二重の再手術を受けるクリニックを選ぶ際に、確認しておきたい4つのポイントをまとめました。

 

二重の再手術を検討するなかで、クリニックによって提案される手術の範囲が異なり、戸惑ったことはありませんか?

 

同じ目元を診察しても、二重ラインだけを整え直すよう提案するクリニックもあれば、目つき矯正も同時に行う必要があると説明するクリニックもあります。

 

これは、医師によって好みが異なるからではなく、左右非対称の原因をどこまで確認しているかが異なるためです。原因を十分に見極めないまま立てた手術計画は、必要以上に範囲が広がりやすくなります。原因がはっきりしないほど、より多くの部分に手を加えるほうが安全に思えてしまうためです。

 

しかし、再手術において手術範囲を広げることは、それ自体がリスクを増やすことにつながります。まぶたはすでに一度切開され、組織が癒着している状態です。処置する組織の層が増えるほど回復期間が長くなり、結果の予測も難しくなります。

 

そのため、クリニックを選ぶ際に注目すべきなのは、手術方法の名称ではなく、原因をどのように見極めているかという点です。

 

今回は、目の整形に特化したシウォン整形外科が、二重の再手術を受けるクリニックを選ぶ際に確認していただきたい4つのポイントについてご説明します。

1つ目:左右非対称の原因を分けて説明してくれるか

二重が左右で異なって見える原因は、大きく2つに分けられます。

  • 目を開ける力の違い: まぶたを持ち上げる上眼瞼挙筋(levator palpebrae superioris)の働きに左右差がある場合です。片方の目が十分に開かなかったり、額の筋肉を使って目を開ける習慣が認められたりします。この場合は、目つき矯正が修正の対象となります。
 
  • 二重ラインの高さの違い: 目を開ける力には差がなく、二重ラインが形成された位置と、固定されている深さだけが異なる場合です。この場合は、ラインの構造だけを整え直すことで左右差を改善できます。

二重の左右非対称は、目を開ける力の違いと、ラインの高さの違いに分けられます。

 

カウンセリングでこの2つの原因を区別して説明せず、すぐに手術方法の話が始まる場合は、原因が十分に確認されていない可能性があります。

 

単に左右が異なるという事実だけでなく、なぜ異なって見えるのかについて説明を受けることが重要です。

 

ラインが原因だった実際の術後経過は、以下の記事で写真とともにご確認いただけます。

 

 

 

一方、目を開ける力が原因だったケース

 

 

 

2つ目:手を加える必要のない部分も説明してくれるか

適切な再手術の計画には、何をしないのかという判断も含まれます。

 

目を開ける力に左右差がなければ、目つき矯正は修正の対象にはなりません。必要のない状態で目つき矯正を追加すると、目が開きすぎたり、完全に閉じられなくなったりする問題が生じる可能性があります。

 

確認したい質問:「私の場合、手を加える必要のない部分はどこですか?」

 

カウンセリングでこの3つのポイントについて質問することで、原因の分析が先に行われているかを確認できます。

 

この質問に対して具体的な回答が得られれば、原因の分析が先に行われているということです。

 

反対に、「一緒に行ったほうがよい」という回答しか得られない場合は、手術範囲を広げる理由が本当にご自身の状態にあるのか、改めて確認する必要があります。

3つ目:既存の組織の状態も確認してくれるか

再手術は、初回の手術とは条件が異なります。

 

一度切開された部分には瘢痕組織(scar tissue)が形成され、周囲の組織と癒着しています。

 

この癒着を残したまま新しいラインだけを加えると、上側に重複したしわが残ったり、時間の経過とともに以前のラインが再び現れたりします。

 

そのため、二重ラインの再手術は、単に新しいラインを作るのではなく、癒着した組織の層を剥離して適切な位置へ戻したうえで、希望する高さに再固定する手術として考える必要があります。

 

カウンセリングでは、既存のラインをどのように処理するのかについて、説明を受けられることが重要です。

 

二重ラインの位置と形を変更した症例

 

 

 

4つ目:どのくらい長期の術後経過を公開しているか

再手術の結果が明らかになるのは、手術直後ではなく、時間が経過してからです。

 

腫れが引き、瘢痕組織が落ち着いていく過程で、二重ラインの高さや厚みは少しずつ変化します。また、癒着を十分に剥離できていない場合は、数か月かけて以前のラインが再び現れることがあります。

 

そのため、術後1か月や2か月時点の結果だけを示す資料では、判断が難しくなります。この時期は、まだ組織が安定する前だからです。

 

  • 確認したいこと:同じ患者さまの術後経過を、1年以上にわたって継続的に記録した資料があるか。

再手術の結果は、1年以上にわたる経過を確認することで、より正確に判断できます。

 

当院では、術後2年、3年、4年が経過した時点の状態も記録しています。

 

時間が経過した後も同じ形が維持されているかを確認することは、再手術において特に重要です。

 

切開法による二重の再手術、術後32か月の長期経過 ― 厚みのあるソーセージ目を薄く整えた症例

 

 

 

自然癒着法による二重、術後7年の長期経過 ― ラインが緩むかどうかを7年間記録

 

 

 

よくあるご質問

Q1. 再手術はいつから受けられますか?

組織が安定するまで待つ必要があります。

 

腫れや瘢痕組織が落ち着く前に手術を行うと、その時点の形を基準に計画を立てることになるため、組織が安定した後に再びずれが生じる可能性があります。

 

ただし、必要な待機期間は初回の手術範囲や組織の状態によって異なるため、実際の状態を確認したうえで判断することが適切です。

Q2. 片側だけ手術することもできますか?

左右非対称の原因が片側だけにある場合は、その側だけを修正したほうがよいケースもあります。

 

問題のない側にも手を加えると、その目にも新たな変化が生じる可能性があるためです。

 

どちらの側に原因があるのかを確認したうえで決定します。

Q3. ハム目も同時に改善できますか?

瞼板前部が厚く見えるハム目(pretarsal fullness、瞼板前部肥厚)は、二重ラインの高さや固定されている深さと関連している場合が多く、二重ラインの再手術で併せて対処することがあります。

 

ただし、組織量が原因となっている場合もあるため、状態に応じてアプローチ方法は異なります。

 

一度の手術で希望していた目元にならず、再びクリニックを探さなければならなくなった患者さまのお気持ちに、シウォン整形外科は深く寄り添います。

 

複数のクリニックで異なる説明を受けるほど、何を基準に判断すればよいのか分からなくなるものです。

 

当院では、必要以上に広い範囲の手術をおすすめすることはありません。

 

1対1の診察を通じて、左右非対称の原因が目を開ける力にあるのか、それとも二重ラインにあるのかを客観的に分析し、本当に必要な範囲に限った手術計画をご提案します。手を加える必要のない部分はそのまま残せるよう、誠実な診療を行ってまいります。

 

 

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