今の時期はイチゴのシーズンである。
イチゴの本場である栃木県に行ってみた。
栃木県内の道の駅はどこもイチゴで大賑わい。
目的の場所は栃木県東部の道の駅もてぎであった。
しかしそこに行く国道4号線沿線にある埼玉県春日部市の道の駅庄和。
ここからしてすでに店内はイチゴで満載。
この辺りは同じ関東平野東部地域で、考えてみれば地理的な条件は栃木県南部地帯と全く変わらない。
ここに続く茨城県内の道の駅五霞。
ここも同じく茨城県産のイチゴでいっぱいだ。
試しにここで大粒のものを一つ買ったが、軽い口当たりで甘みもありジュースを飲んでいるようでとてもおいしかった。
そこからもいくつかの道の駅やスーパーを通り越して、道の駅もてぎにたどり着いた。
栃木県内の道の駅は大体規模が大きい。
ここにイチゴの説明看板があった。
栃木県はこの50年以上その生産高は全国一位。
率からすると20%近くか。
二位は福岡県。これはあまおうだ。
これを見ると日本の南半分の日当たりのよい太平洋側各地に散っているようだ。
昭和20年代からのイチゴ栽培の開始とその後の改良を経て1996年、今から30年ほど前にブランドイチゴであるとちおとめを開発販売、そして最近のスカイベリーに至っている。
イチゴの品種評もあった。
これによると主力はとちおとめでその名前はブランド化して、栃木県を代表するいちごになっている。
また商品名の登録をしていないか、期限が切れたのかよくわからないが、栃木県以外でも生産されている。
米の品種と同じだ
先ほど道の駅ごかで食べたのも茨城県産とちおとめであった。
スカイベリーとは初めて聞いたが、どうやら大粒のイチゴの品種らしい。
道の駅にもミカンやキューイーなどの大きさに近いイチゴも売っていたが、これがスカイベリーだったのだろうか。
しかし値段が高かったのでかっわなかった。
600円くらいでやっと買ったとちおとめ。
中はジュージーで甘く酸っぱみはあまりない。
かつても一の食べ放題に結構行ったことであるが最大の難関は、イチゴは酸っぱく、そのうち嫌になって食べられなくなるということである。
そのためコンビニで買ったコンデンスミルクを酸味の中和のため隠し持って入るというのがルーティンであった。
今はその必要がいらないのか。
色などもきれいである。
消費者は大体見かけで選ぶので、この生き生きとした派手な赤い色合いは重要である。
先日ケンミンSHOWであったか正しくは食べ方として、ヘタをとってそちらの方から食べるというようなことをやっていたが、どうだろう。
おいしいのは先の方だ。
ヘタ部分は味がなくなってきている。
栃木県から日帰りで帰って、川口市内のイオンには入口のところにイチゴが華々しく並んでいた。
そして値段を見たら、同じ粒でもこちらのほうが安い感じがした。
どこのスーパーでもこのほうが安い。
そして大粒のスカイベリーも値引きされ5個で400円くらいで並んでいた。
買って食べてみたらものすごくジューシーで中から甘い水が流れ出てくるようだった。
やはり先の方とヘタのもとの甘さの格差が相当ある。
しかしこの値段なら毎日でも買って食べれそうだ。
道の駅は生産農家が自分の判断で値段をつけるが、スーパーは大量仕入れで、低い値段で引き取る。
その結果だろうか。
多分品物の質は同じだと思う。