情報の拡散について
読売新聞の記事より。
(ここから)
東日本巨大地震を巡り、節電や救援物資を募る「チェーンメール」が出回っている。
被災者を思いやる善意の内容だが、不正確なものが多く、
混乱の原因になることから、総務省などはメールは転送しないよう注意を呼びかけている。
チェーンメールは「知り合いに回して」と不特定多数への転送を促す。
「関東の電気が底をつき、九州電力などから送電を行うらしい。
1人が節電をするだけで、関東の方が携帯の充電をできたり、
病院が医療機器を使えるようになります」など、節電を訴える内容が多い。
九電広報部によると、送電は設備能力などの理由で20万キロ・ワットしか送っていない。
これは予備電力で十分まかなえる量という。
同社は「節電はありがたいが、被災地への支援にはならない」としている。
福岡市・天神では、投資顧問会社社長のブログでの呼びかけに応じ、
救援物資を持った大勢の人が殺到。路上や店舗前をふさいで混乱したため、
13日で受け付けを終えた。
だが、14日も物資を持って同社を訪れる人が後を絶たないという。
「自衛隊が支援物資を受け付けている」などのメールも出回ったが、デマだった。
総務省は13日午前、メールを転送しないよう呼びかける文章を
ホームページ(HP)に掲載。携帯電話各社も同様の対応をしている。
同省消費者行政課は「善意の気持ちはわかるが、通信網が混乱し、
警察や消防の人命救助活動に支障を来す恐れもある。
まずは自治体の窓口な訴える内容が多い。
九電広報部によると、送電は設備能力などの理由で20万キロ・ワットしか送っていない。
これは予備電力で十分まかなえる量という。
同社は「節電はありがたいが、被災地への支援にはならない」としている。
福岡市・天神では、投資顧問会社社長のブログでの呼びかけに応じ、
救援物資を持った大勢の人が殺到。路上や店舗前をふさいで混乱したため、
13日で受け付けを終えた。
だが、14日も物資を持って同社を訪れる人が後を絶たないという。
「自衛隊が支援物資を受け付けている」などのメールも出回ったが、デマだった。
総務省は13日午前、メールを転送しないよう呼びかける文章を
ホームページ(HP)に掲載。携帯電話各社も同様の対応をしている。
同省消費者行政課は「善意の気持ちはわかるが、通信網が混乱し、
警察や消防の人命救助活動に支障を来す恐れもある。
まずは自治体の窓口などで確認してほしい」と話している。
(引用ここまで)
あの地震の発生以降、数多くの「拡散希望」の情報を載せているブログなどを
目にしました。
勿論、善意でやっていらっしゃることは前後の文脈から伝わってくるのですが
情報の出所が不明なものが多かったように思います。
実際、「本当かなぁ・・・」と首を傾げたくなる情報もありました。
批判がましい物言いで大変恐縮ですが
情報の拡散に参加された方は、自分が拡散させる前に
その情報がどの程度正しいか、ご自分なりの検証をされたでしょうか。
インターネットの便利さが、ちょっと恐い方向に作用してしまった気がします。
今回の震災の状況を報道で見て、
多くの人が自分にできることの少なさにもどかしさを感じたと思いますが、
何か出来ないかと考える中で“拡散希望”の情報を目にして
これなら自分にも、と思ってしまった人もいらっしゃるかもしれません。
実はボク自身もその一人で、一瞬、情報の拡散に参加しようかという思いが
頭をよぎったこともあります。
ただ、出所の判らない情報をむやみに広めることに不安を感じ、
結局、自分自身が信頼できると判断し、義援金の入金も行なった
ヤフー・ボランティアを紹介するに留めました。
よく言われることですが
ネット上の情報は、常に「玉石混交」です。
そして、他から仕入れた情報をブログに載せた場合、
情報の内容自体については元々の発信者に責任がありますが、
それを掲載したことについては、ブログの筆者に責任があると思います。
インターネットの便利さと恐さを改めて痛感しましたので
自戒も込めて書かせていただきました。
(ここから)
東日本巨大地震を巡り、節電や救援物資を募る「チェーンメール」が出回っている。
被災者を思いやる善意の内容だが、不正確なものが多く、
混乱の原因になることから、総務省などはメールは転送しないよう注意を呼びかけている。
