鍬と聴診器 | こじょるのおこじょなえぶりでい

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鍬と聴診器。

昭和50年代に書かれた本で

昭和9年生まれのお医者さんが書かれた本です。

大学病院で医師を経験し、医学部で学生さんを指導され、たくさんの気づきがあり、

公立菊池養生園診療所の所長さんになられました。

とても不思議な方です。

 

内容は様々で、暮らしのことから社会のことまで。

 

砂糖の害についても指摘されています。

本人の経験談としても、お饅頭、ぜんざい、お寿司、お砂糖が大好きで

偏頭痛、便秘、じんましん、鼻炎、血糖…

かなりの肥満体だったそうですが

砂糖だちをされ、殆ど症状がなくなられたそうです。

断食や砂糖だちをされるなど、お医者さんにしては柔軟な方ですよね。

 

農薬の害についても、昭和の頃からすでに声を上げておられました。

虫はころっと農薬で死に絶え、人間はじわじわ苦しめられる、と。

昭和53年度の農薬中毒事故は全国で死亡者が342人。未遂は193人。凄い数値もそのご著書で紹介して下さっております。

死に至らなくても、農薬により、皮膚、神経、視力、肝臓、腎臓、造血障害など数限りなく、実態もつかめていないことを言及されています。

低毒性だとしても、無毒性ではないこと。

死亡者や障害をうみだす農薬を、平気で口にしているのは、なにかか狂っていないか?世に問われていました。

 

一度是非、手にとって下さい!(*^_^*)