終われない夏 線路沿いのひまわりはまだ咲いていた 待っていたすずしい風は 肌より奥の火照りをまだ冷ませない 終わりたくないと願い さよならを砂に埋め 次の約束もないままに フィルムに埋もれた水着の写真 終われないことが一番苦しいんだ 思ってもみなかった
束 宵闇の雨に濡れ 束の間の静寂に身を潜らせた 拡がる深みに息を殺して 孤独の言葉のその意味を 自己の歪みと問い質す 傷つけられたと泣き喚き 孤独の言葉のその意味を 独りきりでいいことと 正しさと誤まりの 線引きを きちりとして於かないから 弱みはいつかやさしさに 甘みはいつかくるしさに すり替わっていったのです さて宵闇よ 雨が去れば私のすべてを 束の間の夢にしてください 後悔はそれまでに済ませます
壊 そうだったもう 何もかも嫌になっているんだった コレガホントウノワタシデス シラナカッタデショウ ソウデスモウトックニ壊レテイルンデス アレレオレダレニムケテイッテルノカイ 自慢話にもならないんだわ 強がりを言う相手もなしに