先日、アメリカでシリコンバレー銀行が破綻。この銀行はIT系企業のスタートアップ時に融資をするのを主な業務にしていたようです。そしてシリコンバレー銀行に続いて、暗号資産(仮想通貨)取引で有名なシグネチャー銀行というところも破綻しました。アメリカではリーマンショック以降では最大規模の金融危機となっているのではないか という懸念があります。
そしてアマゾンの倉庫従業員の大量解雇等、昨年のクリスマス前位から、米国や欧州で危険な景気後退の兆候が見られています。
本日はその欧米での景気後退について警鐘を鳴らしているビデオをご紹介したいと思います。
23分ほどと少し長いビデオなので、あまり重要でないビデオ後半の雑談の部分は端折って和訳をご紹介します。
元のビデオは↓です。
ビデオのタイトルは「今の景気に何か重大なことが起きている。そしてそれは恐ろしいものになってきている」です。
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それでは、トップニュースをお届けします。というのは、景気の悪い兆しがある。私たちには、経済破綻に向かう4つの大きなトラブルの兆候があります。そのすべてを紹介する予定です。
最初に大きな指標で来たるべき景気後退前、過去数ヶ月にわたって私達は番組の中でこれに注目していました。夏の終わりに、私達はこの懸念について警鐘を鳴らし始めました。大量解雇です。それがクリスマス休暇の後にくるかもしれないと。
私達はこれを警告していました。なぜなら、クリスマスに向けての採用は、以前よりずっとずっと低くなりました。
そして、もちろんAmazonでの万単位での大量解雇、シリコンバレーでの数千人の解雇。一体何が起こっているのでしょうか。
私たちは正しかったということが分かったが、ハッピーなことではありません。色々なセクターの様々な企業が多くの人と人を解雇することで、は、より多くの仕事を失うことになる。
本日発表された新しいデータでは、今日も解雇が行われている。チャレンジャーのジョブズ・レポートから非常に気になることがあるので、見てみてください。ローリードライバーや、Uberドライバー、トラックドライバー、タクシードライバーの方で私たちの番組を聴いて、私が説明することで運転中のあなたは事故に遭わないようにしてください。
(上のグラフ、チャレンジャーが発表したジョブカットの指標と株価。左の矢印がリーマンショックの時で右の矢印が昨年末時点)
画面左側にあるチャレンジャー雇用統計は2008年のものです。そして左の矢印は リーマン・ブラザーズの破綻とサブプライム住宅ローンのメルトダウン前に突然、加速して雇用が失われたことを示しています。彼らが先に何かが起こることを予感していましたし株価の暴落前に解雇は始まっていました。
では、画面右側を見てください。(解雇は)リーマン・ブラザーズの崩壊時に見られた時よりも加速度的に動いています。
再び言うと、画面の右側のほうが より多く、より早く、より速く仕事が失われています。ここで何かが起こっています。
クリスマスの盛り上がりがあるにも関わらず、チャレンジャーの指標は 172パーセント解雇が増えたと2022年第4四半期に発表しました。
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Challenger,Gray and Christmasの最新のリポートによれば、米国にある企業のうち、2021年四半期での57,000件のジョブカットと比較し、2022年の四半期に154,000件以上に相当する解雇の告知が172%へと上がった。
というのは驚くべきことで、これらの雇用の損失は米国だけでなく、世界中で起こっています。
今日、私たちはデータを全体から見てみました。国際的な企業も多く、この解雇の状態がどのようなものであったか見ごたえがある。何千人もの人を解雇しています。一例を挙げればきりがありません。複数のセクターから集めてみたいと思います。
これは、ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、エネルギーコストが高くなった1年の後、(ドイツの)BASFが2600人の雇用を削減した話です。彼らは化学物質製造メーカーです。
(上の写真、ドイツの化学メーカー、BASFがエネルギーコストが高くなった1年の後、2,600名を解雇した というニュース)
ドイツで化学物質製造メーカーがエネルギーコストの上昇で数千人を解雇したというのは 誰の失敗ですか? たぶんドイツでしょうし、バイデン政権が爆破したノルドストリーム・パイプラインの件でBASFが(バイデン政権に)意見を送ってくれるかもしれません。というのも、今、人員整理をしなければならなくなったからです。私達には割安なエネルギーがありましたので、それがあれば(解雇する)必要がなかったかもしれません。
