東アジア人の顔の特性上、欧米人に比べて外眼角(目尻)の傾斜が上がった形態をし見せており、それによって印象が強くみえるという、俗に言う'怖そうなイメージ'を与えてしまうことが多いです。
かつては目尻切開だけで目の傾斜を調節したり目の大きさを調節していましたが、近年では目尻切開と共にタレ目形成を並行して、目尻切開だけでは足りない部分を補うという症例が増えております。
目尻切開、タレ目形成 前
目尻切開、タレ目形成 前
強そうに見える目つきに強いコンプレックスを感じており、それを改善するためにご来院された患者様です。
両目ともに外眼角の傾斜が激しく、右目(写真上左側)の場合、下眼瞼傾斜が険しい直線形態に急変しており、目の非対称が確認されます。
また、印象が強く鋭そうなイメージから、目が大きく見えて優しい印象に変化させることを望まれる状態でした。
目尻切開、タレ目形成3ヶ月目の経過・レビュー
目尻切開、タレ目形成3ヶ月目の経過・レビュー
目尻切開とタレ目形成を行ってから3ヶ月が経過した様子です。
手術前と比べて、より大きく優しいイメージに変化した部分を確認できます。
目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開、タレ目形成 前・後
平均以上に上がっていた非対称の目尻(外眼角の高さ)を改善させるために目尻切開と目尻の高さ調整(目尻靭帯移動と類似)を行いました。それにより術前と比較して印象が柔らかく変化する効果を得られました。また、目尻切開は目の横幅を直接的に伸ばす効果があります。
目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開の場合、目の横幅を伸ばす効果はありますが、目尻切開の単独手術の場合、下眼瞼が上方に移動してしまう逆効果が発生することがあります。
目の横幅は伸びるけど、むしろ切れ長の目に見える現象が発生する可能性があります。
◆目尻切開の単独手術時に懸念される制約事項◆
そのため、近年ではこのような制約事項を補う目的で目尻切開時にタレ目形成を同時に行うことを考慮するといったケースが増えております。
目尻切開、タレ目形成 前・後
目尻切開、タレ目形成 前・後
タレ目形成では険しい直線形態の下眼瞼を曲線の形態に転換させ、目をより大きく、より柔らかく見せるよう変化を与えることができます。
つまり、目尻切開とタレ目形成を同時に行い、全体的に大きく優しい感じの目つきに変化させることができると言えます。
シウォン整形外科では従来の目尻切開とタレ目形成の制約事項を補完して、副作用を最小限に抑えるシウォン整形外科ならではのテクニックで満足頂ける目の形と安定的に持続させる切開術を行っております。
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