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歯科衛生士時代の話なので、
今から30年前….遠い目
おはようございます。
スタイリストのシェリーです。
今はスタイリストですが、
実は元歯科衛生士。
歯科衛生士になったのは二十歳。
入局（入社）して1年目の頃に、
実習生を受け入れるための説明会に
先輩の代わりにいくことになりました。
卒業した母校（専門学校）に行くのですが、
そこには、
実習生を受け入れる歯科医院から1人ずつ、
歯科衛生士が参加していました。
たしか50人くらいかな？
今年の実習生をどのようにしていくか、
が話し合われます。
（２年制の学校で、2年が実習があります）
まず、
挨拶とともに昨年の実習生の状況など
1人ずつ歯科衛生士が話していき、
マイクがどんどん回ってきます。
私は回ってくるまでの間に、
自分が実習生の時に感じたことなどを
振り返っていました。
ほとんどの方が
実習生に関しての改善点を話されていた記憶があります。
私は多分、
当時参加していた歯科衛生士の中で
最年少だったように思います。
（ほとんどが20代後半から30代のチーフくらいの人が出席している）
私にももちろんマイクが回ってきました。
その時に私が話した内容はというと、
終わった実習生の話をしても
実習生は毎年変わるので
無駄ではないかということから
伝えたんです。
こうして欲しい、
こうなって欲しい、
ではなくて、
変わっていくべきなのは
受け入れる私たちではないか、ということ。
実習生が来たら
人手が増えたと言わんばかりに
しんどい作業をさせているところもありました。
（書けないようなことがたくさん^^）
だから、
私の実習生時代は、
実習期間は友達がみんなすごい顔だったんですよね。
疲れ切って。
でも中にはとても勉強になる院もあったんです。
実習生のために昼休みに30分かけて
教えてくれるところもあったんですよね。
私はそういうところに行けてとても運がよかったんです。
その院の話もして、
そしたらその時の歯科衛生士さんが隣の隣に座ってて
びっくりされてたんですが笑
ご自分の院が回ってきた時に、
『うちの院名が出てびっくりしました笑』
と一言目におっしゃってました^^
その会議は無事に終わり、
翌日にいつも通り出勤したら、
出る予定だった先輩が、
『私の友達がすごい褒めてたよ！』
って言ってくださって。
『言いにくいことを言って、すごいしっかりしてたって』
慣例的に行われていることを
当たり前のようにする時に、
それが本当に正しいかどうかは
疑う人間がいないと誰も気づかないんですよね。
そもそも、
実習生が実習が終わる時に、
『私もここで働きたい！』
『私も早くあんな歯科衛生士になりたい！』
って思ってもらうのがゴールだと思うんですけど、
ほぼそうじゃないのが
おかしいじゃないですか。
そして、
ストレスいっぱいで実習を終えて、
今度は自分が歯科衛生士になったら
自分が実習生に同じことしてるのも
またおかしい。
当たり前のことを疑ってみることって
意外にできないし、
見落としてしまうことだっていうことに
気をつけたいですよね。
そうそう、
その会議の時には、
学校側の教務の方が、
『実習生が泣いて喜ぶ意見をくださって、本当にありがとうございます』
と、
元々は担任の先生だった方々に
すごくお礼を言われました。
なぜこの話を思い出したかは
なんか忘れてしまったんですけど、
当たり前にやってることって実は違うこともあるよね、
そんな流れから思い出したように思います！
なんやそれ！笑
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