チェーンメールは「知り合いに回して」と不特定多数への転送を促す。
「関東の電気が底をつき、九州電力などから送電を行うらしい。
1人が節電をするだけで、関東の方が携帯の充電をできたり、
病院が医療機器を使えるようになります」など、節電を訴える内容が多い。
九電広報部によると、送電は設備能力などの理由で20万キロ・ワットしか送っていない。
これは予備電力で十分まかなえる量という。
同社は「節電はありがたいが、被災地への支援にはならない」としている。
福岡市・天神では、投資顧問会社社長のブログでの呼びかけに応じ、
救援物資を持った大勢の人が殺到。路上や店舗前をふさいで混乱したため、
13日で受け付けを終えた。
だが、14日も物資を持って同社を訪れる人が後を絶たないという。
「自衛隊が支援物資を受け付けている」などのメールも出回ったが、デマだった。
総務省は13日午前、メールを転送しないよう呼びかける文章を
ホームページ(HP)に掲載。携帯電話各社も同様の対応をしている。
同省消費者行政課は「善意の気持ちはわかるが、通信網が混乱し、
警察や消防の人命救助活動に支障を来す恐れもある。
まずは自治体の窓口な訴える内容が多い。
九電広報部によると、送電は設備能力などの理由で20万キロ・ワットしか送っていない。
これは予備電力で十分まかなえる量という。
同社は「節電はありがたいが、被災地への支援にはならない」としている。
福岡市・天神では、投資顧問会社社長のブログでの呼びかけに応じ、
救援物資を持った大勢の人が殺到。路上や店舗前をふさいで混乱したため、
13日で受け付けを終えた。
だが、14日も物資を持って同社を訪れる人が後を絶たないという。
「自衛隊が支援物資を受け付けている」などのメールも出回ったが、デマだった。
総務省は13日午前、メールを転送しないよう呼びかける文章を
ホームページ(HP)に掲載。携帯電話各社も同様の対応をしている。
同省消費者行政課は「善意の気持ちはわかるが、通信網が混乱し、
警察や消防の人命救助活動に支障を来す恐れもある。
まずは自治体の窓口などで確認してほしい」と話している。
(引用ここまで)
あの地震の発生以降、数多くの「拡散希望」の情報を載せているブログなどを
目にしました。
勿論、善意でやっていらっしゃることは前後の文脈から伝わってくるのですが
情報の出所が不明なものが多かったように思います。
実際、「本当かなぁ・・・」と首を傾げたくなる情報もありました。
批判がましい物言いで大変恐縮ですが
情報の拡散に参加された方は、自分が拡散させる前に
その情報がどの程度正しいか、ご自分なりの検証をされたでしょうか。
インターネットの便利さが、ちょっと恐い方向に作用してしまった気がします。
今回の震災の状況を報道で見て、
多くの人が自分にできることの少なさにもどかしさを感じたと思いますが、
何か出来ないかと考える中で“拡散希望”の情報を目にして
これなら自分にも、と思ってしまった人もいらっしゃるかもしれません。
実はボク自身もその一人で、一瞬、情報の拡散に参加しようかという思いが
頭をよぎったこともあります。
ただ、出所の判らない情報をむやみに広めることに不安を感じ、
結局、自分自身が信頼できると判断し、義援金の入金も行なった
ヤフー・ボランティアを紹介するに留めました。
よく言われることですが
ネット上の情報は、常に「玉石混交」です。
そして、他から仕入れた情報をブログに載せた場合、
情報の内容自体については元々の発信者に責任がありますが、
それを掲載したことについては、ブログの筆者に責任があると思います。
インターネットの便利さと恐さを改めて痛感しましたので
自戒も込めて書かせていただきました。
自分に出来ること
3月15日午後10時31分頃に起きた静岡県を震源とする地震、
愛知県のボクの住む街も震度3でした。
幸い、軽い揺れだけで済みましたが・・・。
あの大地震以降、色んなことを考えました。
テレビでの報道もかなり長時間にわたって見ました。
阪神大震災で被災し家を失った経験を持つという人のブログも読みました。
その結果、思ったことは。
今の自分が建設的にできることは、募金と献血くらいのもの。
あの極限状況で働く資格があるのは、自衛隊、消防隊、警察の救助隊、
及び世界各国から派遣されてきた軍隊や救助隊のような
肉体も精神も鍛え抜かれた、真のプロフェッショナルのみ。
