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もう君はUFOだね。この世界を君にあげるよ。

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■a moon tonight

昨日creature creatureのライブを見た。
3/11、あの日に行われるはずだったライブの振替公演。
あの日僕が見るはずだった世界とは多分かなり違っていた。
パラダイスは終わらなくて、 アンドロイドは夢を見続ける。
闇と光が、デシベルの波を越えて繋がっていく。
世界は演繹の中で確かに収束して、気付けば僕もどこかへ流れている。

あの男は、ここにいる僕は、視界に写ったこの人達は、311を抜けて、どこへ行ってしまうのだろうか。

どこにいるんだろうか。





■clocks

最近井上陽水をよく聞く。
怠惰、諦観、メロウ。
気だるく、全てを諦めて、まるで世の中は自然現象の一部のように勝手に、自分と関係なく回っているような、だけれど全てのストーリー中心は自分で。

自分と少しだけ時代がずれた世界の最も新しい価値観。
必死に世界を変えようとした人間達がいた中、そこに違和感を覚えた人間達が作り上げた世界。
社会情勢なんかに興味はない。
きっと意味はある。

でも汲み取る必要は、まったく無い。




■everything's not lost

新木場でANNEXUSを過ごした。
雨のオールナイト野外ステージでのDJプレイに特別で不思議な感覚を覚えた。
今ここで僕が今まで見たことがなかった世界が広がっている。

今、今、今、今なんだ。
ここで、僕のこの目の前で。

ヒットチャートを駆け巡った曲に、マイノリティを走り続けている人々が両手を挙げクラップ、熱を熱で振り払うようにモッシュを起こす。
大雨の中。

音楽が生き続ける瞬間は、ここにあった。




■hello

このブログが今日で二周年を迎えました。

every teardrop is a waterfall

$Bleed Like Me




先週、いきなりの新曲「Every Teardrop Is A Waterfall」を配信リリースをしたColdplayが先週末に開催されたドイツのロックフェス「Rock Am Ring」に出演。
配信されたフルの映像(Link)を見てましたが、新曲ラッシュ。
いやー。すごい
冷たくざらついている奥行きに、温かい広さが気持ちいい叙情的なサウンド。

散りばめられた新曲たちは、幾何学さを吸収した2nd「Rush Of Blood To The Head」3rd「X & Y」と華やかさを追求した4th「VIVA LA VIDA」を飛行船の彼方から眺め、1st「Parachutes」に帰還したような印象。
ライトなリズムと温度を持ったギターの音色、儚いクリスの歌声が、なんて気持ちいい。
演出は前回のワールドツアーでLovers in Japanで降っていたあの蝶の紙吹雪がin my placeで降っていたり、ツアー毎にアレンジが変わっていくGod Put A Smile Upon Your Faceもまた新しく生まれ変わっていたり。
雨の中で歌われるEvery Teardrop is a Waterfallが優しく感情を侵食してくれる。

VIVA LA VIDAツアー以降披露された新曲は今回の5曲と「Christmas Lights」「Don Quixote」とあわせて7曲。
全世界が待望している5thアルバム、きっともう、すぐそこです。


2011/06/04 Rock Am Ring

01 Hurts Like Heaven(新曲)
02 Yellow
03 In My Place
04 Major Minus(新曲)
05 Lost!
[Singing in the Rain]
06 Cemeteries of London
07 God Put A Smile Upon Your Face
08 Violet Hill
09 The Scientist
10 Us Against the World(新曲)
11 Politik
12 Viva La Vida
13 Charlie Brown(新曲)
14 Life Is For Living

15 Clocks
16 Fix You
17 Every Teardrop is a Waterfall(新曲)







気づけばフジロックまであと2カ月切っていた。

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このライブを言葉にするには、どこの視点から見るのが自分にとってしっくりくるのかを考えていた。
「バンドが活動20年を迎えた記念ライブ」なんてくくりだけで語るにはどうしても僕自身の人生には足らなすぎる。


