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三日間かけてやっと見終わった。

FIVE LIVE ARCHIVES 2。

いろいろなバンドがBOXを出すけれど、こんなにも見倒すバンドってやっぱりこの人らだけかもしれない。
前回のFIVE LIVE ARCHIVESだって4年経った今もまだまだ現役です。
一曲もカット無しの全曲収録が嬉しすぎます。

初めてその空間に触れたREINCANATION
大人の力を知ったGRAND CROSS大阪
茶番という言葉を知ったAWAKE前夜祭
行くまでがメインイベントだった富士急
七色に光が導いていたL'7ファイナル大阪
偶然にも今回パッケージされたライブ全部行ってるんですが、一つ一つのライブに2時間なんかじゃ語りきれない思い出が当たり前にあって。
一つ一つの音と言葉に彼らの歴史の断片を見ているはずが、気付けば自分の歴史の断片が浮かび上がる。

一つのツアーだったり近い時期のライブがパッケージ化されると、どれも同じじゃんって切り離されるのだろうけど全然違うんです。
ツアーの中で今回で三日目がパッケージされたグランドクロスツアーだって、まだまだ見たい日がある。安比高原の映像化まだあきらめてないです。
念願のパッケージ化だった富士急二日目を見て初日を見たい欲も高まってます。

数年に一度、なんてことを言わずに毎年恒例のリリースにしてほしい。
安比高原や富士急初日だけじゃない。
15thラニバ初日だったり、パッケージ化されているアルバムタイトルツアーのBセトリ日だったり、見たいライブは山ほどある。
DVDだと二時間って制約がどうしてもあるみたいだけど、そろそろブルーレイでもいいんじゃないですかね。3のタイミングで1と2のリマスタBD出たら買います。
0で1996年以前のものもパッケージ化してほしい。
2が出てシリーズ化の流れができたせいか期待と要望がどんどん溢れてきます。


内容について言えば、最高に見応えあるのはやっぱり4枚目。富士急。
近年最高だったと言われてる15thラニバを軽く越えてる。
そのライブの流れからのツアーだからそれは当然なのかもしれないけれど、メジャーとマイナーと新しさが入り乱れたセットリストと言い四人のアグレッシブさと言い、そしてあの最高に開放的なシチュエーション。
曲の色も他のライブとは恐ろしく異なって、驚くほど惹き付けられた。
この曲にこんなにもバンドのポテンシャルを示す力があるんだな、ラルクってバンドはほんとにすごいな、とアウトロの度に溜め息が止まらない。


REINCANATIONについてはもうWOWOWで生放送されたものも何度も見てるんで新鮮味はそれほどないけれど、バンドとして最重要だったライブがやっと正式にパッケージ化されたこと自体に意味があるんだろうなって思うし、嬉しいです。
虹って曲の意味はあまりに重いのはもうわかってます。
重い重いと感じるだけじゃなくて新しいものをどんどんここに重ねて行ってもらいたいなと常に思う。
50日後にまたライブがあるけれど、そこでは15thの様に虹が意味のある曲だと言わんばかりの位置には来て欲しくないです。


成長と新しさをいつまでも楽しめるバンドであってほしいし、期待が持てるって思ってます。

「伝説にはまだはやい。」
そのキャッチコピーを僕は全力で信じるし、それを確信させてくれるBOXでした。


群青日和

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春、麗らかに。

卒業。


spring is here

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日曜日は卒業ライブでした。
出まくりました。
朝八時起きでリハからイベント全体が終わるまでほとんどステージの上にいた気がします。

以下演奏曲目。


A.Vo&Gt
1.UNION JACK [オリジナル]
2.a drop of season [オリジナル]
3.White Lie [オリジナル]
4.SPECIAL K [Placebo]
5.Please Don't Leave Me [Pretty Maids]
6.Spring is here [オリジナル]


B.Ba
1.生きる [東京事変]
2.シーズンサヨナラ [東京事変]
3.遭難 [東京事変]
4.ここでキスして。 [椎名林檎]
5.修羅場 [東京事変]
6.能動的三分間 [東京事変]
7.丸の内サディスティック [椎名林檎]
8.閃光少女 [東京事変]
9.透明人間 [東京事変]


