目の大きさは同じくらいなのに、目が傾いて見えて左右非対称に感じます。目の軸(高さ)も手術で改善できますか?

目の軸が傾いて見える印象は、単に目の大きさの問題ではなく、目頭のフック変形(hook deformity)や左右の目尻の高さが異なる構造的な左右非対称(asymmetry)によって生じているケースが少なくありません。

 

目元整形・目の再手術を専門とするシウォン整形外科では、精密な診断を通じて目の軸のずれを引き起こす根本原因を分析します。特に、目尻の高さの違いが主な原因である場合には、目尻切開と目尻下制を併用し、外眼角を下方へ調整することで、傾いた水平軸をバランスよく整えることが可能です。

 

鏡を見るたび、あるいは写真を撮るたびに、「何となく目が傾いて見える」と感じている方は少なくありません。二重ラインを修正したり、目を大きく見せる施術を受けても違和感が残る場合は、目そのものではなく「目の水平軸」が傾いている可能性があります。

 

人の顔は本来完全な左右対称ではありません。しかし、目頭と目尻を結ぶ軸の傾きに左右差が大きい場合、視覚的に不安定で鋭い印象を与えてしまいます。このような目の軸のアンバランスは、皮膚表面だけを調整しても改善することは難しく、目を支える内部組織の位置を正確に把握し、適切に再配置することが重要です。

 

本日はシウォン整形外科より、目の軸のずれや左右非対称(asymmetry)の原因を分析し、目尻下制をはじめとする手術によってどのように改善できるのかを詳しくご紹介します。

 


目の軸が傾く代表的な原因2つ

  • フック変形(hook deformity)

目頭切開後に内眼角(目頭)がフック状に変形し、傷跡が目立つことで、目頭の軸が下方へずれて見える状態を指します。

 

 

 

  • 目尻の高さの左右差

左右の目尻(外眼角:lateral canthus)の高さが異なることで、目全体の水平軸が傾いて見える状態です。場合によっては、フック変形以上に目の軸の傾きへ大きく影響することもあります。

 

 

 

 

これら2つの原因が同時に存在するケースも珍しくありません。そのため、どちらが主な原因であるかを見極めたうえで、適切な手術計画を立てることが重要です。

 

 

 

 


Q1. 目尻下制(目尻切開)だけでも左右差は改善できますか?

はい、改善が期待できます。

 

診察の結果、目の軸のずれの主な原因が「目尻の高さの左右差」にある場合には、目尻切開と同時に目尻下制を行うことで、印象の改善が期待できます。

 

手術では、目尻周囲の皮膚や結膜組織を繊細に調整し、外側および下方へ移動させます。左右で目尻の高さが異なる場合には、それぞれを個別に調整しながら水平軸のバランスを整えていきます。

 


Q2. 目尻切開と目頭切開修正は必ず同時に行う必要がありますか?

必ずしも同時に行う必要はありません。

 

前述のように、目尻の高さの左右差が主な原因であれば、目尻切開のみでも十分な改善が期待できます。

 

一方で、フック変形(hook deformity)など内眼角の問題が複合的に存在する場合には、目頭切開修正や目上切開を併用した方が適していることがあります。

 

患者様一人ひとりの目の構造や現在の状態を精密に分析したうえで、最適な治療方法をご提案いたします。

 


Q3. 目尻切開後の抜糸やダウンタイムはどのくらいですか?

目尻下制後の回復経過には個人差や手術範囲による違いがありますが、一般的には術後約7~10日で抜糸を行います。

 

抜糸前後には、手術部位に腫れや内出血が残っていることは自然な経過です。

 

腫れや内出血は数週間かけて徐々に落ち着いていき、最終的な仕上がりや目の水平軸の自然なバランスが安定するまでには、十分な回復期間が必要となります。

 


🔍 主な目の軸矯正手術を比較

  • 目尻下制(目尻形成)

目尻の高さを調整し、目の水平軸のバランスを整えることを主な目的とする手術です。目尻が高すぎる場合や左右非対称(asymmetry)が強い場合に適応となり、単独での施術も可能です。

  • 目頭切開修正

内眼角(目頭)のフック変形(hook deformity)の改善を主な目的とする手術です。過去の目頭切開によって内眼角の損傷や変形が生じた場合に適応となります。

  • 目上切開(軸回転)

目頭上部の蒙古ひだを調整し、目頭の向きを整えながら目の軸を回転させることを目的とした手術です。目の軸が下方へ傾き、重たい印象を与えている場合に改善が期待できます。

 


目の軸のずれは、まず原因を見極めることが大切です

目の軸が傾いて見える左右非対称(asymmetry)は、単一の原因ではなく、複数の解剖学的要因が重なって生じているケースが多くあります。

 

そのため、ご自身の目の状態を正確に把握しないまま、安易に切開手術だけを希望することは望ましくありません。

 

シウォン整形外科では、目元整形・目の再手術に特化した豊富な臨床経験をもとに、術前の1対1の精密カウンセリングを通して、目尻の高さ、内眼角の位置、過去の手術歴、組織の状態などを総合的に分析いたします。

 

原因を正確に見極めたうえで、患者様一人ひとりに適した誠実な治療方針をご提案いたします。

 

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