ラルクアンシエルは、全てだった。
時代だった。生き方だった。
繋がりだった。欲望だった。
悲哀だった。価値観だった。
衝動だった。憧憬だった。
青春だった。歓喜だった。

全部だった。

僕の人生には常に、あの少年時代にheavenlyを聞いて受けた衝撃から常に、彼らの音楽が寄り添っていた。


「ロックバンドがストーリーを持つことの正義さ」
ラルクアンシエルはまさにそれを体現しているバンドだ。

彼らの長く長く、とてつもなく長く険しい情動の歴史の波の中に数百万、数千万の人間が巻き込まれ、また新しい波紋を打ち上げ、他の誰か新しい情動へと流し込んで行く。
あの二日間、あの場所にいた延べ10万人の人々や映像を通して見た海外や日本国内の人々はその流れの「今」の流れを掴みとる瞬間にいた。

僕たちは、あの瞬間を目撃した人々は、きっと全員が彼らがいたからこそ存在し得たストーリーを各々持っていて、そこにはラルクアンシエルというバンドが作り出すストーリーが当たり前に必要不可欠で、過去の楽曲のフィルターを通して今へと繋がる記憶の全てを自分と目の前にいるロックバンドとリンクさせて蘇らせていた。


28日はまさに「過去」だった。
「1998年以前の楽曲」を通してバンドの過去と僕たちの過去と現在までを記憶で繋げた。

この記念すべきライブの「前半の最後」に「虹」を演奏したことには大きな意味があった。
それこそがバンドとして最大のターニングポイントだったことを意味していたし、しかしやっぱりそれは「過去」であって、彼らが「虹」を越えて1998年、ブレイクというあの激しい情動の中をどう走ってきたか、2004年でどう目覚めたのか、現在に至るまでどう進化したか、これからの「未来」にどんな情景が待っているのか、その全てが詰め込まれていたのが29日の「GOOD LUCK MY WAY」だった。


ラルクアンシエルは来月ニューシングルを発売、20th L'Annversary Tourを国内で行った後、バンド史上最大規模のワールドツアーを行う。

きっと近い未来、あの二日間に何があったかを記録として目撃する人々も全てがまたその流れの中に間違いなくこれから入る。

そしてラルクアンシエルの、まだ彼らにも見えないリアルタイムな情動の中に引きずり込まれる。


ラルクアンシエルは新しい季節に移ろうとしている。

そこに寄り添う僕も、移ろいで行けたらいいなとしっかりと思えた二日間でした。






最高のライブだったああああああああああああああああ

L'Arc~en~Ciel 20th L'Anniversary LIVE

2011/05/28 味の素スタジアム

01.In the Air
02.Caress of Venus
03.Vivid Colors
04.the Fourth Avenue Cafe
05.夏の憂鬱[time to say good-bye]
06.風の行方
07.As if in a dream
08.Dune
09.winter fall
10.ガラス玉
11.fate
12.Floods of tears
13.Blurry Eyes
14.Lies and Truth
15.flower
16.I'm so happy
17.Shout at the Devil
18.あなた
19.milky way
20.Voice
21.White Feathers
22.虹


2011/05/29 味の素スタジアム

01.READY STEADY GO
02.Pretty girl
03.NEXUS 4
04.HEAVEN'S DRIVE
05.LOVE FLIES
06.snow drop
07.ALONE EN LA VIDA
08.叙情詩
09.NEO UNIVERSE
10.Driver's High
11.REVELATION
12.DRINK IT DOWN
13.花葬
14.浸食-lose control-
15.HONEY
16.SEVENTH HEAVEN
17.STAY AWAY
18.Link
19.瞳の住人
20.forbidden lover
21.MY HEART DRAWS A DREAM
22.GOOD LUCK MY WAY
23.BLESS


20

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いよいよ。

film A moment fill the moment kill the moment

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「抱えきれないほど小さな自分の中から
こぼれ出して写ったイメージをただ見てみたいだけ
透明になったあの声も思い出したいから
手にいれた一瞬のイメージを重ねてみたりして」



film A momentは、もう
音も映像も言葉も時間も空間も距離も瞬間も、全部だった
拒絶されるのが怖くなるほど世界に引き込まれた
展開が広がっていく度に胸の内側が物理的にえぐられるように
圧迫されて息ができなくなるけれど
苦しさ感じることは一切なくて

