このあまべの里関サバ関アジ館のメニューには、大分県の伝統郷土料理りゅうきゅうもあった。
りゅうきゅうはケンミンSHOWにも出てきて、名が知られるようになった。
もともとは大分県南部地方のあつめしという漁師料理である。
これは農林水産省が指定する農山漁村の郷土料理大分県代表に指定されている。
江戸時代から続くかなり伝統的なものである。
刺身定食を食べた後だったが、せっかくと思い、パネルオーダー器で追加注文をした。
厚みのある漬け関サバ、関アジがたっぷりと敷き詰められている。
かつて大分市内の居酒屋で食べたことがあったが、こんなにも詰まっていなかった。
その前にりゅうきゅうとは漬け刺身のことを言うので、別皿に乗せられて出される。
これはりゅうきゅう丼といったほうが正しい。
りゅうきゅうの下にあるのは白米のごはんであり酢飯ではない。
ちらし寿司とはまた違う。
もともと漁師が船上で寿司など作るはずがない。
ここではノンアルコール飲料も含め、５０００円くらいかかったが、本場の関サバと関アジを味わえたので満足した。