いずれも、自前で食料、水、寝床の用意ができなければならない。
それができない一般人がノコノコと出向いても、被災者の食い扶持を減らすだけ。
(実際、阪神大震災では浅薄な自称・ボランティアも1人や2人ではなかったらしい。
テレビでは「自主的に集まった若者」として美談になりそうな場面だけが
取り上げられていたのをボクも覚えているが・・・)
道路が復旧し始めたからといって、必要がないなら当分は行かない方がいい。
復旧活動の初期に整備される道路は、
まさにその復旧活動を円滑にするためのものだろうし
そこに部外者のクルマが列を成しては、邪魔になる。
ボクを含めた、災害救助に何の技術も、知識も、体力も精神力もない
大多数の一般人は、復旧がある程度まで進んだ後で
東北へ遊びに行けばいい。
そして、現地でお金を使えばいい。それが貢献になる。
救援物資も、基本的には公的機関の求めに応じて有力企業が提供する方が効率がいい。
我々は、そうやって資金や物資を提供してくれた企業の商品を買うことで
貢献に替えられる。
勿論、個別に物資搬送の手配ができ、被災者が本当に欲しているものを
確実に届けられる人は別だが。
今は義援金も献血も、全国から殺到しているらしい。
不適切なのを承知で敢えて言えば、「ホットな話題」だからと思われます。
今日から徐々にテレビでは通常通りのバラエティ番組などの放送も始まり、
それ自体を不謹慎と言うつもりは全くありませんが、
おそらくそうした日常が戻ってくることで
被災者たちのことを思い出す機会は減っていくと思います。
被災地でも礼節を失わない日本人の態度は世界中から賞賛されていますが
一方で、震災の被害を全く受けずに済んだ人たちの中では
「熱しやすく冷めやすい」という日本人の欠点が顔を出すと予想されます。
そこで、今回の震災被害者の方々に対して
本当に貢献したいと思うのであれば、
「献血には定期的に行く」とか
「義援金は、自分の目一杯の額を一度に払うのではなく
毎月、定額をコツコツ振り込む」
というのはどうでしょう。
こんなことを書いているのは
“上から目線”で「被災者を忘れるな!」と言いたいからではありません。
ボク自身が、熱しやすく冷めやすい日本人の典型だからです。
どちらかというと、自分に向けて書いています。
そういうわけで、ボクは今後、ごく少額ではありますが
定期的に義援金を送りたいと思っています。
そして・・・
未だ、行方不明者の正確な人数すら把握できていない状況で
こんなことを言うのも気が引けないではありませんが
今自分が一番やるべきことは、
「元気を出して前を向いて生活する」ことだと思います。
「そもそも被災していないんだからカンタンだろう」とお叱りを受けるかもしれませんが。
震災を免れた人たちで活気をつくり出していかないと、
被災者の皆さんのところまで、経済効果やその他の影響が回っていかない。
先ほども書いたとおり、ボクには災害現場で役に立てるスキルは
何ひとつありません。
だから、当面は行きません。邪魔をしないために。
その代わり、近い将来に街が復興し始めたら
必ず何らかの形で、東北の活性化に貢献したい。
今はそのために力を貯めることを考えていきます。
そして、このブログの内容も、従来どおりの
クルマと写真をメインにしたものへと徐々に戻していきます。
愛知県のボクの住む街も震度3でした。
幸い、軽い揺れだけで済みましたが・・・。
あの大地震以降、色んなことを考えました。
テレビでの報道もかなり長時間にわたって見ました。
阪神大震災で被災し家を失った経験を持つという人のブログも読みました。
その結果、思ったことは。
今の自分が建設的にできることは、募金と献血くらいのもの。
あの極限状況で働く資格があるのは、自衛隊、消防隊、警察の救助隊、
及び世界各国から派遣されてきた軍隊や救助隊のような
肉体も精神も鍛え抜かれた、真のプロフェッショナルのみ。
いずれも、自前で食料、水、寝床の用意ができなければならない。
それができない一般人がノコノコと出向いても、被災者の食い扶持を減らすだけ。
(実際、阪神大震災では浅薄な自称・ボランティアも1人や2人ではなかったらしい。
テレビでは「自主的に集まった若者」として美談になりそうな場面だけが
取り上げられていたのをボクも覚えているが・・・)