イギリスには手頃な価格のエネルギーがありました。ブリティッシュ・スチールも同じ船に乗っているので、見てみてください。
ブリティッシュ・スチール、数百人解雇を発表。
(上の写真:英国の鉄鋼メーカー、ブリティッシュ・スチールがスカンソープの工場で260人の解雇を発表)
エネルギー価格の高騰に対応するため、雇用が失われ、解雇されることになりました。鋼材を生産するために、過剰なコストをかけられないというのが理由の一つです。ドイツで戦車を作るためのその材料と過程ではコストが高くなります。
南アフリカでの雇用損失はガタガタになる可能性があります。昔はよく工事をしているのを見かけましたが、岬の西側で建設工事が干上がっています。だから、南アフリカのプラチナや他の鉱業セクターが叩かれる可能性がある。
そして、それに負けじとスコットランドでも ゴミ収集作業員の解雇を報じるグラスゴー・タイムズの記事です。
(上の写真、スコットランドで瓶の収集を月1回のみにすることと子供の遊び場の閉鎖を計画 という記事)
政府はゴミ収集に高い料金を課しているにも関わらず、ゴミ回収作業員の解雇を発表しました。分かりやすい話です。
高い税金を払うことは私達はしたくないことです。1ヶ月間たまるゴミの山、あなたの家計で想像できますか? 本当にひどいことです。だからゴミを外に出すともちろん、罰金刑に処されることもあります。そして動物があちこちに出没する。
そして公園も閉鎖するそうです。スコットランドで子供たちが遊びに行く公園が閉鎖されるのは、記憶に新しいところです。ロックダウンされた時に、そのすべり台の外に黄色いテープがありました。スコットランドが公園を閉鎖するのは公園をきれいにするために来てくれるゴミ収集作業員に給料を払えないからです。
あなたは覚えていますか?ゴミが山盛りのアメリカの国立公園の写真を。ゴミがそこかしこにあります。私はそれを思い出しました。ニュージャージーは、私たちが住んでいた場所の一つです。米国で最も税金が高い州であり、私たちは月2回しかリサイクルできないので、もし私達がリサイクルしたければ、自分たちでなんとかすることになります。
特に高い税金を払っているのにサービスを受けられないのは迷惑な話です。ニュージャージーはこの国で最もクレイジーな高い税金の地区です。私たちは特にエセックスにいましたが、全国で5番目に税金のかかる県だそうです。
というのも、この県が最も美しい県であるというわけでもない。犯罪が多い。とにかくだからといって、アメリカだけでなく、欧米など、ロシアに対して非常識な制裁を押し付けた国々は同じ船、同じ沈みゆく船に乗っています。
これはスペインとフランスで発表された新しいインフレの数字です。見てください。
(上のグラフ:白いラインがフランス、青いラインがスペインのインフレ率)
インフレ率がフランスとスペインで再び上昇しています。1つは解雇が原因で、2つ目は、もしかしたら最大の特徴であり、可能性です。経済に打撃を与える大きな問題があることを最も明確に示すことができた。
2008年の出来事で、あなたはすぐに住宅市場を思い浮かべることでしょう。これらの家屋は、すべて、その人が住んでいた家です。無職の人たちが家に抵当権を付けていました。また同じようなことが起きると思います。2008年の繰り返しです。しかし、そうではありません。今回は 自動車と自動車ローンです。またしても大手主流メディアがこの話を無視しています。彼らはデータを見るのに怠惰だからです。で、どうなっているかというと、いくつかの主要な指標をご紹介します。
第一に、それらは耐久消費財です。このような経済的な用語は、ちょっと頭が混乱しそうですが、耐久消費財とは明確な価値のある具体的なもののことです。3年間は置いておくことができるものです。電子機器や車の購入など、消費者がこれらを購入することでハッピーになるものです。耐久消費財は あなたがそれらを買うことができるかどうかで、経済の健全性を示すものですね。
お店に行き、品物を買う。プレゼントとして誕生日に贈る等、それができるのであれば、経済は健全な状態です。あなたがそれらを買うことができないなら、それは悪いことです。もちろん、企業が需要がないということで、それらの生産をやめてしまえば、解雇される。それが起こってます。人々が仕事を失い、経済は崩壊する・・・それこそが今、私達が見始めていることです。
今、各社は 耐久消費財の需要は枯渇していることに気づき始めました。昨日、新しいデータが出たばかりです。1月分耐久消費財の急激な落ち込みを示すデータです。売上高5%減。パンデミックが始まって以来、最大の暴落です。今はパンデミックもないのに。誰もショッピングモールが閉まっていることを教えてくれない。何も買うことができません。
(上の写真:大規模ショッピングモールのガラガラの駐車場)
