道の駅 ならは(楢葉) | 全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

全国のスーパーで買うご当地食品を探しに(Seeking for the local food products in Japan)

食品スーパーが好きな私は、その土地でしか売られていないものを見つける旅に最近車でよく出かけています。現在住んでいる首都圏のスーパーでは見かけられないものを、各地のスーパーの売り場でご当地食品見つけたいと思います。

いわき市小名浜より国道6号線を仙台に向けて北上すれば、すぐに震災、津波による福島原発事故で被害を受けた地域に入る。

 

 

先日この地域を結ぶ何かの路線が開通したと聞いたが、これは道路ではなくJR常磐線であった。

 

 

国道6号線や常磐道はもうとっくに開通していた。

 

 

すでに日が暮れた国道6号線は通る車も少なく、快調に走って行ったが、その途中の楢葉町に差し掛かったところで『道の駅 ならは』という案内板を見つけた。

 

 

(この写真は翌朝に撮影している)

 

 

楢葉といえば原発事故の被害地域にあたり、かつては避難地域であったが、現在は解除されている場所である。

 

 

まだ解除が解けない区域もあるようだ。

 

 

楢葉町には福島第2原子力発電所があるが、ここは事故はなかった。

 

 

事故のあった福島第一発電所はここから20キロほど北にあたる。

 

 

ここも被害地域であった。

 

 

この赤い帰還困難区域は放射の汚染地域であるが、福島第1原発の位置より北西側に展開している。

 

 

放射能は風に乗りやすいので、つまり南東方向から風が吹いていたということだろうが、この時期としてまだ冬なので北西方向からの風が主流のはずだ。

 

 

この地震発生よりのちの日々は結構寒い日が多かった。

 

 

従ってたまたま南東の風が吹いていた時にあたったのだと思うが、それ以上に北西の風に乗って海に入ってしまった放射性物質も相当多いと思われる。

 

 

放射能と水は相性が悪く、結び付かない。

 

 

また大量の海水で希釈され、ほぼ消滅してしまう。

 

 

放射性物質をあびた場合は水で流せば、落ちて流れてしまう。

 

 

その反対に土壌とは結び付き、汚染地域として残る。

 

 

 

 

楢葉町は被害地域の南の端だったようだ。

 

 

 

 

この道の駅は国道より一段高いところにあり、駅の施設がその間に立っているので、車の音が聞こえずに非常に静かであった。

 

 

 

 

地震と放射能被害により長く閉館していたが、昨年の四月に新規でオープンしたそうだ。

 

 

従って施設もまだ新しい。

 

 

 

 

自分の車だけが1台奥のほうにあるが、こういうロケーションは寝るのには非常に良い。

 

 

 

 

温泉施設も備えているようだ。でも営業時間帯はあっていなかった。

 

 

それと同様に福島県も外出自粛でここにも人はほとんどいなかった。

 

 

 

 

国道の向こうには池や丘があり、桜も咲いており、またJビレッジという何かよくわからないが施設もあり、環境的には良いところだった。

 

 

 

 

翌朝下の国道に出てみたら、ここは宇宙基地みたいな施設だった。

 

 

なお道の駅の営業が始まる前に出てしまったので、中の様子はわからない。

 

 

昼間に通りかかれば多分よるだろう。