花火の撮り方
今日から7月。
梅雨も折り返し点といったところでしょうが
梅雨が明けたら夏本番。
夏本番の楽しみといえば、花火ですね。
写真屋の店長をやっていた頃、この時期によく
お客様から聞かれたのが、この質問。
「花火をキレイに撮るにはどうしたらいいの?」
この場合の「キレイに」というのは、
普通のカメラで撮ると火花が丸いつぶつぶに写りますが
そうではなく、噴水のように流れている感じにしたいということです。
自分の写真で大変恐縮ですが、こういう感じです。

今日は、花火の写真の撮り方をご紹介したいと思います。
少しでもお役に立てば幸いです。
まず、必要なものはこちら。
〇 カメラ(必須:これがなきゃ撮れません)
(勿論、一眼レフが望ましいが、絞りとシャッター速度を
マニュアル設定できるものならコンパクトデジカメでも可)
〇 三脚(必須:これがなきゃブレちゃう)
〇 レリーズかリモコン(あると便利:ブレを防げますから)
〇 ペンライト(あると便利:暗い場所で撮りますから)
〇 虫除けスプレー(あると便利:蚊を撃退できますから)
〇 折りたたみ椅子かシート(あると便利:座って待てますから)
まず何より重要なのが、場所取りです。
あなたが行く花火大会の人気度にもよりますが
打ち上げ場所が見えるくらい間近な位置で
三脚を立てる場所を確保するには、それなりに早く行く必要があります。
もう一つ重要なのが、当日の風向き。
打ち上げ場所よりも風下に立ってしまうと、
火花よりも煙の方が手前に来てしまい、まともに写りません。
事前に天気予報で確認のうえ、現地でも注意して
慎重に場所を選びましょう。
カメラの設定は、絞りがF8~10ほど。
ピントは、マニュアルフォーカスで“無限”にしておけばいいでしょう。
打ち上げが始まったら火花の位置に合わせてもいいですが
ちゃんと合っているか確認しながら撮りましょう。
ISO感度は、夜だからといって特に高感度設定にする必要はなく
100でまったく問題なし(フィルムでも同じ)。
いよいよ花火の打ち上げが始まったら、
まずは落ち着いて、火花がどのあたりで広がるのかを
しっかり見極めて、バランスよくフレームに収まるように
カメラの画角を決めてから三脚に固定します。
(もちろん、慣れてきたら引いて撮ったりアップで撮ったりしてもOK)
バルブ撮影ができないカメラの場合は
シャッター速度を10秒くらいに設定して
花火が打ちあがると同時にシャッターボタンを押します。
※バルブ撮影とは、シャッターボタンを押し続けている間は
シャッターが開きっぱなしにできる機能のことです。
一眼レフなら、たいてい付いています。
バルブ撮影ができるカメラの場合は
打ち上げと同時にシャッターボタンを押し始め、
花火3発~4発分くらいを撮ります。
(別に何発分でもいいんですが、やりすぎると画面が
ゴチャゴチャになります)
デジカメなら、撮るたびに液晶画面で確認できますから
タイミングや画角を微調整しながら撮ればOKです。
もし明るく写りすぎて火花が白く飛んでしまうようなら
少し余分に絞り込んでもいいかも。
ハッキリ言って、
花火の撮影なんてプロカメラマンでも「出たとこ勝負」ですから
(もちろん、経験を積めば精度は上りますが)
とにかく数多く撮ることですね。
撮った直後に画像を確認できて、気に入らなければ削除できる
デジタルカメラは、まさに花火を撮るのにうってつけです。
花火の撮影というと難しく考えてしまう人が多いですが
一眼レフと三脚さえあれば、いたって簡単です。
今回載せている写真も、花火撮影の経験わずか2回目の時のものです。
良い場所を確保できること、強風に見舞われないこと、
この2つの条件が揃えば、誰でもこのくらいの写真は撮れます。
(実はコレ、土日に休めないサービス業従事者だったボクが行くことができた
超貴重な平日開催の花火大会の写真です)

この写真の撮影以降、花火大会にはほとんど行けずにいるんですが
今年は少しは都合がつけられそうだし
デジタル一眼での初めての花火シーズンなので
今から楽しみにしています。
全国の花火大会情報