C.Ba
1.なぜ… [Hysteric Blue]
2.happines!!! [木村カエラ]
3.Utauyo!!MIRACLE [けいおん!!]
4.GLAMOROUS SKY [中島美嘉]


D.Ba
1.証言 [シド]
2.優しい悲劇 [黒夢]
3.夏恋 [シド]


E.Vo&Ba
1.illusion is mine [凛として時雨]
2.Telecastic fake show [凛として時雨]
3.I was music [凛として時雨]
4.DISCO FLIGHT [凛として時雨]


F.Gt
1.MIDNIGHT CELEBRATION [HYDE]
2.LOVE ADDICT [VAMPS]
3.EVERGREEN [HYDE]
4.TIME GOES BY [VAMPS]
5.MADE IN HEAVEN [HYDE]
6.SEX BLOOD ROCK N'ROLL [VAMPS]


G.Vo&Gt
1.死の灰 [L'Arc~en~Ciel]
2.flower [L'Arc~en~Ciel]
3.THE NEPENTHES [L'Arc~en~Ciel]
4.Shutting from the Sky [L'Arc~en~Ciel]
5.The Rain Leaves A Scar [L'Arc~en~Ciel]
6.THE GOHST IN MY ROOM [L'Arc~en~Ciel]
7.LOVE FLIES [L'Arc~en~Ciel]
8.I Love Rock'n Roll [L'Arc~en~Ciel]
9.SHINE [L'Arc~en~Ciel]
10.READY STEADY GO [L'Arc~en~Ciel]




こう並べてみると全部で42曲もやったのか、と。
この日一緒にやったメンバーだけで20人越え。
学園祭と前夜祭合わせたよりも多いのかな。

今回はとにかく最後ってことでやりたいこと全部やった。ほんと全部。
後輩をサポートしたバンドも二つあったけど、そのなかにも自分がやりたいこと散りばめたし、イベント自体に対しても今までで一番あれこれ口出しした気がする。

時間とかメンバーとか自分のキャパの限界とか、全部考えないで我が儘押し通せる所は妥協しないでやり尽くした先にあったのが月曜日に二日酔いで起きたあの瞬間の気分だったのかなって。


やっぱり人生はやりたいことを本気でやるべきなんだと思う。絶対に。

2007年、一年の夏、サークルに入るのが出遅れたせいでサークル内にフリーな人がいなくて、メンバーを探すためにとにかく一つ授業が終わる度に知らない人にバンドに興味がないかと声をかけまくって楽器経験を聞いていたあの日々。
バッグにはいつもすぐにセッションできる手頃な曲を、とREADY STEADY GOとHONEY 2007のスコア、ダビングしたCDが入ってた気がする。
やっとバンドが組めてもはじめての学園祭では枠が貰えず前夜祭に数曲だけ。それからはずっと試行錯誤の日々。


あれから三年半が経っていて、気付けばいつものことみたいに卒業ライブがはじまっていて、日曜のあのステージでのあの演奏は、あの頃に必死になって求めていた僕がやりたかった姿に今の自分がすごく似ているなって思えた。

そう実感できたこと、そしてその全部が終わったんだなってことを実感できてしまったことが、たくさん話せて、たくさん笑えて、たくさん泣けた理由なんだと思う。


そもそも日程すらも僕の都合で変更しちゃったり、そこに併せてくれたみんな、演奏技術の高くて努力家揃いなバンドメンバー、何より一年生の時からずっと僕についてきてくれたH君にはとても感謝してます。
きっとあの時にキミがドラムやるよって言ってくれてなかったら、一緒になって毎日メンバー探しをしてくれていなかったら、この満たされた僕の三年半はなかった。


