米国は第二次世界大戦の終了の少し前から 対ソ連の活動を行ってきました。

 

ドイツからは 1600人を超える医師、科学者、技師などが、戦中に行った犯罪行為の罪を問われることなくアメリカによって保護されたと言われています。

ペーパークリップ作戦

 

 

ペーパークリップ作戦で渡米したドイツ人科学者達。

 

ペーパークリップ作戦でドイツから渡米した科学者の中には 後に大陸間弾道ミサイルを開発したり、米ソ冷戦時代の宇宙開発競争でNASAの宇宙ロケットを開発する中心人物となったヴェルナー・フォン・ブラウンがいます。↓

 

 

また、科学者ではありませんが、ドイツで対ソ連の諜報活動を行っていたラインハルト・ゲーレンも戦後CIAにスカウトされて、対ソ諜報活動の為に「ゲーレン機関」を設立し、元ナチの諜報活動ネットワークをフル活用した対ソ連諜報戦を行いました。ソビエト連邦の一部だったウクライナにも活動拠点を作っていたようです。↓

 

 

第2次世界大戦中ナチスに協力し、ユダヤ人、ロマ人、ロシア人、ポーランド人の大量虐殺に関与したステファン・バンデーラがいたウクライナは過激民族主義に傾倒しやすい人々がいるというところを利用され、対ソ連の破壊活動を行う最前線としての役割を果たしてきました。

バンデーラは今ではウクライナ国民の中で英雄視されており、銅像↓も建っています。

 

 

 

CIAについて「アメリカ資本家階級に仕える犯罪シンジケート」だと語った作家のダグラス・バレンタイン氏の10分程度の短いインタビュー動画を私のYoutube チャンネルで公開していますので、ぜひご覧ください。