ヤフー : http://hanabi.yahoo.co.jp/
ウォーカープラス : http://hanabi.walkerplus.com/
じゃらん : http://www.jalan.net/jalan/doc/theme/hanabi/hanabi_index.html
梅雨も折り返し点といったところでしょうが
梅雨が明けたら夏本番。
夏本番の楽しみといえば、花火ですね。
写真屋の店長をやっていた頃、この時期によく
お客様から聞かれたのが、この質問。
「花火をキレイに撮るにはどうしたらいいの?」
この場合の「キレイに」というのは、
普通のカメラで撮ると火花が丸いつぶつぶに写りますが
そうではなく、噴水のように流れている感じにしたいということです。
自分の写真で大変恐縮ですが、こういう感じです。

今日は、花火の写真の撮り方をご紹介したいと思います。
少しでもお役に立てば幸いです。
まず、必要なものはこちら。
〇 カメラ(必須:これがなきゃ撮れません)
(勿論、一眼レフが望ましいが、絞りとシャッター速度を
マニュアル設定できるものならコンパクトデジカメでも可)
〇 三脚(必須:これがなきゃブレちゃう)
〇 レリーズかリモコン(あると便利:ブレを防げますから)
〇 ペンライト(あると便利:暗い場所で撮りますから)
〇 虫除けスプレー(あると便利:蚊を撃退できますから)
〇 折りたたみ椅子かシート(あると便利:座って待てますから)
まず何より重要なのが、場所取りです。
あなたが行く花火大会の人気度にもよりますが
打ち上げ場所が見えるくらい間近な位置で
三脚を立てる場所を確保するには、それなりに早く行く必要があります。
もう一つ重要なのが、当日の風向き。
打ち上げ場所よりも風下に立ってしまうと、
火花よりも煙の方が手前に来てしまい、まともに写りません。
事前に天気予報で確認のうえ、現地でも注意して
慎重に場所を選びましょう。
カメラの設定は、絞りがF8~10ほど。
ピントは、マニュアルフォーカスで“無限”にしておけばいいでしょう。
打ち上げが始まったら火花の位置に合わせてもいいですが
ちゃんと合っているか確認しながら撮りましょう。
ISO感度は、夜だからといって特に高感度設定にする必要はなく
100でまったく問題なし(フィルムでも同じ)。
いよいよ花火の打ち上げが始まったら、
まずは落ち着いて、火花がどのあたりで広がるのかを
しっかり見極めて、バランスよくフレームに収まるように
カメラの画角を決めてから三脚に固定します。
(もちろん、慣れてきたら引いて撮ったりアップで撮ったりしてもOK)
バルブ撮影ができないカメラの場合は
シャッター速度を10秒くらいに設定して
花火が打ちあがると同時にシャッターボタンを押します。
※バルブ撮影とは、シャッターボタンを押し続けている間は
シャッターが開きっぱなしにできる機能のことです。
一眼レフなら、たいてい付いています。
バルブ撮影ができるカメラの場合は
打ち上げと同時にシャッターボタンを押し始め、
花火3発~4発分くらいを撮ります。
(別に何発分でもいいんですが、やりすぎると画面が
ゴチャゴチャになります)
デジカメなら、撮るたびに液晶画面で確認できますから
タイミングや画角を微調整しながら撮ればOKです。
もし明るく写りすぎて火花が白く飛んでしまうようなら
少し余分に絞り込んでもいいかも。
ハッキリ言って、
花火の撮影なんてプロカメラマンでも「出たとこ勝負」ですから
(もちろん、経験を積めば精度は上りますが)
とにかく数多く撮ることですね。
撮った直後に画像を確認できて、気に入らなければ削除できる
デジタルカメラは、まさに花火を撮るのにうってつけです。
花火の撮影というと難しく考えてしまう人が多いですが
一眼レフと三脚さえあれば、いたって簡単です。
今回載せている写真も、花火撮影の経験わずか2回目の時のものです。
良い場所を確保できること、強風に見舞われないこと、
この2つの条件が揃えば、誰でもこのくらいの写真は撮れます。
(実はコレ、土日に休めないサービス業従事者だったボクが行くことができた
