太巻き寿司は千葉県の郷土料理百選に選定されている。
もともとは江戸時代のイワシ漁の際の弁当だった。
そしてその後陸に上がり、ハレの日、イベント料理となった。
和歌山県のめはり寿司(酢飯ではない)も同じような由来を持つ。
でもこちらは今ではコンビニおにぎり、スーパーおにぎりになっている。
太巻きは房総半島一帯で広く食べられている。
こうした巻き寿司のたぐいのものは全国どこでもあり、そう珍しいものでもない。
区別するなら一般の巻き寿司に比べて大きめなのか。
また中身の具に絵模様が施されているのも大きな特色となっている。
銚子では周りの伊達巻の焼きたまごがものすごく大きいものもある。
海苔巻き、太巻き、伊達巻、巻きずしなどこの手のものの区別は付けづらい。
もちろん定義などない。
千葉県の郷土料理百選のものは形が大きいということだけは確かか。
千葉県内のスーパー、道の駅にはどこにでも置いてある。
特に道の駅のものは近くの人が作ったオリジナルの個性的な断面絵柄のあるものもある。
内房でも盛んで、木更津のイオンモールにはたくさんの種類の太巻きが置いてあった。
またそんなに高くはないのでいくつか買ってみた。
家に帰ってから食べようと思ったが、腹が減っていたので車の中で食べてしまった。
特徴的だと思ったのは、おとなしそうな外見にもかかわらず酢が強い
と感じた。
見てみるといろいろな種類の太巻きがあるようだ。
共通点はやはり一個一個が大きいということである。
帰ってからとかくのスーパー(川口、さいたま)などのスーパーでこうしたものを探してみたが、普通の海苔巻きの大きさのものしか置いてなかった。