子供は、じぃちゃん、ばぁちゃんと共に遊びに行ったので、
久しぶりに妻と二人でデート。
観光客気分で、八坂神社近辺を散歩がてら、高台寺近くの護国神社 へ。
京都の護国神社は、大東亜戦争の戦死者だけでなく、
自衛隊の殉職者も祀られている。
もっぱら、坂本龍馬のお墓があることで有名ではある。
しかし、坂本龍馬だけでなく、中岡慎太郎や木戸孝充(桂小五郎)、
その他多くの幕末の志士のお墓もある。
そこでちょっと悲しい事件に遭遇してしまった。
60才前後の女性であろうか、同じグループの一人に
「中岡慎太郎って誰?」って大きな声で聞いている。
耳に入った瞬間、「無知とは怖いなぁ」と思ってしまった。
学生ならまだしも、人生の先輩と称されてもいい年代の人が知らない。
つい最近まで爆発的(?)な龍馬ブームだったのに。。。
そりゃ、中岡慎太郎を知らなくても他人には迷惑を掛けないし、
知らなくても困らないけれど。。。
ちょっと悲しい瞬間でした。
もうひとつは、
多くの参拝客が、坂本龍馬や木戸孝允のお墓には参っているのに、
昭和の杜には、足を延ばさなかったこと。ほんの数十mなのに。
昭和の杜とは、従軍記念碑やパール博士顕彰碑があり、
大東亜戦争で亡くなられた方を祀ってあるところ。
その昔、日本のために仕事をした人たちである。
今日は、勤労感謝の日。
その人たちにも感謝をしてもいいだろう。