恋愛小説「潮騒」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
以前、大学の映画研究会に所属をしている知人から、シナリオ作成を頼まれて作成したため
シナリオ風小説になっています。
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
よければ、気軽にコメントください。

最初からお読みになる方は、下記よりお願いいたします♪
http://ameblo.jp/sherry324/entry-11093663542.html

第六節 「病室にて」

小百合の母「駿君ごめんね。呼び出した上に、輸血までしてもらって・・・・
あの子・・・小さなときからずっと駿君のお嫁さんになるんだっていっていて・・
私も、和子さん(駿の母親)もずっとあなたたち二人はつきあっていると思っていたものだから・・・・・
そうしたら、急に、小百合の様子がおかしくなり、心療内科に連れて行ったら、うつ病の重症だといわれて・・・・」

和子「駿・・・・私も、小百合ちゃんとずっとお付き合いしていると思っていたし、その松岡って子のことは、ずっと母さんにもだまっていたわよね・・・」

駿「ごめん。母さん、小百合のお母さん。僕は、今、同じサークルの松岡沙羅ちゃんて子とつきあっているんだ。
予備校時代からずっと気になっていて、やっと告白できたんだ」
小百合の母「ねえ・・・・駿君・・・・母親の私がこんなことをお願いするのも変なんだけど」
看護婦さん「患者さんの意識が戻りました。駿君という人と二人で話をしたいといっていますが」駿「はい・・・・行きます」

駿・・・・小百合の病室に入っていく

小百合「駿・・・・ごめんね。うちのお母さんが、あなたのお母さんに連絡しちゃったみたいで・・・
あと・・・献血ありがとう。なんかうれしいな私の中に駿の血が流れているなんて」
駿「小百合、これ以上、心配をかけないでほしい。小百合のことは、幼馴染だし、とても大切な存在だよ。」
小百合「駿は私のこと好き?」
駿「好きだよ・・・・でも・・・・愛しているのは沙羅なんだ・・・それをわかってほしい」
小百合「わかりたくない!!駿は、駿は、ずっと私のもの!!あの子なんかに渡さない!!
私は絶対に駿のことあきらめないから!!!!!!!!」

小百合の大声にびっくりして看護婦と二人の母親が病室にはいってきた。

看護婦「だめですよ!患者を興奮させないでください!!」
小百合「駿出て行って!!でも私絶対にあきらめないから・・・・」


一方磯島さんと沙羅は、まだ話をしていた。
沙羅「磯島さん、お話はわかりました。でも私はもう駿とは別れられないんです。
彼を心から愛しているんです」
愛理「もしかして、もうあなたたち・・・」
沙羅「うん・・・」
磯島「松岡さん、人の不幸の上に成り立っている幸せなんて本当の幸せじゃない。
いつかあなたにも同じ報いがくるわ・・・・もっと話がわかる人だと思ったのに残念だわ・・・」沙羅「いつか磯島さんにも死ぬほど愛する人ができたとき、きっと私の気持ちがわかってもらえると思います。ごめんなさい。」
磯島「これ以上話をしていても時間の無駄のようだから、もう私は帰ります。愛理ちゃんごめんなさいね。お手数とらせて・・・・」
愛理「いいえ・・・・じゃ気をつけて・・・・・」
沙羅「ごめんね。愛理今度ゆっくり話をするから今日は疲れたから私も帰るわ・・・・」


沙羅は、お店をでると何度も駿の携帯に電話をしたが、ずっと圏外のままだった。


*****つづく*****


☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'
★,。・:*:・

↓更新の励みになります♪是非、ポチしてください♪

にほんブログ村


☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'
★,。・:*:・

※アラシゴト・尾崎豊関連中心の日々ブログ
★シェリー★の紫色の宝箱
http://ameblo.jp/shelly-0324/
にもよければ遊びにきてください☆

日々ブログ、小説ブログ共に、読者、アメンバー募集しています♪
アメンバー申請していただければこちらからも申請いたします♪
※業者及び副業PRの方は固くお断りいたします。
よろしくお願いします☆・