津軽煮干しラーメンの有名店 長尾 | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

先日JA東日本の大人の休日クラブ東日本乗り放題が再開されたので、また利用してきた。

 

 

今回ですでに10回以上になると思う。

 

 

これは20年前くらいからやっていた。

 

 

しかし今年は1月と3月に予定されていたが、緊急事態宣言のため中止になってしまった。

 

 

西川口駅で宣伝のポスターがいつの間にか取り外されているので、これでわかる。

 

 

今回もいつまた取り外されるかわからないとひやひやしていたが、開始予定日直前まで貼ってあったので、今回はやるんだと思った。

 

 

いつものように朝7時に大宮駅。

 

 

『はやぶさ』の指定席を得て、青森に向かった。

 

 

相変わらずガラすきである。

 

 

東北新幹線は盛岡までは盆地地帯を走るので、景色はどこも同じようなものである。

 

 

ただ田植えを終えたばかりのみずみずしい苗の色は純粋で美しい。

 

 

区画された田んぼのところどころには樹木がうっそうと茂る森、林が見える。

 

 

これも森林の密集度が高く、いかにも温暖湿潤気候といったところだ。

 

 

雨の多い今の季節ならなおさらだ。

 

 

この水田とうっそうとした森林が日本の田園風景を形作っている。

 

 

なお家々はどこも新しい。

 

 

盛岡から先はトンネルばかりだ。

 

 

青森煮干しラーメンには過去に一度行ったことがある。

 

 

しかし有名店の『長尾』にはまだない。

 

 

ネット検索によると青森駅近くに店があるというのが分かった。

 

 

 

 

青森駅を出て右に行くとすぐその店はあった。

 

 

長尾は津軽煮干しラーメンで有名な店で、市内,、県内にも支店があり、また東京にもある。

 

 

それに驚くことはこの長尾ブランドのインスタント物、カップものも多く売られていることである。

 

 

県内のスーパーでは津軽煮干しラーメンということでたいていのところでは見かける。

 

 

東京のスーパーでも見かける。

 

 

 

 

メニューは実に単純だ。

 

 

スープの煮干し含有量が濃、淡、中の三種類。

 

 

あっさりなら要するに普通の海鮮出汁ラーメンなので、こく煮干しという濃厚物をたのむ。

 

 

麺の種類はどうでもよいので、中太の普通麺か。

 

 

 

 

地方の有名ラーメン店には訪れた芸能人のサイン色紙が貼ってあるが、これは書いた人が誰かわからないのが最大の欠点だ。

 

 

昨日のフジテレビのクイズ番組でも芸能人のサインを当てる問題を出していた。(謎解きか)

 

 

 

 

ちょっとスープの量が少ない気がしたが、つけ麺風を考えているのだろうか。

 

 

しなちくは見ただけで素晴らしい。

 

 

 

 

すっかり脂分を落としてあるチャーシューもまた良い。

 

 

実は最近煮干しラーメンは食べることが多く、川口市内にも『川むら』、久喜の『とみ田』、都内には有名チェーン店の『凪』がありよく行っている。

 

 

しかしその感想はこの濃い口煮干しのスープはどこも同じようなもので、差が感じられない。

 

 

それは極端に凝縮してしまっているからだ。

 

 

その過程で個性は飛んでしまう。

 

 

この長尾の濃い口も煮干しラーメンである限りそれは避けられないだろうと思っていた。

 

 

やはり同じというか、これ以外には考えられない。

 

 

でもこの凝縮した魚出汁どろどろ感がよい。

 

 

もともと魚出汁の味噌汁や煮物で育っている日本人なら、いやという人はいないだろう。

 

 

ちょっと濃くて少し無理という人はいるかもしれない。

 

 

しなちくとチャーシューは期待通りであった。

 

 

でもやはり煮干しラーメンは有名店ならどこで食べても同じという感じはした。