もうウクライナでの戦線の状況が 明らかに「負け」が見えてきて 焦りまくっている西側の新聞、イギリスのタブロイド紙であるデイリー・エクスプレスが本年6/8、驚くべきニュースを報じていますので、ご紹介します。

 

「ウクライナが戦争に負けると、ロシア国内で学校等の民間人を狙ったテロが頻発するだろう」というものです。

 

ウクライナ軍や諜報機関がそうするだろう という「予測」というより、イギリスの政治を牛耳っているエリート層の”願望”を記事にしたのでしょうけど、「非対称戦の推進」と言って、暗にロシア国内へのテロ攻撃も示唆していた元米国務省のビクトリア・ヌーランドについても同様ですが、道徳観の欠如した狂った連中が米英のエリート層にいて政治を牛耳っている ということだと思います。

 

では、早速記事をご紹介します。

 

 

 ↓(日本語に変換したもの)

 

 

 

Ukraine could launch 'terror campaign bombing schools' if Russia wins war

 

(和訳開始)

 

もしロシアが戦争に勝つなら、ウクライナは学校を爆破するテロ作戦を行う可能性がある

独占:ある専門家は、ウクライナの計画はロシア国内で「急速に権力を失う」可能性があるため、ウラジミール・プーチン大統領にとって「通常戦争よりも恐ろしい」と主張している

 

ウクライナはロシアのベルゴロドで多数の攻撃を開始した。(画像:ゲッティ)


2024年6月8日(土)12:11 | 更新日時: 2024年6月8日(土)12:19

ウクライナはロシアのベルゴロドで多数の攻撃を開始した。

ウクライナはロシアの学校やその他の民間インフラを標的とする「テロ活動」を計画していると、専門家がデイリー・エクスプレス紙に主張した。


ロシアは戦争において一貫してウクライナの都市、エネルギー施設、住宅地を標的にしてきた。

一方、ウクライナの攻撃は国境に近いロシア領土に限られている。国境からわずか25マイルのベルゴロド市は、昨年最も多くのウクライナ軍の攻撃を受けた。

しかし、防衛・安全保障アナリストのニコラス・ドラモンド氏はデイリー・エクスプレス紙に対し、ウクライナはもっと被害の大きい攻撃を計画していると語った。

ゼレンスキー大統領、米国の兵器でロシア領土への攻撃を強化か

ゼレンスキー氏は米国の兵器を使ってロシア領土への攻撃を強化する可能性がある。
ドラモンド氏は「ロシアの奥深くへの攻撃は大きなエスカレーションとなるため、いかなる攻撃も国境地域に限定されるだろうと思う」と述べた。

ウクライナはロシアでテロ活動を行いたがるだろう...もしロシアがウクライナで勝利するか、何らかの勝利を収めれば、ウクライナはロシア国内で”テロリスト鎮圧作戦”を行うだろうと思う。それは前線で我々が目にしてきたものよりはるかに壊滅的なものとなるだろう。

「本当に不快なことになるだろう。」

テロ活動には学校爆破、インフラ爆破が含まれるだろう。ゼレンスキー大統領に何らかの和平協定が課されれば、それは本格的に始まるだろう。」

「彼らは間違いなく今、こうした攻撃を計画している。疑いの余地はない。これはプーチンにとって、通常の戦争よりも恐ろしいことだと思う。なぜなら、もしウクライナ人がロシアでこのテロ作戦を開始すれば、人々は『ロシアはそれを止めるために十分な努力をしていない』と言うだろうから、プーチンはすぐに権力を失うだろう。」


米国がキエフ軍に米国製兵器によるロシア領土攻撃を許可したことで、ウクライナのロシアに対する反撃能力は強化された。

金曜日、ウクライナはまさにそれを始めた。
ウクライナの参謀本部は、「ウクライナ国防軍は、一時占領されたクリミア半島の部隊の安全確保のために敵が積極的に使用していたATACMS(米陸軍戦術)ミサイルでケルチのフェリー乗り場を攻撃した」と発表した。

ケルチフェリーはクリミア半島とロシアのクラスノダール地方を隔てています。

ウクライナは「鉄道と自動車を輸送するフェリー2隻に重大な損害を与えた」と主張した。

(和訳終了)

 

タブロイド紙とはいえ、新聞の名のもとに1900年から日刊でメディア活動をしているマスメディアが このような頭のおかしい記事を出して 事実上、ロシアを脅しているのです。

 

さすがに、米国と共に あの暴力的なマイダン・クーデターを先導して2022年4月上旬には 当時の英国首相ボリス・ジョンソンをキエフに送って、戦争を終結させようと交渉していたウクライナを脅して さらにほぼ同じ民族同士での殺し合いを続けさせた鬼畜のようなふるまいを行った国のメディアだけのことはありますね。

 

その交渉決裂の理由づけにされた いわゆる「ブチャの虐殺」も英BBCが真っ先に大々的に報道した捏造事件でした。(実際は路上で死んでいた民間人は ウクライナの治安部隊が殺した人たち、もしくはウクライナ軍が使用した釘のようなものが広範囲に散乱するフレシェット弾に当たって死んだ人たちでした。 詳しくは下の過去記事をご覧ください)

 

 

そして、米英の鬼畜のような戦争犯罪は アフガニスタンやイラクやシリア、リビアなどには留まりません。

 

