大刀洗からは高速でそのまま熊本に行った。
実はここで見たかったものが一つあった。
それは新たに熊本に進出した半導体世界最大手の台湾TSMCの工場。
阿蘇の広大な山麓の平地がある菊陽町。
ここは先年の熊本地震で大被害を受けたところである。
しかしここには半導体の生産には欠かがある。
自分も全国各地で水を飲んできたが、熊本の水は日本一。
スーパーのフードコートにあるサーバーで定点比較している。
なぜスーパーにミネラルウォーターが売っているのだろうと思ったくらいだ。
さてこのTSMCの工場の周りを一周したがそれは長方形の白いコンクリートの外壁に囲まれたたんなるこうじょうだった。
さてその次に向かったのが、道の駅阿蘇。
ここは以前にも2回ほど行ったことがある。
地震後に支援物資の集積地となった道の駅の活躍という写真パネル展示が印象的だった。
この道の駅は雰囲気がよい。
何か公園のようだ。
キャンピングカーなどの車中泊車も多い。
また付近には温泉、コンビニ、レストランなどもある。
ここは国道57号線に面しているが、夜は静かである。
翌日にはこの国道57号線で大分県に向かう。
阿蘇の周りを通るため高度を上げたとき。
そこから見える阿蘇カルデラ盆地の風景は素晴らしかった。
凹んだ地域には雲がかかっている。
これはこの下の中から見れば朝霧となる。
阿蘇の山もちかづく。
山体崩落を起こした地震の爪痕もまだ残っている。
段々畑に家並みと朝霧と見事な風景である。
この時は12月初旬なので、地面の草地に霜がついているのか。
このまま竹田を通り過ぎて大分市に向かった。