我が家には、テレビを置いていません。
モニターだけは、夫のテレワーク用に使ってますが
他はすべて廃棄。
長男が産まれてから、テレビ生活をやめました。
すると、人生の時間が豊かになったのです。
あっという間に！！
たった15分、30分！
と決めていても、その間、私はいつもぼーっとして
ただ情報を一方的に受け取るだけでした。
中にはおもしろい歴史の話や
中にはテレビでしか見られない美しい風景
すてきな物もありますが、殆ど私にとっては
不要な物でした。
今までどれほど大事な、人生の時間をテレビに奪われてきたのかしら。
なんて思うほど。
世の中 大騒ぎになったときも
テレビは決まった『正しい情報』というものを流し
それ以外の話は『デマである』という物を流し
こうかもしれないし
こうかもしれない
真実はわからないけれども
まだ本当のことはわからない
何てことは放送しません
皆が口をそろえて ガンガン言います
『これこそが正しい情報』
『これ以外はデマである』
なので、テレビを見ている人は
テレビの中での『正しい情報』
つまり『答えを知ってる』ことになるわけです。
悩んだり考えたりする必要はありません。
まるで戦争(洗脳)だな、と私が呟くと
思い出されるのが戦時中のNHK。
日本優勢と最後まで放送し続け敗戦を迎えた曲ですね。
この国はどうなっていくのか。
どうなってしまうのか。
小さな子供を持つ親としては
この子たちが家畜のように飼い慣らされず
自ら選び、考え、悩み、調べ、歩いていくよう
たとえそれが、世間と大きくずれてなんと言われようと流されず
強い男の人になってくれるように。
ただ祈るばかりです。