長い年月を経て美の基準は欧米人をベースに成立して来ました。

 

そのため、美しさを受け入れる基準もまたそれに合わせて収容され、発展してきました。

 

欧米人と比べて目が小さい東アジア人の場合、大きくて魅力的な目つきに対する需要は年々増加しており、それに合わさって二重手術と切開手術の需要も増加しています。

 

ですが、全ての手術には光と影が存在します。目尻切開もそれに該当します。

 

一般的に知られた目尻切開の副作用は次の通りです。

 

①粘膜露出(Mucosal exposure)

②下眼瞼の否定位置(lower eyelid malposition)

③外反症(Ectropion)、強膜露出(Scleral show)、下眼瞼の眼球からの離脱(distraction)

④下眼瞼曲線の異常(unnatural lower eyelid curvature)、Lateral bowing

⑤Wide lateral sccleral triangle

⑥Conjunctival injection(結膜充血)、Conjunctival web(webbing deformity、コの字変形)

⑦眼瞼内反(Entropion)

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)前

 

目が小さくならない目尻切開修正(目尻切開復元)前(21.10.30)

目が小さくならない目尻切開修正(目尻切開復元)前(21.10.30)

目が小さくならない目尻切開修正(目尻切開復元)前(21.10.30)

目が小さくならない目尻切開修正(目尻切開復元)前(21.10.30)

目が小さくならない目尻切開修正(目尻切開復元)前(21.10.30)

 

10年前と1年前、二度の目尻切開(目の横幅を増加させるため)を受けられた後、外眼角(目尻)部位に発生した問題を改善させるためにご来院された患者様です。

 

当患者様は目尻切開の副作用を改善させると同時に目の大きさの変化のない手術をご希望される状態でした。

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック(21.10.30)

 

過去に行った目尻切開により両側の外眼角(目尻)部位のグレーライン(Gray line)が全て崩れ(breakage)変形した形態を見せていました。目尻切開の方法の一つである、グレーラインを切る(dissection)目尻切開を行う場合、目の横幅は増加しますが、上記でご紹介した様々な副作用が同時多発的に発生する可能性があるため、術技に注意が必要なケースが多いです。

 

◆グレーラインとは◆

 

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック(21.10.30)

 

右側(写真上左側):グレーラインの連結が消失された状態で、外眼角(目尻)の形が不規則的(irregular)で乱れている状態です。グレーラインの連結が消失された部位は外眼角皮膚又は傷跡組織(scar tissue)へと変わり、本来の鋭く尖った形の外眼角模様が消失され、コの字変形と呼ばれる模様が観察されております。

 

左側(写真上右側):右側と同様にグレーラインが切れている状態ですが、その結果物はさらに非典型的で、窪み傷跡(depression)が同時に発生し、くちばしのように模様が変形しています。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック(21.10.30)

目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック(21.10.30)

 

両側の外眼角(目尻)のグレーラインの消失、変形と共に側方注視(lateral gaze)状況で目尻が白目に密着せず、隙間(gap)ができて分離して見える′強膜露出(scareal show)′が観察されます。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前の状態チェック(21.10.30)

 

 

本症例の患者様の場合、過去に受けた目尻切開により

 

①粘膜露出

②強膜露出(scareal show)‐ 俗称 目尻の浮き上がり

③コの字変形、くちばし変形(Conjunctival webbing deformity)

④切開部の色素沈着(Hyperpigmentation)

 

が発生しました。これらの症状を全体的に改善しながらも、目の大きさはそのまま維持したいとのご希望もありました。

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー

 

目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)9日目(抜糸直後)経過・レビュー(21.11.08)

 

目尻切開修正(目尻切開復元)を行ってから9日(抜糸直後)が経過した写真です。

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前に観察されていた両側外眼角の変形が改善された点と外眼角の本来の形である、鋭く尖った形が回復できたことを確認できます。

 

ですが、抜糸直後の結果になりますので、一定の期間を経て形態の変形や目の横幅の変化可能性に対する経過の観察が必要になります。

 

 

 目尻切開修正(目尻切開復元)前・後

 

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

目尻切開修正(目尻切開復元)

前(21.10.30)→ 9日目の経過(抜糸直後)(21.11.08)

 

目尻切開修正(目尻切開復元)前に確認されていた目尻切開の副作用(コの字変形、粘膜露出、強膜露出)が全て改善された部分を確認できます。

 

また、目尻切開修正(目尻切開復元)後にも目の横幅に変化がないことも確認できます。

 

一般的に目尻切開修正(目尻切開復元)は目の横幅が短くなることを前提にした手術です。目を大きくさせながら目尻切開修正(目尻切開復元)を行うということは、目尻切開修正(目尻切開復元)の安定性(stability)に悪影響を与える可能性があるため、手術のテクニックが非常に難しく、その結果を安定的に維持させることも難しいです。

 

シウォン整形外科ではキム・チャンユン代表院長が開発した独自の技術を保有・使用しており、既存の目尻切開の副作用を改善させると同時に目の大きさが変化しない目尻切開修正(目尻切開復元)を行っております。

 

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