さて、本社担当さんとのやり取りはここまで。
後は、現場担当さんと打ち合わせをして
当日を迎えます
金曜日に福井入りされると聞いていましたが
ご連絡を頂けたのは
前日、土曜日のお昼
さ 『明日の準備に持って行く物はありませんか？』
担 『大丈夫です。取りあえず打ち合わせだけなんで』
ということでGO
担当さんのお話は
① 假屋崎先生はとても厳しい方だということ
② 過去、ヒドく叱られたこともある
③ とにかく時間がないので手際よく作業する
…という内容のお話でした
ってことは
段取りだけはカンペキにしておかなくちゃ
担 『他のお花は用意できていますから
こちらです
ｼﾞｬﾝ』
…箱のままだよ……
ﾔﾊﾞｲﾔﾊﾞｲ
さ 『お花は水揚げが大事なので、今から水揚げします
』
担 『それは明日の朝に……』
さ 『ダメです明日の朝では、先生が到着するまでにコンディションが整いません』
急遽バケツを取りに店に戻り
お姉ちゃんと水揚げ～
その作業中
担当さん、これまでの苦労(ｻﾞﾝﾈﾝﾅ?)話を色々聞かせてくれました
いつも、胃が痛くなるんだそうな
私達は
より一層気を引き締めて当たらねば
と、明日の段取りを話し合いました
当日
シートを敷き
花材を分けて
おトイレも済ませて
準備万端で先生を待ちます
あとは・・・
先生のご機嫌やいかに
假 『おはようございま～す
お世話になりますぅ 宜しくお願いしま～っす
早速始めましょう
わぁ～
ステキな枝ものね～
楽しみ～
』
オォォォゥ
ゴキゲンのご様子
スタートはいいカンジ
テキパキと指示をくれる假屋崎先生
私達は緊張しながらも、先生の作業を全力でサポート
大きな枝を生け終えた頃
姉 『先生がワタシの地元でデモンストレーションされた時にお世話になった花屋なんです～』
假 『え～～～～ そうなのぉ～
あの時は大変だったわよね～
』
何だかいい雰囲気だぞ
いいぞ お姉ちゃん
その後は
呉服屋さん方とも談笑しながら
楽しい雰囲気で作業は進み
仕上げの頃に
假 『お客様がお見えで～す
足元お気をつけくださいねぇ～ バタバタとして申し訳ありません』
開場までに仕上がらなかったものの
お客様は 花を生けている先生に感動
仕上がってからも
お花をジックリとご覧になっています
その間にお召し替えをされて再登場
さすが
あっという間に先生の周りにお客様が集まり
お見立て会がスタート
会場に到着されてから休む間もなく
ご自分の仕事に当たる姿は
まさにプロフェッショナル
仕事を終えて
感動と達成感で作品を眺めていると
假 『写真撮りましょ～ 写真』
３人で記念写真を撮ってくださいました
しかも
ご自分のカメラでも
假 『ほら 寄って寄って ねぇ 顔メインで撮ってね』
假 『お疲れ様でした～ お二人姉妹なのね～ いいわねぇ～』
・・なんて仰って頂き
最後には名刺交換までしてくださいました
とても優しいステキな方
テレビや噂ではわからなかった彼のお人柄に
すっかりファンになってしまいました
またお会いできる日がありますように
假屋崎省吾先生、ありがとうございました
それから…
この仕事の為に
１泊３日の強行スケジュールで来てくれたお姉ちゃん
ありがとう
あ～楽しいお仕事でした
あ
今回のイベントで
現場担当さんの胃が痛くならなかったことは
言うまでもありませんね