自らの国のメディアでも「ナチス」だと認めていたウクライナのアゾフ連隊(アゾフ大隊)に兵器を供与する という決定をさらりと先日発表したのですが、これは 今さら発表しなくても 今までも アゾフにはたくさんの兵器が供与されて西側各国で訓練も受けて、彼らはウクライナ軍の中では装備の整ってよく訓練された「エリート」と称されています。

 

ですから今さら「兵器を供与する」と発表しても 何も変わるものではありませんが、シリアでの戦争と同じように、テロリストに兵器を供与して彼らがドンバスの民間人も殺しているわけですから、あらためて米英の戦争犯罪を確認するために、記事をご紹介します。

 

ニュース記事はレバノンのメディア、アルマヤディーンで報じられているものです。

 

US greenlights weapon transfer to Ukraine's neo-Nazi Azov battalion

 

(和訳開始)

 

米国、ウクライナのネオナチ、アゾフ大隊に兵器移送を許可

国務省は、アゾフによる人権侵害の「証拠は見つからなかった」と主張している。ワシントンポスト紙は、ウクライナ当局はロビー活動の中で禁輸解除を「最優先事項」とみなしていたと付け加えている
 


米国国務省は、これまで 「憎悪の思想」とのつながりを理由に武器の移送を制限していたが、 現在ではウクライナのネオナチ組織アゾフ旅団への米国の武器の引き渡しを許可している。

国務省はワシントン ポスト紙に対し、「徹底的な調査の結果、ウクライナの第12特殊部隊アゾフ旅団は、米国務省が実施したリーヒー審査を通過した」と述べた。これは、人権侵害に関与した部隊への軍事援助を阻止する法律に言及している。

国務省は、アゾフによる人権侵害の「証拠は見つからなかった」と主張し、ワシントンポスト紙は、ウクライナ当局はロビー活動の中で禁輸解除を「最優先事項」とみなしていたと付け加えた。

ワシントンポスト紙は昨年4月、米国務省報道官の発言を引用し、米国がネオナチのアゾフ大隊への武器や援助の提供を禁止したが、同組織の現状維持により実質的な効果はなかったと報じた。国務省報道官によると、アゾフ大隊は現在「別の部隊」となっている。

ロシアの最高裁判所は2022年8月にウクライナのアゾフ大隊をテロ組織に指定した。


暗いルーツ
この大隊のシンボルは、黄色の背景に黒いスワスティカを描いたネオナチのヴォルフスアンゲルである。 

「セム人が率いる劣等民族に対する最後の戦いで世界の白人種を率いる」と誓ったアンドリー・ビレツキーによって創設されたこのグループは、米国が支援するウクライナ軍と協力するネオナチの集団である。 

2022年2月のウクライナ戦争まで、アゾフは西側メディアや人権団体から非難され、ナチズムのレッテルを貼られてきた。アゾフはウクライナ軍によるマリウポリ防衛となり、西側メディアは突如としてアゾフを「誤解された自由の闘士」として再ブランド化し、クレムリンをその対極として利用しようと考えた。

国際ユダヤ人NGOの名誉毀損防止連盟(ADL)は、ナチス風のタトゥーを入れているアゾフ大隊の退役軍人を国防総省が表彰​​したことを非難することを拒否した。

(注:つまり、国際ユダヤ人名誉毀損防止連盟(ADL)はアゾフを非難することを拒否し、アゾフはネオナチではない と見ている ということです。)

ADLが調査報道ジャーナリストのウェブサイト「グレイゾーン」に送った11月9日付の電子メールでは、同団体はアゾフを「かつてのような極右グループ」とは見なしていないと強調した。

 

(和訳終了)

 

 

アゾフはどう見てもネオナチ、というより明らかなナチスですが・・・。

 

 

2014年のウクライナでのマイダン・クーデターの首謀者のひとりで、その後ビクトリア・ヌーランドからのご指名を受けて暫定首相になったアルセニー・ヤツェニュク氏まで、「現政権はナチス」だと認めています。(詳しくは下の記事でご紹介しています。)

 

 

 

元々、ゼレンスキーが大人気になるきっかけの教師が大統領になるというストーリーのドラマを放映したのは ウクライナのユダヤ系オリガルヒのひとり、イゴール・コロモイスキー氏所有のTV局なのですが、そのゼレンスキーのパトロンのユダヤ人オリガルヒも 極右ネオナチ武装勢力の創設者や資金提供者でした。

 

(上の写真:ゼレンスキーのパトロンだったオリガルヒ、コロモイスキー氏)

 

 

以下は コロモイスキー氏の英語版のWikipediaページより抜粋 ↓

Kolomoisky is also believed to have spent $10 million to create the Dnipro Battalion, and to have provided funds for the AidarAzov,and Donbas volunteer battalions.

コロモイスキー氏はまた、「ドニプロ大隊」を作るのに1000万ドルを拠出し、アイダール大隊、アゾフ大隊、ドンバスのボランティア大隊に資金を拠出したと見られている。

 

下の記事ではアゾフのメンバーがイスラエルを訪問した記事をご紹介しています。

 

 

ナチスによるホロコースト自体は「公称600万人」という犠牲者の人数に賛否はあっても虐殺が起こったこと自体は事実です。

しかし今のユダヤ系ロビー団体やイスラエルはその「ナチス」を 反戦の為ではなく、政治的に自分たちの立場を強くし、他を支配する為のツールに使っています。

 

ですから、ユダヤ人が現代のナチスや極右ファシストを応援する という不思議なことが起こっているのです。