「母はつよし」という言葉に嫌悪感 マザコン大国日本の精神論はここに | こじょるのおこじょなえぶりでい

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「母はつよしだね、頑張れ!」

 

とか

 

「母はつよしだね、凄いな~」

 

とか言われるのが苦手。

 

というか、そういう言葉を使う方

 

(ほぼ男性)の空気の読めなさや

 

鈍感無知さが苦手です。

 

 

 

 

うちの父なんかは軽く言いますが

 

男の人でこういう言葉を軽い気持ちで言う人が多い気がします。

 

あ、おじさんね。

 

自分で育児してこなかった世代とか。

 

母なのだから、無理難題も何とかしろ、母なんだから、無茶な状況も耐えろみたいな、

 

母親は皆様聖母みたいな妄想の上

 

プレッシャーを与えられたり、無茶を耐える美徳みたいなことを提案されている気がするのは私だけでしょうか。

 

 

 

 


「母は強しなんだから、インフルエンザなんか1日で治せ!」と、

 

出産予定日、夫が職場からインフルエンザ貰ってきて私にうつし

 

高熱で苦しんでいた私に父が言った言葉は一生忘れられませぬ。

 

まだ産んでないしね…

 

意味不明でした。苦しんでいる娘に言う言葉かな?(笑)

 

母親は、子供を産む前からずっと母親なのね・・・みたいなセリフにもギョッとすることがありました。

 

実際に産むまで必死すぎて

 

「私が、ママよ♡」というイメージと現実はかけ離れていて

 

出産=死のリスクを背負う、あらゆる不調のオンパレードの日々で

 

そんな余裕なかったと思います。

 

※私の周りのママも割とそういう人多かったので、正直な意見なのかも?

 

 

 

 

産後、脊柱の痛みで右も左も向けなくなり(脊柱に持病あり)、

 

1センチの段差も激痛、真冬なのにいつも脂汗をかいていた。

 

数日でスリッパが脂汗でボロボロになってはけなくなった。

 

それでも授乳や新生児の超絶ハードな育児してたのに

 

「痛い痛いって、痛がりすぎじゃない?(失笑)」みたいに言われたこと。。。

 

 

 

 

 

「母は強し」 だから、任せしておいて大丈夫なはず。 

 

どんなことが起きても放置しても母親なら乗り越えるはず。 

 

父親は「俺わからへんもん」で済む。

 

 

まあ、本当にわからない、というのが正直な答えだったかもしれないんですけど。(笑)

 

母親かてわからんわ。

 

知らんわ。

 

けど、知らんですまされないよね、

 

目の前に24時間おいとくと死んでしまう

 

物すんごいひ弱な存在が要るんやから。

 

けどその責任とプレッシャーは、

 

全部全部母親に押しつけてええもんですか???

 

肉体的には何も変わっていない、むしろ大幅に弱った、

 

まだ母親として未経験でも、

 

母は強しと押しつけられるようにいわれて、

 

不快だったと思い出す。

 

 

 

ちなみに、

 

うちの母は「母は、強し」と言わない。

 

絶対使わない。

 

 

 

息子が三歳をすぎ、私も経験を少しずつ積んで、やれ大出血、やれ大怪我、やれ癇癪、

やれアレルギー。

 

段々「キャー!」とか泣きそうになることはなくなり、どっしり構えるようになり、

 

子供の笑顔に負けて忍耐を覚えたり、戦う、逃げる、遠ざける、学ぶ、考える、相談することを覚えて確かに強くなりました。

 

 

 

母は強し、という言葉は正しくはないと思う。


「女は弱し、母は強し」が正式な言葉。

 

女性はみんなみんな、みーんな、か弱い生き物。でも、母親になることで強くなるよ、という言葉が正式な意味。

 

なのに、母親だけ取り出し、神格化して押しつけるように言うのはマザコン大国日本だこらなんだろうなぁ。

 

 

 

 

他にも諺が沢山あるので紹介しよう。 

 

 

 

男鰥に蛆が湧き、女寡に花が咲く…

 

男の人は1人で暮らしていると、世話をする妻がいないと虫がわくような汚らしい生活になるが、

 

女の人は未亡人になると、めきめき美しくなって幸福になる、という諺。 

 

案外「女は弱し…」もわからないという諺ですなぁ・・・(笑)

 

 

 

 

 

ちなみに、うちの愛しの旦那さんは、マザコンではございません。

 

むしろ反対。

 

論理的で知性的。

 

産後、わたくし、体調不良で30cm歩くだけで背骨に激痛、育児だけで脂汗をかきまくり、

 

息子の癇癪祭りで30分以上睡眠がとれない、

 

床一面血の海になる大量の悪露出血をしたり

 

困っている私を助けるために、

 

というかあんたの子どもなんやから

 

半分以下でも家似おるとき手伝うんは当たり前ちゃうかとも思いますけど

 

旦那君が沐浴だけは、してくれてたんです。

 

仕事帰ってきて、新生児期だけですけど、

 

お風呂入れるんだけはしてくれてた。

 

寝かしつけも授乳も着替えも全部私ですけど

 

腰がとにかく無理すぎてしゃがめなくて、

 

沐浴無理やったんです。

 

そこへ義母が電話をかけてきて、

 

あれこれまくしたてて言いまして

 

(育児は女と産んだ女の実家が面倒を見るべき、

 男のあなたが何故沐浴してるの!?等々…だったそう)

 

「俺が俺の子供の子育てして何が悪い!?!?」

 

と猛烈にキレて電話をきった姿に感動。

 

素敵ー!!結婚してー!!結婚してたぁあ!!ww

 

 

 

産後の夫婦仲の良しあしは、夫にかかっているのかもしれません。。笑