余りこのブロブで記事にはしなかったが、地方に行った際にはよくその土地の空港に立ち寄ることも多い。
その理由としては空港にはその県と有名土産物が殆どおいてあり、名物料理の店もあるからだ。
一応どんなものが有名か参考になる。
日本の空港は大きいところとしては東京羽田、成田、大阪関西、伊丹、名古屋中部、札幌新千歳、福岡、沖縄那覇があるが、ここらではその土地のすべての有名土産品と、有名郷土料理店がそろっている。
極端に言えば街中に出なくても空港内で有名地産食品は完結する。
それよりランクが一つ下がる西日本各県庁所在地の空港もある程度大きいので、土産物については大体売っている。
今回行った新潟空港は規模としてはそれよりまた一つ落ちるか。
さて燕三条からは弥彦を通り、日本海沿岸に出て、新潟市街地は素通りして、新潟空港に着いた。
新潟空港には40年ほど前に東亜国内航空ダグラスDC9に乗っていったことはあるが、その当時と比べ当然のことではあるが、だいぶデラックスになっていた。
この空港ターミナル入口でその空港の規模が分かる。
思っていたより結構長い。
成田第二とか関西などはだいぶ長いが、ロスアンゼルス国際空港などは永遠に続いている。
入ってすぐのところで新潟県特産の米作りの展示スペースの作成作業が行われていた。
空港で肝心なのがこのタイムテーブルである。
これを見ると限定的な時間ではあるが、主に関西方面へのフライトが多いようである。
東京には基本的に新幹線で行くことになる。
この時間帯にはないが、他に札幌、沖縄、成田(乗り継ぎのため)便などもあってよいだろう。
国際便としてはコロナ前はロシアのウラジオストク、ハバロフスク行きの便があり、ロシア極東には成田ではなくここから出発していた。
また韓国、中国、台湾行きの便もあり、これらは大韓や中国国際、東方、チャイナ(台湾)などで全世界とつながっていた。
今はまだないので、新潟の海外旅行者の人もいったん東京に出なければならない。
駐機場には静岡県のFDA富士ドリーム航空の機体が止まっていた。
これはA320と似ているが一回り小さいので、多分ブラジル製のエンブラエルだろう。
この乗客数100人以下の分野では日本の三菱社製の旅客機が就航のはずだったが、これが完成には至らず計画を断念した。
これは新設のトキエアのフランス、イタリア製のATR42-600Sの機体であり、新潟空港を拠点としている。
現在は正式に就航が始まったのか微妙なところである。
航空事業は何事も遅れるということが一般的となっている。
プロペラ機は滑走距離が短いので、小規模な空港からでも離着陸ができる。