インアウトライン再手術では、ラインの種類よりも、現在の状態からどこまで変更できるのかを先に確認します。
インアウトライン再手術、ラインの種類より先に確認すべきことがあります
二重再手術を検討する際、インライン・インアウトライン・アウトラインのうち、どのラインが自分に似合うのかを最初に調べた方も多いのではないでしょうか。
ポータルサイトやコミュニティには、ラインごとの特徴を比較した記事や個人の体験談が多くありますが、現在の自分のラインから、実際にどのラインまで変更できるのかについて詳しく扱った情報はなかなか見つかりません。
再手術は初回手術とは異なり、すでに作られているラインや組織の状態をもとに変化をつくらなければなりません。
そのため、どのラインがよりきれいかを考える前に、現在の状態からどこまで変更できるのかを確認することが必要です。
今回は、目元整形を専門的に行うシウォン整形外科が、インアウトライン再手術を検討する際、現在のラインを基準にどこまで変化させることができるのかについて詳しくご説明します。
インライン・インアウトライン・アウトラインは、目頭側で二重ラインがどこから始まるかによって分けられます。
インライン・インアウトライン・アウトラインは何によって分けられますか?
二重ラインは、目頭側でラインが蒙古襞の内側に入るのか、外側に出るのかによって分けられます。
ラインが蒙古襞の内側へ続く場合はインラインに近く、蒙古襞の外側から始まる場合はアウトラインに近くなります。
その中間で、一部だけが外側に見える形をインアウトラインと呼びます。
どのラインが似合うのかは、一人ひとりの目によって異なります。
目元の形、まぶたの皮膚の余裕、蒙古襞の程度によって、同じインアウトラインでも人によって異なる印象に見えるためです。
再手術では、さらにもう一つ確認すべきことがあります。
すでに手術を受けている目では、ラインの形だけでなく、そのラインがどのような方法で作られたのか、現在どの程度の組織が残っているのかまで一緒に確認する必要があります。
現在のラインから別のラインへ変更する再手術では、変更する方向によってアプローチが異なります。
ラインを低くする方向、高くする方向、そして目頭側の形を変える方向では、それぞれ確認すべき部分が違います。
ラインを低くする方向:
現在のラインより下側にある皮膚と組織の状態を確認する必要があります。
ラインを高くする方向:
既存ラインより上側の皮膚の余裕と癒着の程度を確認します。
目頭側の形を変える方向:
蒙古襞側の皮膚状態と、以前の手術によってできた傷跡の位置を先に確認します。
そのため、同じ「インアウトラインに変えたい」という希望であっても、現在のラインがインラインなのかアウトラインなのか、どの方向へ動かしたいのかによってアプローチ方法は変わります。
ラインを変える方向によって、再手術で確認する部分も異なります。
変更できる範囲を決める4つの要素
ラインをどこまで変更できるのかは、一人ひとり異なります。
その範囲を決める主な要素は4つあります。
まぶたの皮膚の余裕
ラインを動かせるだけの皮膚が残っているかどうかが基準になります。
以前の手術による癒着と傷跡
既存ラインが固定されている位置や傷跡の範囲が、変更できる幅に影響します。
目を開ける力
目を開ける力の程度によって、ラインが安定する位置が変わります。
切開手術の有無
目頭切開や目尻切開を行っている場合、または同時に検討している場合には、ラインの目頭側の形にも影響します。
皮膚の余裕・癒着と傷跡・目を開ける力・切開手術の有無が、ラインを変更できる範囲を決めます。
この4つの要素は互いに関係しているため、どれか一つだけを見て変更可能な範囲を判断することはできません。
そのため、カウンセリングではまず現在の目の状態を確認し、そのうえで可能な範囲を決めていきます。
どのラインがきれいかではなく、今の目からどこまで変えられるのかが再手術の基準です。
インアウトライン再手術
シウォン整形外科
インアウトライン再手術について、よくあるご質問
Q1. セミアウトラインからインアウトラインへ変えることもできますか?
ラインをどの方向へ変更するのか、そして現在のまぶたの状態によって判断が異なります。
目頭側の皮膚の余裕や、既存ラインの傷跡の位置を先に確認したうえで、変更できる範囲を決めます。
Q2. ラインを低くする場合と高くする場合は、どちらも同じ方法で行いますか?
いいえ。
ラインを低くする場合と高くする場合では、確認する皮膚や組織の位置が異なるため、アプローチ方法も変わります。
Q3. 切開手術をしていなくても、インアウトラインへ変更できますか?
切開手術の有無は、変更可能な範囲を決める要素の一つです。
切開を行わなくてもライン変更が可能な場合もあれば、蒙古襞の状態によっては切開手術をあわせて検討する必要がある場合もあります。
目の状態によって個別に判断します。
Q4. 再手術を何度も受けていると、変更できる範囲は狭くなりますか?
過去の手術回数が多いほど、癒着や傷跡が蓄積している可能性があるため、現在の状態をより詳しく確認することが重要になります。
ただし、これも一人ひとり異なるため、一概に判断することはできません。
実際にラインを変更した経過
現在のラインからどの方向へ変更したかによって、術後の経過も異なります。
方向別にまとめていますので、ご自身と似たスタート地点があるか確認してみると参考になります。
左右差のあるアウトラインをインラインへ変更した4か月後の経過です。
ラインの緩み・多重ライン・左右差を同時に改善しながら、インアウトラインからインラインへ変更した経過です。
奥二重のラインをインアウトラインへ高く調整した2か月後の経過です。
窮屈に見えていたインラインの二重を、目上切開とあわせて変更した2か月後の経過です。
ラインがなじむまでの時期と、シウォン整形外科の診療方針
再手術でラインを調整したあとも、すぐに最終的な形になるわけではありません。
手術直後は腫れや組織の緊張によって、ラインが普段より濃く見えたり、やや不自然に感じられたりすることがあります。
このような腫れは一般的に1〜2週間ほどかけて徐々に落ち着いていき、その後1か月ほど経つとラインがまぶたになじみ始めます。
組織が十分に安定した状態は、一般的に3か月前後を目安に確認していきます。
インアウトライン再手術は、最初に希望するラインを決めてから始めるのではなく、現在のラインとまぶたの状態を確認することから始まります。
皮膚の余裕、癒着、目を開ける力、切開手術の有無を一緒に確認して初めて、どこまで変更できるのかが決まるためです。
この順序で確認することで、希望するラインと実際に可能なラインとの差をあらかじめ把握し、その範囲内で現実的な方向を決めることができます。
現在のラインからどこまで変えられるのか分からず、不安を感じていた患者様のお気持ちに、シウォン整形外科は深く共感しています。
当院では無理なライン変更を勧めることはありません。
1対1のカウンセリングを通して、現在のまぶたの皮膚の余裕や癒着、目を開ける力を客観的に確認し、実際に変更可能な範囲内でのみ手術方向をご提案します。
現在のラインから、安全に変えられる範囲を見極めながら、誠実に診療してまいります。
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