まだまだもっと演奏をしていきたいけど、もう終わりみたいだ。



音楽はやっぱり良い。

僕にすべてを与えてくれた。

今ならそう、思うことができる。





ありがとう。

Lotus Flower

Bleed Like Me



「渋谷 ハチ公広場 金曜日 18時59分」

ツイッターの公式アカウントのこの一言からから始まったRadioheadに関する一連の動き、その答えは新曲解禁。

すごい。

Radioheadなんていう世界的ビッグネームバンドが「In Rainbows」から三年ぶりの新アルバム「The King Of Limbs」を今週末にデジタル配信リリースをするとのいきなりすぎる発表に続いての大きな動きの場所に、日本の渋谷が選ばれたなんいて。そう考えただけで鳥肌が止まらない。

昨夜の情報からあまりの速さで拡散されたそれはRadiohead側の予想を遥かに超えたデジタル情報パニックを産んでしまい、「レディオヘッドが渋谷でライブをする」との憶測が飛び交い(期待してました)、公式サイドが直後にバンドの登場を否定、ついには企画そのものが中止となってしまったけれど、この過程が日本のRadioheadファンとして最高に喜ばしい出来事そのもの。(それでもハチ公前はパニックだった様子)

どう考えても昨夜は世界中のRadioheadファンが日本人に嫉妬をした夜だった。


そして今日18:59にドロップされた肝心の新曲とそのプロモーションビデオがこれ。
タイトルは「Lotus Flower」



トムヨークが、踊っている。

その様子は極めてシンプル。
研ぎ澄まされたリズムにアクセントトラック、儚く透き通る歌声。
白と黒のシルエッで道化のように踊るトム。彼は狂っているのか、悲しんでいるのか。
見とれる。


そして!!!なんと!!!明日19日配信リリース予定だった「The King Of Limbs」の発売が一日早まってもう買えます。今知った。ビッグバンドのリリースが多く確信に近い予想をされている2011年。
その最初の出来事は、間違いなくこのバンドのこの一枚。

ちょっと買ってきます。

http://consequenceofsound.net/2011/02/18/watch-radiohead-lotus-flower/

きみにとどけ



ぼくはあなたをきっとゆるしません

叶うなら告白の松たか子が牛乳にHIV患者の血液を混ぜたような復讐をしたい

しかしやりたいにも犯人がわからない

なので僕はあなたを呪うことにしました
その呪いは恐ろしい
日常生活全てを負で被う
例えるなら


信号は必ず赤で
電車に乗れば目的の駅は快速で飛ばされ
長文メールを書いた後に電源ボタンを押し
ATMで出てくるのは全部千円札
自動ドアは感知してくれず
買った家電を翌日に半額で売られているのを目撃
防水携帯を水没させ
漫画は同じ巻を二回買い
チケットはいつもアリーナD
ブーツを履けば靴下はずり下がり
オークションに出品すれば即決メール便発送の交渉で質問欄が埋まる
自分の部屋だけ圏外で
リモコンは見つかない
服のサイズを必ず間違え
ドラマDVDを借りれば三巻がずっと貸し出し中
目覚ましは鳴らず
前髪は切りすぎ
靴紐はほどけ
録画した番組には必ずニューステロップが入り
コピー機は毎回用紙切れ


そんな万の呪いが、あなたに降り注ぎますように

empty room

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徹夜明け、ベッドに顔を埋めた直後
ゲイリームーアの死の知らせを聞いた。

詳細がまったくわからないのだけれど、
スペインで、とのこと。

また一人、泣きの名手が。

in the cold,cold night

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オアシスからのノエル脱退以来の衝撃。
2007年以降、活動を休止していたホワイトストライプスが解散を表明。


理由は「バンドの美しさ・特別さを永遠にしたいから」だそうで、メグとジャック二人の不仲やメグの体調不良、音楽的な相違ではない、とのこと。


「ホワイトストライプスはもうメグとジャックのものではない。
ホワイトストライプスは君たちのもので、君たちがどうにでもすることができる。
アートとミュージックの美しさは、人々がそう望みさえすれば、永遠に続く。
この体験を分かち合ってくれてありがとう。
君らの関わりを忘れることはない。
本当に感謝している。」



メグとジャックのあの再会の涙の後になにがあったか、なんてことは当たり前に知るよしもなくて
物事が表面化した時は、全てが終わってった後で
あんなに破壊的なバンドの残した麗しい言葉を前に
ロックバンドに何かを期待することの儚さをただ感じるだけだ