一瞬の閃きのようなパズルのピースな言葉が突き刺さったり
変わることの無い感情の壮大な流れが僕を全てを何もかもを飲み込んでいく


「切なさ」は音楽において最重要要素だと僕はずっと思っていて
これだねって自分の中で思えた答えのひとつが去年リリースされた「illusion is mine」だったけれど
次の次元の軸を加えたベクトル空間の新しい位置にもそれはあるんだよって、彼は気づかせてくれた


彼の放つ、この心を引き裂くような切なさはなんなんだろうか
どうしようもない喪失、孤独、悲壮、絶望、希薄、世界

残響に、感覚が薄れて僕まで消えてしまいそうだ

空が鳴っている

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ラジオで解禁になったラルクの新曲を聞いて、華やかでいーなぁって思って
もらったミドリのアルバムを聞いて、完全に狂ってていーなぁって思って
今回の東京事変の新曲を聞いて、なんかよくわかんないけどすごくいーなぁって思えて

多分そんな感覚にしてくれる曲がまだまだ世の中には当たり前にたくさんあるんだろーなって考えてたら昨夜は眠れなくなった
東京事変の「空が鳴っている」は優しくも暖かくもなくて、僕らに曲がなにかを与えるなんてこともなく、名曲が名曲である一番スマートな形を表しているようで、なんだかその回帰的な流れがとても感情に意味を伝えてきて。
いろいろなものが揺すぶられる思いに浸され続けます。


昨日たんじょーびおめでとメールや電話くれた方々ありがとうございました。
23歳になってもあんまり成長してない感じです。

orange plus me

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ツアー二日目。

サデイスティックな春の新潟。


Re:automation

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凛として時雨、初の全席指定席のホールツアー。
初日、戸田。


あまりに想像を越えすぎていた。
よく売れているミュージシャンに対してマイナーな曲を挙げて「売れ線を捨てた○○の曲は良い」なんて言葉を出す人を見かけるけれど、ライブハウスの叩き上げでここまできた彼らにそんな言葉を借りて当てはめるなら「魅せることだけを考えた凛として時雨」になっていた。


去年のI was musicツアーファイナルでのさいたまスーパーアリーナでも断片的に感じたそれ、今回のホールという場でのライブは、ライブというものがいつも対人、それもほとんど0距離の空間であることが当たり前だった彼らからの新しいアプローチ。
「凛として時雨を観る」という行為に対しての答えが戸田のあの空間だった。


ギターとベースとドラム、マイクスタンドにアンプが数個。
ただ広いステージの一辺10mほどのトライアングルを作るいつものあのままの佇まいがあって、その最小限の動力に対してただひとつのモーメントを持った光のエッセンスを加えて「ステージ」という空間を構築している。

まるでなにかひとつのアプローチに対して他の要素が重なることを嫌うようにシンプルで、だからどうしてか儚くて、ただひたすらに美しい。

とかバンドの存在に対して色々感じたことがあったけれど、なんというかファンとしてセットリストがあまりに衝撃的で歓喜の連続。

いきなり、なんのカウントもないまま始まったillusion is mine、シルエットの向こうから345の薄い綺麗な声が響き、一瞬の躊躇いと0.3秒の衝撃が走って、もう音に溺れる。
打ち込まれるI was music、DISCO FLIGHT。
ぐるぐると飛び交う3ピースの轟音と轟音が混じりあって感覚を失ったまま頭の中に襲いかかる。


そしてその次、Re:automation。もう、これ。
シングル「Telecastic fake show」のc/w曲の中の一曲。個人的に凛として時雨の曲でも指折りに好きな曲なのでイントロのギターが1音鳴っただけで何が起きた(る)かがわかってしまうのだけれど、それを信じることがどうしてかできなくて、でも現実として確実にそれは始まるわけで。
TKのギターから放たれるアルペジオが刻まれる度に自分の感情もザクザク刻まれて行くのをはっきりと感じた。
やるんだ?やるんだ?やるんだ?やるんだ?やるんだ!!!!