道路が復旧し始めたからといって、必要がないなら当分は行かない方がいい。
復旧活動の初期に整備される道路は、
まさにその復旧活動を円滑にするためのものだろうし
そこに部外者のクルマが列を成しては、邪魔になる。
ボクを含めた、災害救助に何の技術も、知識も、体力も精神力もない
大多数の一般人は、復旧がある程度まで進んだ後で
東北へ遊びに行けばいい。
そして、現地でお金を使えばいい。それが貢献になる。
救援物資も、基本的には公的機関の求めに応じて有力企業が提供する方が効率がいい。
我々は、そうやって資金や物資を提供してくれた企業の商品を買うことで
貢献に替えられる。
勿論、個別に物資搬送の手配ができ、被災者が本当に欲しているものを
確実に届けられる人は別だが。
今は義援金も献血も、全国から殺到しているらしい。
不適切なのを承知で敢えて言えば、「ホットな話題」だからと思われます。
今日から徐々にテレビでは通常通りのバラエティ番組などの放送も始まり、
それ自体を不謹慎と言うつもりは全くありませんが、
おそらくそうした日常が戻ってくることで
被災者たちのことを思い出す機会は減っていくと思います。
被災地でも礼節を失わない日本人の態度は世界中から賞賛されていますが
一方で、震災の被害を全く受けずに済んだ人たちの中では
「熱しやすく冷めやすい」という日本人の欠点が顔を出すと予想されます。
そこで、今回の震災被害者の方々に対して
本当に貢献したいと思うのであれば、
「献血には定期的に行く」とか
「義援金は、自分の目一杯の額を一度に払うのではなく
毎月、定額をコツコツ振り込む」
というのはどうでしょう。
こんなことを書いているのは
“上から目線”で「被災者を忘れるな!」と言いたいからではありません。
ボク自身が、熱しやすく冷めやすい日本人の典型だからです。
どちらかというと、自分に向けて書いています。
そういうわけで、ボクは今後、ごく少額ではありますが
定期的に義援金を送りたいと思っています。
そして・・・
未だ、行方不明者の正確な人数すら把握できていない状況で
こんなことを言うのも気が引けないではありませんが
今自分が一番やるべきことは、
「元気を出して前を向いて生活する」ことだと思います。
「そもそも被災していないんだからカンタンだろう」とお叱りを受けるかもしれませんが。
震災を免れた人たちで活気をつくり出していかないと、
被災者の皆さんのところまで、経済効果やその他の影響が回っていかない。
先ほども書いたとおり、ボクには災害現場で役に立てるスキルは
何ひとつありません。
だから、当面は行きません。邪魔をしないために。
その代わり、近い将来に街が復興し始めたら
必ず何らかの形で、東北の活性化に貢献したい。
今はそのために力を貯めることを考えていきます。
そして、このブログの内容も、従来どおりの
クルマと写真をメインにしたものへと徐々に戻していきます。
写真を大切に。
本題の前にまず・・・
前回の記事で、義援金の送り先について
「こういう状況の中、義援金集めを装って詐欺を働く者も
ごく一部には現れる可能性があります」と書いたのだが・・・
本当に出てきてしまったようだ。
今日のヤフー・ニュースに掲載されていた。
義援金集めの偽サイトを開設したヤツがいるらしい。
世の中、色んな種類の犯罪があるが
未曾有の災害に襲われた被災者たちのために
全国の人たちが善意を送ろうとしているときに
それを利用して金を騙し取ろうとするとは・・・
いったい、どこでどういう育ち方をすれば
そんな腐った根性が身につくのか。
自分自身、煩悩だらけのセコイ人間だと自覚してはいるが
さすがにここまで堕ちたらオシマイだ。
テレビのニュースで見た、泥だらけの裸足のまま
赤ちゃんを抱いて避難してきた母親の姿が忘れられない。
偽サイトを作ったヤツは、こういう映像を見てもなお、
こんな詐欺を働くことにためらいがないのか。
だとしたら、人間として完全に終わってる。
たとえ今回のことで警察に捕まらなかったとしても
いずれどこかで社会の制裁を受けるだろう。
一方、街頭募金も正直言ってあまり信頼できるものではない。
実際に街頭で募金箱を抱えている人たちは本当に善意からやっていたりするんだが
それを上で仕切っている連中が、集まった義援金を持ち逃げ・・・というのは
珍しい話でもないようだし。
義援金は、必ず信頼できる機関に!
