外眼角固定術 前

外眼角固定術 前

 

切開手術は案外と様々な理由により行われています。

目尻切開の場合、目の横幅を伸ばし、きつい印象を改善させることが一番よく知られている手術の目的です。

 

ですが、目尻切開の特性上、目尻切開のみを行うと制約事項が発生します。

目尻切開のみの手術の場合に生じる制約事項を理解するためには、目の構造物の中で特殊な解剖学的部位に対する理解が先行されなければなりません。

 

グレーライン(gray line)

グレーライン(gray line)

 

この構造物の名称は′グレーライン(gray line)′です。このグレーラインは眼球を包む眼窩筋肉などの集合体で、目の形態を全体的に滑らかな形に維持させるのに非常に重要な役割を果たしています。

 

このグレーラインはまるで輪ゴムのような弾性を維持し、目の形を滑らかに包む役割を果たしています。そのため、目尻切開時に外眼角(目尻)を外側に引っ張ると、下眼瞼が上方に移動してしまうという制約事項が発生します。

 

そのため、目尻切開を考慮する場合、下眼瞼が内眼角から険しい直線形態に変形されることがあります。このような理由で目尻切開時には垂れ目形成を一緒に考慮した方が望ましいと言えます。

 

外眼角(目尻)を外側に引っ張ると下眼瞼が上方に上がる効果があり、三白眼が緩和されます。

 

ですが、このような目尻切開の制約事項を上手く逆利用すれば、三白眼を緩和させることに活用することが可能です。

 

 

 三白眼を緩和する外眼角固定術前の状態チェック

 

三白眼を緩和する外眼角固定術前の状態チェック

 

目の水平瞼裂の長さ(横幅)が短く、きつい印象とともに、下眼瞼部位の強膜が露出した三白眼により目の横、縦の比率が合わず、狭くきつい感じの目つきが観察されます。(俗称:ハイ貝目)

 

当患者様は、全体的な目の改善と三白眼部分の改善を同時に望まれました。

 

外眼角固定術の手術の方向性

 

ですので本症例では目尻切開を単独で行い、目尻切開の制約事項である下眼瞼が上方に移動する点を逆手に利用し手術を行いました。

 

 

 三白眼を緩和させる外眼角固定術後、2ヶ月目の経過

 

外眼角固定術後2ヶ月目経過

外眼角固定術後2ヶ月目経過

外眼角固定術後2ヶ月目経過

 

外眼角固定術前と比較した時、全体的に目の横幅が増加した部分を確認できます。

また、三白眼部分が大幅に緩和されています。

 

外眼角固定術で目の横幅増加、三白眼改善

外眼角固定術で目の横幅増加、三白眼改善

 

両目を配列して確認してみると、外眼角固定術で三白眼部位の改善程度を確実に確認できます。

 

側面からみる三白眼の改善程度

側面からみる三白眼の改善程度

 

三白眼の改善とともにシウォン整形外科の強みである、外眼角傾斜を調節(目尻の高さ調整)を同時に行い、より大きく清々しい目つきへと矯正された部分を確認できます。

 

三白眼を緩和させる外眼角固定術

 

このように目の解剖学的特性上、発生する外眼角固定術の制約事項も、逆手に取れば既存の目の問題を改善・補完するのに活用できます。そのため、。全ての目に一律的な手術を行うのではなく、状況にあった手術を選択することが極めて重要です。

 

シウォン整形外科では全ての患者様一人ひとりに合わせてカウンセリングを行い手術方法をお勧めしております。また、正確なテクニックを駆使した手術、確実なアフターケアーを通して最高の満足感を与えられるよう努力しております。

 

◆目尻の高さ調整込みの目尻切開及び外眼角固定術で三白眼を改善させた例◆

 

 

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