超貴重な平日開催の花火大会の写真です)

この写真の撮影以降、花火大会にはほとんど行けずにいるんですが
今年は少しは都合がつけられそうだし
デジタル一眼での初めての花火シーズンなので
今から楽しみにしています。
全国の花火大会情報
ヤフー : http://hanabi.yahoo.co.jp/
ウォーカープラス : http://hanabi.walkerplus.com/
じゃらん : http://www.jalan.net/jalan/doc/theme/hanabi/hanabi_index.html
夏が来るたびに
もう30年近くも前、小学生の頃のことですが
6月のある朝、起きるとすぐ母親に告げられました。
「Kくんが亡くなったって・・・。新聞に出てる。」
Kくんとは、当時もっとも親しくしていた友人のことです。
一瞬、何のことだか判らず呆然としてしまいましたが
確かに記事には彼の名前が載っていて、自宅近くの川で水死と書かれていました。

※写真と本文は直接関係ありません
学校から帰った後、川へ遊びに行って一人で水に入り、
深みにはまってしまったらしいとのこと。
その日のお通夜で見た彼の顔は、今でも脳裏に焼きついています。
声を掛けたら目を開けるんじゃないかと思うくらい、キレイな顔でした。
その後の告別式にも参列しましたが、
結局、事故を新聞で知ってから告別式が終わるまで
なぜか涙は一度も出ませんでした。
たぶん、病院のベッドの上で息を引き取るのを見届けられていたら
彼の死を実感できて、
思い切り泣いて気持ちに区切りが付けられたかもしれませんが、
何の前触れも無く、
ある朝起きたら、彼はいなくなっていた。
今思うと、親友が亡くなったという、あまりの事態の大きさと
そのあまりのあっけなさに戸惑っていたのかもしれません。
その後、事故が起きた場所へは何度かお花を手向けにいきましたが
お墓には足を運べませんでした。
お葬式にも参列したし、亡くなったことは動かしがたい事実として
認識はしていたんですが。
皮肉なことに、今、彼のことを思い出そうとすると
頭に浮かんでくるのは、喧嘩したこととか、
彼のラジコンカーで遊ばせてもらっている時、
ボクがそのラジコンの部品を壊してしまったこととか
そんなのばかりです。

※写真と本文は直接関係ありません
毎年、夏が来ると必ず海や川の事故で子供が亡くなったという
哀しいニュースを何度も目にすることになりますが
その度にKくんのことが頭をよぎります。
このブログには、小学生以下のお子様をお持ちの方が
何人も訪問してくださっているようです。
その方々にお願いです。
水場での遊びは本当に気をつけていただきたい。
よく知っているつもりの場所でも、思わぬところに危険があります。
特に怖いのは、川とか池ですね。
どこに深みがあるのか判らないことも多いから、
子供たちだけで行かせるのは危ない。
ましてや、一人で行かせるのはもってのほかです。
男の子の場合は特に、危ないから行ってはダメだと言うと
かえって行きたくなってしまったりしますが
真剣な目で忠告してあげていただきたいと思います。
実は、Kくんには姉が2人いたのですが
Kくんが亡くなる何年も前、そのお姉さんのうちの一人も
別の事故で亡くなっていて
つまりKくんのご両親は3人の子供のうち、
2人も事故で亡くしてしまったんです。
ボクには子供がいませんが、
3人の子供のうち2人までが亡くなってしまうというのは
どんな心情なのか、想像もつきません。
人の命が何より尊いことは言うまでもないんですが
それが失われてしまうときというのは
こんなにもあっけないものなのかと、小学生にして思い知らされました。
本当に本当に、お気をつけ下さい。
6月のある朝、起きるとすぐ母親に告げられました。
「Kくんが亡くなったって・・・。新聞に出てる。」
Kくんとは、当時もっとも親しくしていた友人のことです。
一瞬、何のことだか判らず呆然としてしまいましたが
確かに記事には彼の名前が載っていて、自宅近くの川で水死と書かれていました。

