2月にスキーで湯沢に行く際に立ち寄った関越道上里サービスエリア。
ここは埼玉県の北端にあたり、隣は群馬県藤岡市である。
つまりほぼ群馬地域である。
そこの売店で見かけたのが、かつて話題になったイタリアの洋菓子のマリトッツオ。
この出現は2021年5月のころ中であった。
TBSのクイズ番組東大王で漢字女王の富永美樹が写真を見て不安そうに答えたのが、自分が聞いたっ所の瞬間であった。
その年の夏の時期には大ブレイクをして、東京のパン店、ケーキ店などの店頭に大々的に並んだ。
自分はもともとクリームが好きなので、これぞとばかり出来立てのイオン川口店でこれを昼食代わりにすることが多かった。
しかし流行はさほど長くは続かず、その年のうちに店頭からは姿を消した。
菓子パンの一つとしてある程度は定着すると思っていたが。
そして今はほぼ見かけない。
上里サービスエリアに入ったとき、店内のパン店で珍しくなったものを見かけた。
でかいタイプのマリトッツオである。
イチゴを乗せたアレンジ物もあるようである。
左の果物サンドもコンビニなどでも見かけるがどうやらこちらのほうが受けたようである。
久々に見たマリトッツオを当然一つ買った。
車の中で食べた。
これが定着しなかったのは、単純すぎるからではないか。
もともとはローマの朝食である。
簡単に作れるほうが良いに決まっている。
料理といえるかどうか疑問である。
したがって飽きられるのも早い。
またもともとクリーム入りのパンはあった。
牛乳パンもある。
形が違っているだけで、中身は同じである。
この迫力、重厚感が少し違うか。
後は値段の問題だ。マリトッツオは大体300円、クリームパンは100円。
この差も大きい。
ここまでしてクリームをそんなに食べる気はしないといったところだったのだろうか。
とにかく久しぶりだったのでよく味わった。