ネットでの手続きに不安のある人は、郵便局か大手銀行の窓口で
信頼できる募金先を教えてもらうのが一番確実。
フィッシング・サイトにはくれぐれもご注意を!
ブログを管理する上で「ネガティヴなエネルギーを流さない」というのを
自分へのルールとして課しているので
あまり取り上げたくないテーマではあったが、言わずにはいられなかったし
注意喚起の意味も込めて。
さて、やっと本題です。
今日、被災地の様子を伝えるテレビ報道の中で、こんな場面を見ました。
家が全壊してしまった初老の男性が、がれきの山のようになってしまった
自宅を訪れ、探し出したもの・・・
それは、家族の写真を収めたアルバムでした。
残念なことに、その方の奥様は今回の災害で亡くなってしまったとのことで
尚更、その生前の姿を留めた写真が大切なものになったのでしょう。
一昨年まで、フリーター時代も含めると十数年にわたって
写真屋で仕事をしてきて、
その間には、写真の持つ意義の大きさを感じさせられる体験がいくつもありましたが
今回のニュース映像は、見ていて、切なさで目頭が熱くなりました。
あの想像を絶する津波に家を流された被災者の方々は
もはや写真を取り戻そうにも、跡形も無くなってしまっている人の方が
多いのかも知れず
そう思うと一層、あの震災の悲惨さを思い知らされるのですが・・・
大切な人を失ったとき、
写真が残っているということがどれほど大きな意味を持つか、改めて痛感しました。
ボクも色んなお客様の写真のプリントに携わってきて、
店長として仕事するようになってからは、バイトの子たちに
「自分の焼いた写真がお客様の家に何十年も残って、
今は小さい子供たちが大人になった頃に皆で懐かしんで見るかもしれない。
そういうことをイメージしながらプリントしてね。」
と言い聞かせるようにしていました。
1枚20円とか30円の小売価格で、
色調整の部分以外は半自動的に次々と進んでしまう業務用プリンターでの作業は
ややもすると仕事に想いがこもらなくなってしまうからで、
(設定次第で全自動も可能。これをやる店は手抜きです。)
こういうイメージを持ってもらうことで
目には見えない仕事の深みが必ずお客様にも伝わると思ってのことだったんですが
言葉にならない苦難に見舞われた人が
崩れてしまった家で探し求めたものが写真だったという今回の映像、
ボクのような職歴を持つ者にとっては
深く深く胸に刺さる場面でした・・・。
みんな、家族の写真は撮っておこうね。
自分の写真も撮っておこうね。
あなたは自分の写真なんか要らないと思うかもしれないけれど、
あなたを大切に想っている人にとっては、かけがえのない宝物になるんです。
人生は何度でもやり直しが利くけれど
絶対にやり直せないのが、過去に戻って写真を撮ること。
写真を大切に。
前回の記事で、義援金の送り先について
「こういう状況の中、義援金集めを装って詐欺を働く者も
ごく一部には現れる可能性があります」と書いたのだが・・・
本当に出てきてしまったようだ。
今日のヤフー・ニュースに掲載されていた。
義援金集めの偽サイトを開設したヤツがいるらしい。
世の中、色んな種類の犯罪があるが
未曾有の災害に襲われた被災者たちのために
全国の人たちが善意を送ろうとしているときに
それを利用して金を騙し取ろうとするとは・・・
いったい、どこでどういう育ち方をすれば
そんな腐った根性が身につくのか。
自分自身、煩悩だらけのセコイ人間だと自覚してはいるが
さすがにここまで堕ちたらオシマイだ。