※写真と本文は直接関係ありません
学校から帰った後、川へ遊びに行って一人で水に入り、
深みにはまってしまったらしいとのこと。
その日のお通夜で見た彼の顔は、今でも脳裏に焼きついています。
声を掛けたら目を開けるんじゃないかと思うくらい、キレイな顔でした。
その後の告別式にも参列しましたが、
結局、事故を新聞で知ってから告別式が終わるまで
なぜか涙は一度も出ませんでした。
たぶん、病院のベッドの上で息を引き取るのを見届けられていたら
彼の死を実感できて、
思い切り泣いて気持ちに区切りが付けられたかもしれませんが、
何の前触れも無く、
ある朝起きたら、彼はいなくなっていた。
今思うと、親友が亡くなったという、あまりの事態の大きさと
そのあまりのあっけなさに戸惑っていたのかもしれません。
その後、事故が起きた場所へは何度かお花を手向けにいきましたが
お墓には足を運べませんでした。
お葬式にも参列したし、亡くなったことは動かしがたい事実として
認識はしていたんですが。
皮肉なことに、今、彼のことを思い出そうとすると
頭に浮かんでくるのは、喧嘩したこととか、
彼のラジコンカーで遊ばせてもらっている時、
ボクがそのラジコンの部品を壊してしまったこととか
そんなのばかりです。

※写真と本文は直接関係ありません
毎年、夏が来ると必ず海や川の事故で子供が亡くなったという
哀しいニュースを何度も目にすることになりますが
その度にKくんのことが頭をよぎります。
このブログには、小学生以下のお子様をお持ちの方が
何人も訪問してくださっているようです。
その方々にお願いです。
水場での遊びは本当に気をつけていただきたい。
よく知っているつもりの場所でも、思わぬところに危険があります。
特に怖いのは、川とか池ですね。
どこに深みがあるのか判らないことも多いから、
子供たちだけで行かせるのは危ない。
ましてや、一人で行かせるのはもってのほかです。
男の子の場合は特に、危ないから行ってはダメだと言うと
かえって行きたくなってしまったりしますが
真剣な目で忠告してあげていただきたいと思います。
実は、Kくんには姉が2人いたのですが
Kくんが亡くなる何年も前、そのお姉さんのうちの一人も
別の事故で亡くなっていて
つまりKくんのご両親は3人の子供のうち、
2人も事故で亡くしてしまったんです。
ボクには子供がいませんが、
3人の子供のうち2人までが亡くなってしまうというのは
どんな心情なのか、想像もつきません。
人の命が何より尊いことは言うまでもないんですが
それが失われてしまうときというのは
こんなにもあっけないものなのかと、小学生にして思い知らされました。
本当に本当に、お気をつけ下さい。
スポーツカーの未来
先日、クルマで街を走っていたら
“初心者マーク”を貼り付けた
ポルシェ・カレラ と
すれ違いました。
いったいどんな初心者なんだ・・・。(@ ̄Д ̄@;)
若葉マークが猛烈に似合わんぞ。
アクセル全開かませば、ものの数秒で
時速100キロを超えてしまうクルマだというのに・・・。
さて、そんなポルシェも、
そしてスポーツカーとして世界最高峰のブランドであるフェラーリも
今やハイブリッドなどの環境技術抜きにはやっていけない状況ですが
(ヨーロッパではもうすぐ、自動車メーカーは
一定の環境基準をクリアしないと
莫大な罰金を支払わないといけなくなるため)
日本では、エコカー減税(という名の景気対策)の影響で
減税対象車しか売れなくなってしまい
ただでさえマーケットが縮小し続けているスポーツカーは
計画中止、開発中止、生産中止、と散々なことになっています。
ダイハツ・コペンの次期型も開発が中止されたという話は
以前にもこのブログに書きましたが、
「コペンがなくなってもコレがあるさ」って感じで期待していた
ホンダのビート後継車も、2013年ごろの発売を目途に
開発していたはずが、どうもハイブリッドカーや
実用軽自動車(ダイハツ・タントみたいなのを作りたいらしい)の方を
優先するために
“後回し” にされる可能性が
高まってきているらしい。
え~~!ホンダもかよ!?
