阿波尾鶏はその名前を有名な阿波踊りにひっかけた徳島県の地鶏である。
これは昔からあったものではなく、平成になってから商品化され、美馬市や南東部の沿岸地帯で養鶏されている。
全国的に有名地どりといえば、名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏、宮崎地鶏などが知られている。
そして地鶏とは原則として地面で育てられた鶏のことである、鶏舎の中のブロイラーとは区別されている。
徳島県阿波尾鶏はどれほどのネームバリューはあるかどうは知らないが、自分住んでいる東京ではそんなに名前を聞いたことはない。
しかし関西では知られていそうだ。
日本五大地鶏を揚げよといった場合、この五つをあげるのがよさそうだ。
東京都内にもこの阿波尾鶏を出す店はある。
スーパーにはもも肉が置いてあった。
やはり値段もそれ相当している。
鶏肉で100グラムが200円とは高い方だ。
しかし高級牛肉と比べれば安いので、普通の家庭料理として使うことができるだろう。
この生肉を買うことは出来ないので、加工品を買った。
地どりの炭火焼きである。
これは宮崎県が有名だが、ここでもそれにあやかっているのだろう。
食べてみたけど少し硬いかな。歯ごたえはある。脂は少なめだ。
鶏鍋の味噌スープも売っていた。
比内地鶏にはこうした出汁、スープ類はもっとあるが、土産として持って帰るものにはこうした、真空パックした料理済みのものや、スープ類は多い。