つい40年くらい前まで、脱脂綿にちり紙、布を縫って使用していたナプキン。
便利で手軽な使い捨てナプキンが普及しましたが、
漂白したポリエステル、ポリマー、香料等使用されており、
粘膜からこれらの化学物質を吸収することの安全性はよくわかっていないそうです。
摂南大学薬学部で分析した結果、
市販ナプキンからダイオキシンを検出したそうです。
ダイオキシンはごくごくわずかな量でも、非常に毒性が強く、その毒性の中でも特に生殖への毒性が注目されてます。
ドイツ医学研究者ゲアハルト氏によると
『子宮内膜症患者は、ダイオキシン類と同様の毒性を持つ塩化ビフェニールの体内濃度が高い』
と、発表されています。
ニューヨーク大学医学センターのフィリップ・ティエルノ博士は、
膣粘膜から残留ダイオキシンが吸収され、蓄積されることの危険性をして期されています。
ダイオキシンは、内分泌攪乱化学物質の代表格。
ホルモンを狂わせます。子宮内膜症、流産、死産、月経困難症、月経痛、不妊症
等が引き起こされます。
使い捨てナプキンを使い続ける限り、ダイオキシン等の有害化学物質の吸収をし続けることになりますし、
地球環境にとっても、焼き捨てる使い捨てナプキンからでるダイオキシンにより、
健康、命、環境へ悪影響を及ぼします。
妊娠、授乳により、蓄積された汚染物質は次世代へ。
使い捨てナプキン焼却は800度異常の高温処理であれば無害化されるだろうと行政は公表されていますが、
環境総合研究所の池田こみち氏は、高温処理してもダイオキシンは無害化することは不可能だと指摘。
使い捨てナプキンを使い続けることで、ダイオキシンを世界へばらまき続けているということです。
布ナプキン、エコナプキンを使用することで、自分自身の体の内側から整えることの大切さ。
使い捨てナプキンを使い続けることで、あらゆる方面で起こる悪循環。 とてもいい勉強になりました。