テレビのニュースで見た、泥だらけの裸足のまま
赤ちゃんを抱いて避難してきた母親の姿が忘れられない。
偽サイトを作ったヤツは、こういう映像を見てもなお、
こんな詐欺を働くことにためらいがないのか。
だとしたら、人間として完全に終わってる。
たとえ今回のことで警察に捕まらなかったとしても
いずれどこかで社会の制裁を受けるだろう。
一方、街頭募金も正直言ってあまり信頼できるものではない。
実際に街頭で募金箱を抱えている人たちは本当に善意からやっていたりするんだが
それを上で仕切っている連中が、集まった義援金を持ち逃げ・・・というのは
珍しい話でもないようだし。
義援金は、必ず信頼できる機関に!
ネットでの手続きに不安のある人は、郵便局か大手銀行の窓口で
信頼できる募金先を教えてもらうのが一番確実。
フィッシング・サイトにはくれぐれもご注意を!
ブログを管理する上で「ネガティヴなエネルギーを流さない」というのを
自分へのルールとして課しているので
あまり取り上げたくないテーマではあったが、言わずにはいられなかったし
注意喚起の意味も込めて。
さて、やっと本題です。
今日、被災地の様子を伝えるテレビ報道の中で、こんな場面を見ました。
家が全壊してしまった初老の男性が、がれきの山のようになってしまった
自宅を訪れ、探し出したもの・・・
それは、家族の写真を収めたアルバムでした。
残念なことに、その方の奥様は今回の災害で亡くなってしまったとのことで
尚更、その生前の姿を留めた写真が大切なものになったのでしょう。
一昨年まで、フリーター時代も含めると十数年にわたって
写真屋で仕事をしてきて、
その間には、写真の持つ意義の大きさを感じさせられる体験がいくつもありましたが
今回のニュース映像は、見ていて、切なさで目頭が熱くなりました。
あの想像を絶する津波に家を流された被災者の方々は
もはや写真を取り戻そうにも、跡形も無くなってしまっている人の方が
多いのかも知れず
そう思うと一層、あの震災の悲惨さを思い知らされるのですが・・・
大切な人を失ったとき、
写真が残っているということがどれほど大きな意味を持つか、改めて痛感しました。
ボクも色んなお客様の写真のプリントに携わってきて、
店長として仕事するようになってからは、バイトの子たちに
「自分の焼いた写真がお客様の家に何十年も残って、
今は小さい子供たちが大人になった頃に皆で懐かしんで見るかもしれない。
そういうことをイメージしながらプリントしてね。」
と言い聞かせるようにしていました。
1枚20円とか30円の小売価格で、
色調整の部分以外は半自動的に次々と進んでしまう業務用プリンターでの作業は
ややもすると仕事に想いがこもらなくなってしまうからで、
(設定次第で全自動も可能。これをやる店は手抜きです。)
こういうイメージを持ってもらうことで
目には見えない仕事の深みが必ずお客様にも伝わると思ってのことだったんですが
言葉にならない苦難に見舞われた人が
崩れてしまった家で探し求めたものが写真だったという今回の映像、
ボクのような職歴を持つ者にとっては
深く深く胸に刺さる場面でした・・・。
みんな、家族の写真は撮っておこうね。
自分の写真も撮っておこうね。
あなたは自分の写真なんか要らないと思うかもしれないけれど、
あなたを大切に想っている人にとっては、かけがえのない宝物になるんです。
人生は何度でもやり直しが利くけれど
絶対にやり直せないのが、過去に戻って写真を撮ること。
写真を大切に。