と一瞬思ったんですが、その後
自分なりに色々と考えていて、「別にいいよな」と思うようになりました。
自動車というのは、あまりにも高度で複雑な工業製品であるため
ここ数十年はメーカーの新規参入がほぼ不可能な業種でありました。
消えていったメーカーはあっても、
新しく参入してきた自動車メーカーなんて、聞いたことないでしょ?
特に新参者にとって難しいのがエンジンの開発。
現代では新型エンジンの開発には数十億円の開発費が掛かるといわれますが
新興企業・中小企業ではとてもそんな資金を用意できるはずも無い。
ミツオカ自動車も、ボディは作れても(それだって大変なんですが)
エンジンはトヨタや日産などから供給を受けて搭載しています。
ところが、ここ1~2年で電気自動車(以下EV)が
急速に次世代のエコカーとして脚光を浴びるようになりました。
バッテリー技術の向上により、ガソリン車に代わって
実用に耐えうるEVが作れるようになってきたからなんですが
これにより、自動車開発の上で最大の難関だった
“エンジン”を作る必要がなくなったわけで
いわゆるベンチャー企業がクルマを作れる時代になりつつあるのです。
先日、トヨタがアメリカのEVメーカー「テスラ・モータース」と
資本提携したニュースを見た人も多いでしょうが
テスラもベンチャー企業です。
日本でも、テスラほどの会社はまだありませんが
軽自動車のエンジンを下ろしてバッテリーなどを載せ、
EVに改造するという事業を始めている会社があります。
それはまだスピードも馬力も出ず、
航続距離もあまり長くはないそうですが
このように規模の小さい会社でもクルマを作れるようになれば
必ずスポーツカーの生産に挑戦するメーカーがいくつも出てくるはず。
既存の自動車メーカーがスポーツカーを作らなくなったのは
大きく2つの理由があると思います。
〇 会社組織がグローバルに大きくなってくると効率を重視せざるを得ず、
販売台数の見込めないジャンルのクルマには開発費を回せない。
〇 スポーツカーはどうしても燃費が悪くなるが
大規模なメーカーほど、社会的責任を気にして
そういう類のクルマは作りにくい。
でも、EVならCO2の排出量を気にする必要はないし
ガソリンエンジンがいらないとなれば、ベンチャー企業にとって
参入障壁も低くなる。
ガソリンエンジンで考えるとスポーツカーの未来は暗いのですが
EVで考えれば、スポーツカーの未来はむしろ明るいのではないか、と
個人的には考えています。
ガソリン車と同レベルで楽しめるスポーツEVの市販化なんて
いつになるか判らねぇよ、とおっしゃる方もいるでしょうが、
いいんです。
なぜなら、今はコペンがあるから。
“初心者マーク”を貼り付けた
ポルシェ・カレラ と
すれ違いました。
いったいどんな初心者なんだ・・・。(@ ̄Д ̄@;)
若葉マークが猛烈に似合わんぞ。
アクセル全開かませば、ものの数秒で
時速100キロを超えてしまうクルマだというのに・・・。
さて、そんなポルシェも、
そしてスポーツカーとして世界最高峰のブランドであるフェラーリも
今やハイブリッドなどの環境技術抜きにはやっていけない状況ですが
(ヨーロッパではもうすぐ、自動車メーカーは
一定の環境基準をクリアしないと
莫大な罰金を支払わないといけなくなるため)
日本では、エコカー減税(という名の景気対策)の影響で
