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昨日のメイクレッスンの記事は後日^^
どうしてこれができないのか
どうして同じようにできないのか
スタッフに求めてしまうことってないですか？
おはようございます。
スタイリストのシェリーです。
スタイリストとして独立して8年になりますが、
それまでは25歳から17年に渡り、
販売やバイヤー、スタッフ教育、商品企画をしてきました。
接客において気をつけていたこと、
またはスタッフに伝えていたこと、
そんなことを『販売のノウハウ』というテーマ設定を作って書いています。
販売員の方のお役に立てたら嬉しいです。
店長になったり
人を教育する先輩になったりしたときに、
そのスタッフがミスをしたり
覚えが悪かったりすると、
『なぜできないのか』
『なんでこんなミスをするのか』
と言葉にはしなくても、
ついイラッとしてしまったり
理解不能になってしまったりしませんか？
私もスタッフ教育にはずっと悩みました。
前職の仕事で一番悩んだ部分かと思います。
人に仕事を伝えたり覚えてもらったりすることは
本当に難しく、
相手が変わるとやり方も変えないといけないので
そのしんどさからは解放されないような気持ちに
何度もなりました。
ですが、
その苦しみの『種類』は
経験を重ねて自分自身の変化とともに、
楽しめるようになっていった気もします。
スタッフ教育をする上でまず大事なのは、
『自分を求めないこと』
自分と同じようにできるスタッフを育てようとすることは、
絶対に無理が生じます。
それは、
人間がそもそも違うから。
レジ締めや開店準備など
ルーティーンとしてできないといけないことは
覚えが早い遅いがあるだけなので
繰り返し伝えるしかないですね。
それ以外の、
こういう時にはこうして、など
お客様の接客方法など、
対応力が求められることは
自分と同じことを求めないことが必要になってきます。
私は店長時代、
自分ができないことをできるスタッフがいるだけで
それだけで店はうまく回っていくと感じたので、
すごく助かっていました。
そのスタッフが得意とするところを見つけたり、
本人が得意と自覚していることをやってもらっていました。
『じゃあ全員が店長になれないじゃない』
と言われてしまいそうですが、
それは本人次第です。
いつでも店長になるように教育してたって
辞める人は辞めます。
まずは『今』
店が毎日スムーズに開店できて
全員が売り上げを意識しながら働ける環境作りが優先ですね。
明日も出勤してくれるかわからないくらい
不安定なのがアパレル業界です。
そこで、
店長にするつもりで最初から教育してても
急に辞められたらショックを受けるだけです。
そのスタッフが何が得意で、
どういう方向から伸ばしたら売り上げが取れるようになるか。
良い接客ができるようになるか。
それを考えた方がいいですね。
私はアルバイト経験が多いので、
伝え方が人によって違うことや、
伝わり方（こちらの解釈）も伝え方で変わってしまうこと、
また、
気持ちよく動ける伝え方もあるのだと、
16歳の頃からのバイト経験があったので
そこは意識できていたように思います。
逆に、
今、教育される立場にある人は、
『いつか私が伝える側になった時はこういう言い方だとわかりにくいかも』
とか、
『こういう言い方をしたらわかりやすいんだ』
と、いつかの自分に置き換えて聞くと良いと思います^^
さて私は今週来週とぶっ通しで仕事です。
お会いする皆様楽しみにしています〜！
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