あまりの感動で足元ガクガクのままに叩き込まれた曲が流れがa 7days wonder・This is is this?・Sadistic Summer。
そこから想像のSecurityが始まった時に安堵したほどの選曲のすごさ。シークレットGを挟んでまたjust A momentからseacret cm・Tremolo +A。
儚くて切なくて悲しくてどうしようもない喪失感がなんでかとても綺麗で。
涙腺を震わせるとか、鳥肌が立つとかそんな神経を飛び越えてアルペジオに包まれた電気を体の届かない所へ一気に押し込まれる。

あぁ、凛として時雨だ。


かと思えばピエールのソロを挟んでのJPOP Xfile・Telecastic fake show・nakano kill you・a symmetryで今度は明らかに包まれた感情をノイジーさとダイナミックなリズムで破壊をしにかかってくる。
体が腕が指先が否応なく感情を表現しようとする。

そして演奏された24REVERSE。Re:automationと同じく「Telecastic fake show」のc/w曲の中のもう一曲で、もうライブじゃやらないのではと思われてた一曲が、こうも簡単に放出。
最後に演奏されたmid126、この位置に傍観以外の曲が来るとは。


なんと言うか、前回のツアーはstill a Sigure virgn?を中心に+今までのインディーズ時代からメジャーまでの全てのアルバムのプロモーション曲になるような曲を惜しみ無く出していた。
それこそ凛として時雨のライブはRadioheadがCreepを滅多にやらないような、そんなことはしないで惜しげなくヒットチューンを演奏するんだよ、という姿勢にすら見えるほど。

そんなポップなライブがメジャーであるが故の義務みたいに感じていたけれどそうじゃなくて、それがあの時点の凛として時雨のストレートな姿勢だし、カオスティックで独特な静と動の緩急こそが凛として時雨なんて姿も実はなくて。
彼らが造り出す音楽同様、バンドとしての形も演繹と帰納の真ん中で僕たちの見えない形になって行けるんだろうし、その流れの中にこの「凛として時雨を観る」というライブがあるんだろうなって思えた。

アルバムリリース以来全く演奏をする気配がないシャンディの扱いも含め、今回のツアーも期待しかないという想いが十分広がるツアー初日。
これからの日程も当たり前に楽しみです。


凛として時雨 TOUR 2011 VIRGIN KILLER SUICIDE

2011/4/28 戸田市文化会館

01.illusion is mine
02.I was music
03.DISCO FLIGHT
04.Re:automation
05.a 7days wonder
06.This is is this?
07.Sadistic Summer
08.想像のSecurity
09.シークレットG
10.seacret cm
11.Tremolo +A
MC
12.JPOP Xfile
13.Telecastic fake show
14.nakano kill you
15.a symmetry
16.24REVERSE
MC
17.mid126


今回再販されたjust A momentのバンドスコアが嬉しすぎるー。

全てを手に入れる瞬間を、ごらん

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やっとフルサイズで解禁になった東京事変の新曲「空が鳴っている」が素晴らしい。
作曲が亀田誠治と聞いただけで生まれたトキメキがしっかり消化された。


感じるのはアルバム「娯楽」で不自然なほど目指していた"椎名林檎のバンド"からの明確な脱却、「大人」「スポーツ」で展開されていた瞬間の昇華。

フィルやリフの一つ一つに演奏者の色の輪郭からは、音の佇まいに自覚的な今の先鋭的なアーティスト個人である意思を感じる。

8ビートの中で蠢いて響いて揺れるタイトル通りのイメージがイントロのシンセピアノの単音を聞いただけで写し出されて、もう、なんて気持ちいいんだろう。よだれ出る。

好きなバンドがしっかり自分の感性をわし掴んでくれる音楽を作り上げてくれる。
もーしやわせ

New Rose