療育センターぴよぴよ園を卒業 | いおりくんの色えんぴつ

いおりくんの色えんぴつ

いおりは2012年生まれのダウン症の男の子。福岡市在住。
ダウン症についてたくさんの人に知っていただきたいと
思いブログをつくりました。

 おとといは,療育施設ぴよぴよ園の最後の通園日でした。来月からは幼稚園に通うため,この日で卒業です。1,2歳の2年間,週1~2回の親子通園。私もときどき,いおりを連れて通いました。ダウン症以外のいろんなお子さんにも出会えることができ,それがきっかけで希少障害・難病の子どもたちのサークル「ひまわり」(こちらをクリック)を立ち上げたことは,私の人生にとっても大きな出来事でした。出会いに感謝です。10人の発達の度合いも性格もばらばらの子どもたちの集団療育にあたっていただいた先生方にも心から感謝しています。ありがとうございました。

最近のいおり
(↑卒園の写真がないので,最近のわが家でのようす)

 療育はとても大切。4月からは幼稚園で「保育所等訪問支援」というサービスを利用します。これは,療育施設の専門家のかたが,保育園や幼稚園に出張して,1)子ども本人の直接的支援と,2)園の先生方への間接的支援をしてくれる制度です。国のガイドラインでは月1~2回が目安とされており,有料(1割自己負担。収入によってかわるが1回1000円程度)です。
 福岡市でも今春から利用できます。できたばかりなので体制が十分整っておらず,来年度は年に3回程度,他の福岡市独自のサービスと組み合わせて年6回ほど来てもらえそうです。このサービス,あまり知られていなくて,全国的に利用者が低調だそうです。1年以上,福岡市にお願いし続けてようやく利用できるようにしてもらえました。あとは,どれくらい利用希望者がいるかです。利用希望者がたくさんいれば,月1~2回利用できるように,人を配置すると言ってくれています。保育園,幼稚園に通っておられるご家庭で興味の在るかた,ぜひ,利用を検討してください。後日,詳しい記事をかくつもりですが,療育センターか福岡市役所の発達支援課(電話092-711-4178)に問い合わせれば,制度について教えてくれます。(療育センターは詳しくないかもしれません。)