バンコク市内で最も高層の建物といえばバイヨークスカイホテル。
市内のどこからでも視認されよく目立っている。
今回気が付いたがこれは10年前の話で、今は他にも高いビルができたのでそうとも言えなくなった。
自分は高いところが好きなので、今から15年くらい前に恐る恐る宿泊したことがあった。
確かに見晴らしはよい。
しかしそれ以上に素晴らしかったことは宿泊料金が安いことだった。
高層の豪華ホテルに10000円以下で止まれる。
しかしその後には行ったことはなかった。
バンコクでいつも泊まるのは5000円以下のどちらかといえば安宿。
しかしこの間にあることに気が付いた。
それは安宿は設備は当然よくないが、それ以上に気になるのが、夜の音がうるさいということであった。
古いエアコンの音、街を通る車の音、どこからか聞こえてくる機械音、それに前の繁華街から流れてくる音楽の轟音。
耳栓が必要だ。
バイヨークホテルは88階建てだ。
町の生活音が聞こえてくるはずはない。
当然静かに決まっているだろう。
宿泊料金は15年前とあまり変わりはなく8000円くらいだった。
朝食会場は最上階のレストランというので1500円くらいだったと思うがこれも後で頼んだ。
バイヨークスカイホテルはバンコクのセンターであるサイアムパラゴンから歩けば1,5キロで20分。
後ろに二人乗りするバイクタクシーが好きなのでこれで行った。
バイヨークスカイホテルは超有名なので運転手は誰でも知っている。
バイヨークスカイホテルの界隈はプラットナムという地名の大きな市場街。
東南アジア特有のテント式の屋台が立ち並んでいるが、今回気が付いたのは少し奇麗になって、近代化改装されている。
買い物も両替も屋台グルメもここで十分だ。
バイヨークスカイホテルは18階あたりにレセプションがあり、ここまではエレベーターでいく。
そして渡された電子キーは63階の部屋。
ざっとした計算では地上300メートル近くで、池袋のサンシャイン66、六本木ヒルズ展望台と同じくらいの高さだ。
これは64階の部屋の窓から見た東側の風景である。
中央のまっすぐなのは鉄道で、スワンナブーム国際空港へと行くエアポートリンクライン。
このホテルのすぐ下に終点の一つ手前の駅がある。
そしてはるか先に見える駅が交通の要所であるマッカサン駅。
乗客の多くはここで降りる。地下鉄と連絡する。
ここから左へ行けばラチャダーピセーク方面。
右へ行けばアソークで繁華街のスクムビット大通りと交わる。
大体観光客のいくところである。
この高速のインターチェンジはかつてよりあったが、一層複雑になったようだ。
ホテルの部屋からの景色は全体の三分の一程度の視野なので、それ以外は見られない。
気になった静かさはエアコンの音のみ。
少し寒かったので、エアコンの電源を探してスイッチを切った。
そうしたら全くの無音状態。
ただし周囲の部屋のトイレやふろの水を流す音は聞こえるがこれはお互い様だ。
WIFIの環境もよく、ストレスは全く感じない。
自宅WIFIよりほんの少し遅い程度だ。
夜はいつものルーティーンでヤフーニューやユーチューブを見て過ごした。
このいったんこのページに落とした写真の消し方がわからない。
これは明日書く予定のものだ。