パンデミック(世界的大流行)はステイホームで人々を怒らせましたが、今はパンデミックがないので、好きなだけ買い物をすることができます。しかし、余裕がなくてできないのです。ここで何が起こっているかというと、このグラフを見てください。
(上のグラフ:パンデミックで大幅に落ち込んだ耐久消費財の注文(赤いバー)がクリスマス需要で少し跳ね上がり(緑のバー)、また落ち込んでいる様子を示している)
小さなクリスマスのコブを見てから、その後は下降しているだけ。耐久消費財が5%減りました。人々はたくさんは買わなくなりました。なぜ?分かりませんが、人々が かつてはあった消費するだけの余裕のある収入が今はないのでは と私は思います。
人々が余分なお金を持っていない。皆さんは消耗品をたくさんお持ちですか?と、興味があるので今日のチャットで聞いてみたいです。いいえ、違います。消費者による借金はいつも高いです。彼らは(十分なお金を)持っていないことが明らかです。よりクレジットカードローンが増えていきます。後ほど紹介しますが、聴いてください。バイデン政権の副大統領のカマラ・ハリスは言っています。「エネルギーコストを下げ、より多くのお金をあなたのポケットに入れ、外食に行ったり、バケーションに行けます。」と。
(上の写真:演説するカマラ・ハリス副大統領)
(以下、ハリス氏の演説)
ジョー・バイデンと私は毎日、私達のパートナーである前リーダーの、いや、現リーダーのホイヤー議員との協力を話し合っています。あなたが勤労者家族の代表だから、私達の国の人々のコストを下げることができるのです。私達は暖房費と電気代を減らしました。そうすれば、人々の懐が潤います。学用品などの購入や食器洗い機を交換したり、家族で休暇を取ることができます。
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何が起こったのか、皆が知っている。そんなわけはない。今チャットルームにいる人々によれば、ランブルでも、ここYoutubeでも、今すぐ支出に使える収入を持ってないと。アメリカ人は今、(収入が)底をついてどんどん借金を重ねていくことで、今、生きていることができる。基本料金の支払いをクレジットカードでするだけで、外食もしない、何もしない。ただ、カードの支払いをするだけです。米国のクレジットカードの負債が18.5パーセント急増し、クレジットカードで過去最高の9,300億円の負債を記録しました。
(上の写真:アメリカでのクレジットカードでの借金が18.5%上昇し、9306億ドルの記録に達したことを伝えるニュース)
負債を抱え、それを喜ぶのは誰なのか。クレジットカード会社のアメリカン・エキスプレスは四半期で膨張しました。
というのは、驚くべき結果が発表されたからです。彼らはそれが好きなんだ、彼らは大きな利益を得ていると認めているのです。
が、そして......何が面白いかというと、アメリカン・エキスプレスは人々が借金の影で生活が回らなくなっていると認め始めています。期日までに支払いができていない。これはアメリカン・エキスプレスやディスカバー・カード、その他で起きていることです。ということで、今回はそのデータをご紹介します。アメリカン・エキスプレスによれば、これを見てください。
(上のグラフ、クレジットカードの不良債権処理件数)
Covid-19が襲ったので政府が景気刺激策を取りました。そしてロックダウンをして支出可能な収入を持っている人たちを 映画を見に出かけたり、子供のバレエ・レッスンに通わせる等のことをさせなかった。アメリカン・エキスプレスのグラフによれば、突然パンデミックを凌駕するほどのブームが到来して、跳ね上がりました。ディスカバーカードも発表しました。この数日で、彼らの不良債権処理率が今年(2022年時点)は去年(2021年)の2倍になっています。払えない借金が2倍になっているということは 借金を払えなくなっている人々から このような信じられない不履行を帳消しにしなければならなくなる ということです。
それはこれらの人々のクレジットカードの評価点数を下げることになります。アナリストによれば、クレジットカードの審査が証明しているのでそれに従うと、スコアは低めの場合はディスカバーカードを手に入れることができます。「あなたはアメックスカードは手に入れることができないかもしれませんが、似たようなものを手に入れることができる。」
これはアメリカ人の底辺・中流階級は すでに景気後退の中にいる ということを意味します。これがおそらく最大のサインであり、あなたに注目してほしいことなのですが、再び大手主流メディアは無視を決め込んでいます。
