72年間寄り添った夫婦が病院でほほ同時に手を繋いだまま亡くなった | shellvalleyのブログ

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94歳の夫ゴードンさんと90歳の妻ノーマさんのイェガー夫妻は
まさに純愛カップルだった。

$shellvalleyのブログ-純愛夫婦③

今を遡ること72年前の1939年5月26日。
その日は、ノーマさんが高校を卒業した日だったのだが、
二人は永遠の愛を誓いあった。

shellvalleyのブログ-純愛夫婦①

「古風な両親は結婚とは死が二人を別つ日まで愛し続けるものと
 思っていました」と子供達は振り返る。
夫婦は4人の子供に恵まれ幸せな日々を過ごしていたのだが、
「父はおおらかな人で、母が全ての帳尻を合わせるような感じでした。
 母はよく父を、向こうに行ってよ!と押しのけていましたが、
 本当はそんなことはなく、いつも父の傍に寄り添っていました。
 いつも一緒にいたかったのです。
 もちろんぶつかり合うこともありましたが、それでもいつも一緒でした。」

shellvalleyのブログ-純愛夫婦②

先週の水曜日、夫婦は街に出掛けていく。
ところが、二人は交通事故にあってしまう。

二人は手を繋ぎあったまま病院に担ぎこまれる。
看護婦は二人を離さずに同じ集中治療室に入れた。
病院でも二人は手を繋ぎあったままだ。

そして夫は午後3時38分に亡くなる。
「ところが何とも不思議なことに父が呼吸を止めた後でも
 心電図が動いているのです。呼吸が止まっても心臓が動いている」
 看護婦が確認したところ、母の鼓動が握り合った手を通じて
 父に伝わっていました。」

そしてちょうど1時間後の午後4時38分に妻も亡くなった。
「父と母は一人になることが耐えられなかったと思います。
 だからこの事故は不幸ですが、正直、二人にとってはよかったと
 思っています。」

今週月曜日の葬儀に夫婦の葬儀は執り行われた。
もちろん棺の中でも二人は手を握り続けたまま。
そして家族は、二人の遺灰も一緒に混ぜるつもりだ。