229：目頭切開修正と他の目整形を一緒に？切開法二重再手術＋目頭切開修正＋タレ目形成2ヶ月目

目頭切開復元(目頭切開修正)時に他の目の整形と手術を一緒に行うことについてお問い合わせをいただくことが多いです。

目頭切開修正時に他の目の整形を一緒に行うことに対しては正確に定まった基準は無く、それぞれの状況に合わせて修正手術を単独で、あるいは他の目の整形と一緒に行うことになります。

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前(22.07.11)

過去に二重手術と一緒に目頭切開を行った後、強い印象になってしまい、それらを改善するために来院なさった患者様です。

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前(22.07.11)

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前の状態チェック

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前の状態チェック(22.07.11)

全体的に強そうな印象を改善することをご希望される状態で、目の全般的なイメージに影響を及ぼす要素としては、

① 奥二重(インライン)形態の二重瞼：きつい印象

② 過度な涙丘の露出：印象が強くみえる

③ 高い目尻：目が狭くきつい。印象が強くなる

などがあります。

該当部分に対してそれぞれ改善が必要な状態で、切開法二重再手術を通じて二重瞼のラインが見えるように、目頭切開修正を通じて医原性蒙古襞と過度な涙丘露出を調節し、目尻切開を通じた目尻の位置の調節、タレ目形成を通じた下眼瞼の形の変化が必要です。

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成前の状態チェック(22.07.11)

必要な手術の内、当患者様の要請により目尻切開ではなくタレ目形成単独で下瞼部位の手術を行うことになりました。

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成７日目(抜糸直後)のレビュー

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成７日目(抜糸直後)のレビュー(22.07.18)

切開法二重再手術、目頭切開復元(目頭切開修正)およびタレ目形成を行ってから７日(抜糸直後)が経過した様子です。

手術部位の全般的な痣と腫れは、時間の流れとともに徐々に消えていきます。

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成７日目(抜糸直後)のレビュー(22.07.18)

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成の前と７日後(抜糸直後)の比較

目頭切開修正、切開法二重再手術、タレ目形成

前(22.07.01)→７日後(抜糸直後、22.07.18)比較

当患者様の場合、目尻が高く、非対称の状態であるため、タレ目形成の単独手術よりは、目尻の高さを調節する目尻切開と合わせたタレ目形成がお勧められる状況です。ですが、当患者様がタレ目形成の単独手術のみを希望し、目尻の高さの調節無しに、下眼瞼の傾斜度の調節だけを行うこととなりました。

両目の下眼瞼の傾斜度もまた非対称(左目の傾斜度がもっと激しい：写真上右目)であるため、タレ目形成の程度のまた異なるように(左側のタレ目形成量＞右側のタレ目形成量)行い、両目の非対称をできるだけ改善することを目標にタレ目形成手術が行われました。

⁂タレ目形成は時間の経過とともに戻る特性があるので、望む最終目標量より過矯正が必要です。