私事ではありますが、今回からブログのタイトルを「大手メディアからの洗脳に騙されない為のブログ」に変えました。
また、ニックネームもsherryl-824ではなく、シェリルへ変えました。
ウクライナ問題では オリバー・ストーン監督が製作した"Ukraine on fire" や "Revealing Ukraine" の2本の優れたドキュメンタリー映画があり、この2本は私も見て衝撃を受けましたが、そのオリバー・ストーン監督が 現在 西側世界で起こっているロシア人に対する差別行為やロシア人、ロシア系民族への憎悪が メディアによって作り出されていること、そしてアメリカがロシアを挑発する為に 小型核兵器を使う可能性があることに twitterで警告を発しています。
読むととても恐ろしい内容ですが、今後 状況によっては考えられるかと思いますので、和訳してご紹介したいと思います。
私は2014年から 教師として導くロバート・パリー とともに我が国のメディアでウクライナの状況を追ってきた。私はオデッサでの焼き討ち、ジャーナリスト、市長、政治家、市民の法的権利のない迫害と殺人を追ってきた。ゼレンスキー政権より高い得票を持っていた主要野党の追放を追ってきた。
私は、ロシア系ウクライナ人へのマイノリティに対する憎悪の念にショックを受けている。
それは米国が共謀した2014年のクーデターから発展し、ウクライナの中立性を剥奪し、反ロシアを声高に主張するようにし、8年間で約14000人の無実の人々が殺されたが、そのどれもが深刻に受け止めらなかったという長く悲しい物語だ。
この数週間、ビクトリア・ヌーランドがまたしても突如として現れ、ロシアと我々に、もしロシアが何らかの核兵器を使ったら地獄が待っている と警告したのを、私は恐怖とともに見つめてきた。
このことは、その後数日間、多くの政権関係者やテレビ局によって取り上げられ、同じ考え、すなわちロシアが核武装するという考えが増幅された。
プーチンが 我が国ほど攻撃的ではないロシアの核政策について再び言及したのでこのようなことが起こった。なぜ、このようなことが繰り返されるのだろうか。
まず、戦争犯罪の告発があったが、厳しく精細な調査と証拠が先に必要だ。
結果として、私は、米国は、原因不明の低いレベルの核爆発のための舞台を用意しているのではないか、と考えている。
ドンバス地域のどこかで原因不明の核爆発が起こり、何千人ものウクライナ人が殺されるのではないか?
もちろん、もしそうなったら、神の禁じ手で世界中の目がパブロフの犬のように、ロシアを非難するように仕向けられるだろう。
その罪は、誰が発射したかにかかわらず、すでに事前に設定されているのだ。
この核の使い方は、西側陣営ではない残りの50%の世界世論に確実に影響を与えるだろう。
ロシアはサタン、ベルゼブブ(キリスト教における悪魔の一人)になるであろう。
心に留めておいてほしい。特に、この戦争のように動きが速い状況では、核兵器がどこから発射されたかを知ることは難しい。
ロシアはどんなにばかげたことでも非難される可能性がある。
真実を知るにはおそらく数日かかるだろうが、真実は重要ではない。
アメリカは、その大きな技術と露骨な力を使って情報戦争を行っている。
衛星で CNNやFOXの電波をフルに使いヨーロッパとアジアにおいて、私がこれまでに見たこともないような方法で。
そうすることで、我々が期待する、別のエリツィンの再来に一歩近づき、エリツィンはわが国にまた巨大なイデオロギーとビジネスの機会を作り出すことができるだろう。
しかし、より重要なのは、その取引において、中国をロシアから孤立させることである。
もちろん、ロシアが倒れれば、次は中国がターゲットになる。
これは、新保守主義者(ネオコン)のアナーキストたちが、よりよい「法に支配された世界」を実現するために、政府内で考えている彼らの夢のシナリオだと私は思っている。
(和訳終わり)
オリバー・ストーン監督の言う「別のエリツィン」ということについて、ここでちょっと補足を。「別のエリツィン」というのはソ連崩壊後の初代ロシア連邦大統領で、欧米型の「資本主義」の名の下に たくさんのロシア国営企業を民営化しそれを格安の価格でユダヤ系オリガルヒ等に売却してロシア国民の8割を極貧状態にし、それにより国民の平均寿命を一挙に10歳以上縮めたあのボリス・エリツィンのようなリーダーが再び登場すること をアメリカが狙っている。ということです。
エリツィン政権がロシア国民にとって、どんな犯罪的な政権だったか、私の5/2のブログ で、国際政治アナリストの伊藤貫氏のビデオとともにその要旨を書き出していますので、それも合わせてチェックしていただければ、と思います。
My thoughts on some potential #Neocon objectives. #Zelenskyy #Putin #Ukraine #Donbass #Russia #VictoriaNuland pic.twitter.com/rC0EZbNO06
— Oliver Stone (@TheOliverStone) May 2, 2022
また、オリバー・ストーン監督が製作したドキュメンタリー映画の"Ukraine on fire" や "Revealing Ukraine" は必見の内容です。 どなたかが日本語字幕付きのものをYoutubeに上げて下さっているので、まだご覧になられていない方は 下線のついたリンク先から日本語字幕付きの映画をチェックしみて下さい。Youtube運営側から動画が消去される可能性もあるかと思いますので、ご覧になられたい方は、どうぞお早めに。