本当に困ったことに、私たちは大きな景気後退に向かっているところです。大不況は車のローンにあり、何年も前のことを思い出しました。このことは 以前ロン・ポール氏(元下院議員)が何年か前に公然と語っていました。保険市場だけでなく、自動車ローン、住宅市場のトラブルは 人々が仕事もないと家を手に入れることができないと分かりきっていることです。このような状況下において、自動車ローンについて警鐘を鳴らしていました。基本的に何もなくても車のローンを借りることができます。問題は自動車ローンですが、アメリカ人には余裕がなく、支払いをするためにはローンを借ります。昨年、カーローンの不履行が加速し、差し押さえられた車の洪水が発生しました。
それによって、中古車の価格が急落し始めました。パンデミック時の車の需要と供給を思い出してください。どこもかしこも売り切れで車が買えませんでした。それで中古車の価格が(パンデミック時は)高騰していました。通常古くなると中古車の価格は落ちますが、そのときはそんなに価格も落ちていませんでした。
Zero Hedgeによると、2つの大きな問題がある。最新の消費者信用情報を提供しているFEDが明らかにしたところによれば、劇的な急成長で新たなローン額が倍以上増加しました。これは問題です。1四半期で2000ドル以上で、過去最高を記録しました。38,000ドル以上です。4万ドルは自動車ローンの新記録です。平均1回の融資で40,000ドル以上借りている。2000ドル以上の上昇です。アメリカ人は基本的に借金を作ります。中古車を買うために8,000~12,000ドルがかかる。そしてその借金が中古車を買うために、今2倍になっています。そしてインフレーションが打撃を与え、彼らは今、支払いができなくなっています。ということで、ここで言うことを本当に躊躇したいのですが、サブプライム抵当権ローンで見たのと同じようなものを私達は見ています。公共の交通手段を使えない多くの人々にとって、仕事に行くためには 明らかに車を必要とするのです。彼らは一番安い車を見つけようとしています。価格も高騰しているため、一番安い車を探して購入する必要がありました。彼らは7,000ドル以上を支出しなければならない。彼らは生活していくのがやっとの状態であり、景気後退とインフレになり、そして今、あらゆるものの値段が上がっています。エネルギー代が上がる 食料品が上がる。そして車のローンを返すことができなくなりました。カーローンの金利が上がっています。ローンの金利が上がると、これらすべてのローンが上がります。全てのことが同時にやってきたことを今、アメリカ人が見ている。今アメリカ人が車のローンの支払いに延滞しているのを私達は見ています。ブルームバーグによれば、2009年よりも高い割合です。これを見てください。
(上の写真:アメリカ人が車の支払いに延滞する率が(リーマンショック時の)2009年よりも高くなっている という記事)
NBC Newsによると、車の差し押さえがパンデミック前のレベルまで増加しています。見てください。車の差し押さえの上昇が経済への警告のサインになっている という記事です。
(上の写真:車の差し押さえの上昇が経済への警告レベルである という記事)
警告のサインというよりももし、誰かが あなたの家にレッカー車で現れれば、それは警告のサインだからです。多くの人にとってそれは仕方がないのです。どのようにして働きに行けばよいのでしょうか。私は数え切れないほどの物語を読んでいます。怖い物語です。人々が起きると、車が取られていることに気がつく。分かりますか?ちょうど1ヶ月支払いが遅れたけれども、ほとんど支払いは済ませていたのに、彼らは来てそれを取ったと。
フィッチ・レーティングの最新レポートでは、支払いできない自動車ローンの多くは、パッケージ化され、売却された。ウォール街なので、聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、勿論、これは多くの場合サブプライム・モーゲージローン時代の出来事です。これらの束ねられた自動車ローンはパッケージ化され、販売されます。彼らは過去の教訓を学んでいません。私たちは、住宅で火傷をしました。そして今、これらのプリパッケージされたサブプライムローンが束になり、人々が騙される。
正確な数字はわからないが......それは、ある女性のことだ。1998年式の車のローンを組みました。
フォード・タウラスを購入し、ローンは 298ドル/月で84ヶ月の支払い。1998年、フォード・タウラスのベーシックなモデルに対して84ヶ月(7年)支払いです。だから今の話は、支払いが一ヶ月遅れになったのであなたの車がすぐに差し押さえられるという話ではありません。この女性は、特定の状況を持っていたが、彼女は、文字どおり、それを支払おうとしていたところでした。
