、容疑者が屋上付近にいたのは 数分ではなく、30分近くだと報道しているニュースもあります。
(ロイター通信)
↓(日本語に変換したもの)
ですから、シークレットサービスの長官が言っていることは明らかな嘘だということになります。
下は容疑者に向けて銃を発射する準備を整えている2人の警察官。
いつでも銃を発射できる体制でいたにもかかわらず、容疑者が5,6発先に発砲するまで銃撃をするな、という命令が下っていた という話を この時に狙撃を準備していた警察官の一人が言った という話がネットで拡散されましたが、それは 後に「成りすまし」によるイタズラだと判明しています。
しかし警察官の狙撃が遅れて、5,6発容疑者に先に撃たせたのは事実ですから、これに対する説明責任はあるはずです。
そして下の写真は屋根の上で腹ばいになって銃を構える容疑者。
そして、なんと、容疑者が上っていた建物の内部には シークレットサービスの連中も控えていました。
容疑者が同じ建物をはしごで上り、屋根の上を動き回ったにもかかわらず、それに気づかなかった と下のニュースでシークレット・サービスは言い訳しています。(ビデオのタイトル:新たなビデオはトランプの狙撃手が選挙運動の時に屋根をよじ登っているのを示す)
そして、上のビデオの中で、最も驚くべき証言があります。
なんと、屋根の上で、一瞬、警察官と容疑者が対峙していたのです。
そして、容疑者にライフルを向けられて、警察官はびびって後ずさりして屋根から降りた とのことです。
それについての、キンバリー・チートル長官の言い訳がこちら↓です。
↓(日本語に変換したもの)
なんとなんと、容疑者と対峙した警察官が逃げた理由は「屋根のスロープの角度がきつかったから」と、とんでもない言い訳をしているのです。
容疑者が乗っていた屋根のスロープはどのくらいきつかったのか、下の写真にありますが、全くきついスロープではないことが分かります。
↓(日本語に変換したもの)
まるでギャグのようです。
下は対狙撃犯の警察官ふたりが狙撃の準備をしていたところの別の建物の屋根の傾きです。
上の警察官ふたりが狙撃の準備をしているほうの屋根のほうが 容疑者がいる建物の屋根よりも 傾きが大きく見えます。
そして、民主党御用達メディアのCNNやその他の大手メディアが このトランプ暗殺未遂事件の裏にはイランがいる と言い始めました。
↓(日本語に変換したもの)
本当の”犯人”を隠したい為なのか、「イランによるトランプ元大統領暗殺計画の情報がある」というプロパガンダを流し始めたのです。
そしてネオコンのビクトリア・ヌーランドもこの事件のわずか数時間前、TVで意味深なことを語っていたようです。↓
Victoria Nuland previously: "I don't think that Donald Trump is gonna be President so if that's what Putin is betting on, he's gonna get an unhappy surprise..."
— Ignorance, the root and stem of all evil (@ivan_8848) July 14, 2024
That unhappy surprise wouldn't be an assassination, would it Nuland? pic.twitter.com/vU0K1nc93U
↓
ビクトリア・ヌーランドは前もって「ドナルド・トランプが大統領になるとは思わない。だからもしプーチンがそれに賭けているのなら、彼は不幸な驚きを受けることになるだろう...」と語っていた。 その不幸な驚きは暗殺ではないだろう、ヌーランド?
ヌーランド氏は surprise という言葉を使うのがお好きなようで、以前 ウクライナのキエフで演説した際には 「プーチンは今年戦場で汚いサプライズ(nasty surprises)に直面することになるだろう。」と言っていて、そのちょうど1か月後にモスクワのクロッカス市庁舎ホールでの大規模テロ事件が発生しています。
そして今度は 不幸なサプライズ(unhappy surprise)と言っているのです。
このヌーランドが登場するたびに、私はとても不吉な予感がします。
そして、元CIAのラリー・ジョンソン氏の話では、この銃撃が起こった日、7/13のトランプ氏のキャンペーンでは いつものメンバーでは無い、初めてトランプ氏の警備を担当するチームがシークレットサービスになっていたとの事です。メンバーがその日だけ交代した理由は「彼らが非常に疲れていたから、休養の為に別のシークレットサービスチームに変わった」 との事。(下のビデオでラリー・ジョンソン氏がそう発言されています)
このシークレットサービスの交代も 単なる「偶然」かもしれませんが、この暗殺未遂事件は色々と偶然が重なり過ぎているので、疑いたくもなるでしょう。
もちろん、今は警備は強化したはずですが、トランプ氏の命を狙っている人がかなりいるのは明らかで、タッカー・カールソン氏も予言していたくらいですから、セキュリティには細心の注意を払う必要があります。
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