Calling you

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軽い二日酔いの朝、大学へ向かう前にパンでも買ってこようと寝癖の頭のままコンビニへと向かう途中、二車線の道路が東西南北と南と西の真ん中からの道、駅から有名銀行や保険会社のビル、その向こうには主要公共施設が立ち並ぶオフィス街へと5本の道が重なる交差点のど真ん中、それはどう見ても異様だった。

交差点のど真ん中、オフィス街へ向かう車と、東側のホテル出てくる車がすれ違うその間に、青い車が180度上下反転して止まっていたのを見つけた。

異様としか思えなかった。
歩道橋を昇る階段の途中で異変に気づいた僕は、その崩れた五角形を作る歩道橋を昇りきり、その空間を眺めてみると、車が導線で五方星を作り、その中心に生け贄でも置いているかのようだった。

その車は天井部分で車体全体を支え、前や後ろには重心は移っておらず、タイヤはハンドルを全力で切ったように車の直進方向に向かって45度ほど傾いていて、エンジンは止まっているようだった。
ガラスの破片が小規模に拡がっていて、通る車と車の間から射し込む朝日をキラキラと反射して綺麗だった。
そして中には明らかに女の人が乗っていた。

交差点の交通量は平日の通勤ラッシュのピーク故に車が人が留まることなく常に流れて、誰も、そこには何もない、何事もないかのような朝の振る舞いだった。
歩道橋の柵に体を上げ、道路を眺める僕の後ろを歩くサラリーマンは、コートに手をいれ、その異様さに視線すら流さない。むしろこんな平日の朝に寝癖で部屋着でこんなビジネス街のど真ん中にいる僕を不信に思っているようだった。
100台や200台なんて数じゃない車が、スーツを着たサラリーマンやOLがその交差点を通っていたのに、誰も、何も、反応しない。

傍観者、人が自分にとって余計なこと、自分にとって非現実的なこと、自分とって関係のないことへの拒絶の力は凄まじい。
そんなことを社会心理学の授業で習った。レジュメを流し読みして、期末レポートを出すだけの楽な授業だった。


数分眺めていた。
どうしよう、とは思わなかった。
その光景を、成り行きを眺めていた。

しばらくすると交差点の真ん中に一台の車が止まり、ジャンパーを着た体格のよい男が出てきて、どこかに電話をしながらひっくり返った車の運転席を覗いた。
当然のように、その交差点は渋滞を生み出し、黒い煙を吐き出すトラックが不協和音のクラクションを鳴らした。
誰もその男に協力はする様子はなかった。
その男が運転席のドアを無理矢理開けると、何かが赤かった。



喉が渇いていた。寝起きから水も飲んでいない。
その光景を何度が振り返り、本来の目的を思い出し、コンビニへ向かった。
ほとんど売り切れの棚からサンドイッチを2つとブルーベリージュースを買い、週刊雑誌を流し読みした。知らない漫画を読んで、知らない記事を読んだ。


帰りに喉を潤わせながら同じ歩道橋に上がった。
太陽はさっきより高く、ビルの影になっていたホテルの駐車場はかなり汚いことがわかってしまった。
通勤ラッシュを終えたそこはバスが数台と、トラック数台が通り、黒光りの車がまばらに走っていた。

同じ場所、さっき眺めていた柵の基礎コンクリートにまた足をのせ、腕をくいっと伸ばし体を乗せ眺めてみると、もうあの車はなくなっていた。
あの男も、中の女もいなかった。

足をおろし、残り少ないジュースをズズズ、と飲み干しながら歩道橋を降りた。

階段を降りきったところで交差点の信号が代わり、エンジンをふかした音がしたあと、プチプチプチという音にストローをくわえながら振り返る。
さっきまで見下ろした場所から少し手前でガラスの粒がキラキラ光って、トラックのタイヤに潰されていた。

ストロベリー・オンザ・ショートケーキ 2

あなた

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あけましておめでとうございます。

2011年、年明けはラルクアンシエルの活動再開ライブ。
最前ブロック最前列。

今年も素敵な一年になりそうな予感しかしません。