彼女は別の請求書も持っていたので、1ヶ月で払うという感じでした。彼女の車は差し押さえされ、彼女は文字通り、次の月には(差し押さえによって)支払いも完了しそうです。走行距離が多いと車の価値が下がるのと同じように、住宅も上がったり下がります。あなたはローンに紐付いた資産を持っていますが、それは単独では価値が(ローンよりも)低いのです。
新しいサブプライムオートローンを見てみましょう。これを見てください。新たな車のローンと新車の価格指標の比較です。
車のローンが急上昇し、人々がさらなる借金をしていることが分かります。
(上のグラフ:黒い線がカーローンの物価指数で赤が新車価格の物価指数)
これは新たな60ヶ月のカーローンの全国平均金利のグラフです。(↓)
見てください。60ヶ月のカーローンの全国平均金利が急上昇しています。
色々なところから報告が来ています。目覚めたら、車が差し押さえられていたのです。
眠っている間に、ドアにつけたカメラで録画されていました。彼女は気づきませんでした。朝起きて、「私の車はどこ?盗まれたの?」と。違います。ただ、差し押さえの車が引っ張って持って行きました。
これらの車は10年以上前のものであるのに、数え切れないほど何千人もの人々が今、西側諸国では 中間層の底辺ではこのような状況になっています。サブプライム組やそれに近い消費者が インフレ、そして ロシアに馬鹿げた制裁を課し西側諸国への燃料や天然ガスを削減するという、人為的に起きた経済危機で大きな打撃を受けています。全てのことは人為的に起こされました。津波が起こしたわけではないのです。
これは......もう一つの陰謀論の可能性ですが、そのガソリンを使うのを控えさせるというのがもう一つの方法です。
ガソリンエンジン車の使用を控える。ガソリンエンジン車を差し押さえしてこれからは電気自動車を推進する。つまり、あなたが見ているのは 確かに政府は電気自動車を買うのに優遇措置を取っています。電気自動車を買わせるような政府のインセンティブがある。これは陰謀論ではないと私は思います。バイデン政権とEUはガス自動車を2035年までに廃止すると言っています。
それで、もしあなたが、もしこれらの車を買おうとしたら、コストが高くなる。厳しい融資政策をとっているのですね。
ディーラーに行き、ガソリンエンジン車を買うと言うと、「それは無理だ」と言われる。
ガソリンエンジン自動車は持っているが、断ることのできない取引をしてあげよう。この電気自動車を購入すると、税金のでリベートがあります。
そうですね。彼らは 家にいてほしいということです。このクルマは使わないでほしい。
政府の補助金で生活してほしい。そしてあなたをコントロールしようとする。そして、これは素晴らしい方法である。
サブプライムカーローンについて、私達は注意して見ていこうと思います。
ご視聴いただきありがとうございました。
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以上がビデオのおおよその内容になります。
アメリカ人は 何でもカードで借金をして買うので、日本人のような「お金がなければ買うのは控えよう」という意識があまりなく、クレジットカードの上限額いっぱいとか、ローンの上限まで借金してでも買う という感じなので、余計に ローンの返済遅れによる車の差し押さえが発生しているのでしょうけど、リーマンショックの時に「サブプライム住宅ローン」の破綻で懲りたかと思いきや、今度は「サブプライム・カーローン」なるものが登場してきて、車を買った人たちが返せなかった借金がパッケージ化され売られた ということのようです。アメリカではカーローンの金利が7%位のようですが、日本だと 調べてみたら、多くは今2.5~5%未満位でしょうか?
サブプライム住宅ローンの時は無職や年収の低い人に「家の価値は長く所有すると上がるから」と言ってどんどん貸して、返せなくなった人たちが多数出てきて、パッケージ化されて売られた金融商品を販売していた銀行が破綻しました。欧米の住宅の場合は 日本の住宅とは違って、たしかに古くなると価値が上がる物件も多数あります。
しかし車の場合はどうしょう。よほど台数の少ないビンテージカーとかいう場合を除けば、車は登録して少しでも走った直後から価値も急激に下がるので、このようなものを金融商品にすること自体がおかしいと思います。
サブプライムカーローンの金融商品 というからには その金融商品を買った人は儲かる可能性が高いと思って買うわけで、
買った直後から価値が急激に下がっていくだけの車のローンでどのようにして儲けるのか、分かりませんが、おそらく無職や低所得等の「ハイリスク」の人に より高い金利で貸し付け、金利で儲け、1ヶ月でも支払いが遅れると車も差し押さえて持っていくという仕組みなのでしょう。
サブプライム住宅ローンの破綻に懲りず、再び似たような金融商品を作ることについては さすがに金融大国であり、借金大国であるアメリカだな と ある意味、呆れてしまいます。