今でも、ごくごくたまに思い出します。
うちの旦那君は
「お嬢さんを僕に下さい!」
とは言いませんでした。
そして、結納だのなんだのも絶対にしないでおこうねと言いました。
色んな人が居て
色んな習慣があって
色んな考えがあって
私は関西圏から出たことが無く
さらに旦那君は文化の濃い群馬出身。
お葬式の時に「新生活」というものを??
お包みをしたり
何から何まで、私には謎すぎる群馬の文化圏。
インターネット検索しても、大喜利というかネタばかりなのか
どれが本当かさっぱりわかりません(笑)
全く違うところで育った2人が結婚するのだから
沢山話し、特にお互いの実家関連のことは
協力を求められたら答える、協力するものの
干渉しあわないこと。
べたべたしないこと。
お互いが自分の領分は自分で解決する方向で、
等々話していました。
そんなこんなでしたので
北関東圏の文化なのかなと思っていましたが
違うようで。
「君は、物じゃない。下さいなんて言いたくない。
結納も、まるで物を貰っていくようだから嫌だ」
という、彼個人の考え方だったようでした。
「僕に下さい」
定型的な言葉ですが、そこに秘められた差別的な感覚?に
彼は嫌悪感があったようでした。
ひとつひとつの些細と思われるような
見逃してしまうようなことも
最近の若い人にはそううつるんだなぁ~
と感心した出来事でした(笑)