減税対象車しか売れなくなってしまい
ただでさえマーケットが縮小し続けているスポーツカーは
計画中止、開発中止、生産中止、と散々なことになっています。
ダイハツ・コペンの次期型も開発が中止されたという話は
以前にもこのブログに書きましたが、
「コペンがなくなってもコレがあるさ」って感じで期待していた
ホンダのビート後継車も、2013年ごろの発売を目途に
開発していたはずが、どうもハイブリッドカーや
実用軽自動車(ダイハツ・タントみたいなのを作りたいらしい)の方を
優先するために
“後回し” にされる可能性が
高まってきているらしい。
え~~!ホンダもかよ!?
と一瞬思ったんですが、その後
自分なりに色々と考えていて、「別にいいよな」と思うようになりました。
自動車というのは、あまりにも高度で複雑な工業製品であるため
ここ数十年はメーカーの新規参入がほぼ不可能な業種でありました。
消えていったメーカーはあっても、
新しく参入してきた自動車メーカーなんて、聞いたことないでしょ?
特に新参者にとって難しいのがエンジンの開発。
現代では新型エンジンの開発には数十億円の開発費が掛かるといわれますが
新興企業・中小企業ではとてもそんな資金を用意できるはずも無い。
ミツオカ自動車も、ボディは作れても(それだって大変なんですが)
エンジンはトヨタや日産などから供給を受けて搭載しています。
ところが、ここ1~2年で電気自動車(以下EV)が
急速に次世代のエコカーとして脚光を浴びるようになりました。
バッテリー技術の向上により、ガソリン車に代わって
実用に耐えうるEVが作れるようになってきたからなんですが
これにより、自動車開発の上で最大の難関だった
“エンジン”を作る必要がなくなったわけで
いわゆるベンチャー企業がクルマを作れる時代になりつつあるのです。
先日、トヨタがアメリカのEVメーカー「テスラ・モータース」と
資本提携したニュースを見た人も多いでしょうが
テスラもベンチャー企業です。
日本でも、テスラほどの会社はまだありませんが
軽自動車のエンジンを下ろしてバッテリーなどを載せ、
EVに改造するという事業を始めている会社があります。
それはまだスピードも馬力も出ず、
航続距離もあまり長くはないそうですが
このように規模の小さい会社でもクルマを作れるようになれば
必ずスポーツカーの生産に挑戦するメーカーがいくつも出てくるはず。
既存の自動車メーカーがスポーツカーを作らなくなったのは
大きく2つの理由があると思います。
〇 会社組織がグローバルに大きくなってくると効率を重視せざるを得ず、
販売台数の見込めないジャンルのクルマには開発費を回せない。
〇 スポーツカーはどうしても燃費が悪くなるが
大規模なメーカーほど、社会的責任を気にして
そういう類のクルマは作りにくい。
でも、EVならCO2の排出量を気にする必要はないし
ガソリンエンジンがいらないとなれば、ベンチャー企業にとって
参入障壁も低くなる。
ガソリンエンジンで考えるとスポーツカーの未来は暗いのですが
EVで考えれば、スポーツカーの未来はむしろ明るいのではないか、と
個人的には考えています。
ガソリン車と同レベルで楽しめるスポーツEVの市販化なんて
いつになるか判らねぇよ、とおっしゃる方もいるでしょうが、
いいんです。
なぜなら、今はコペンがあるから。