お弁当作り | shell studio

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◆accesory◆lunch box◆



 
私の子どもたちが暮らしているところは、

保育園・小学校・中学校と給食があります。
なので、ついぞお弁当など、
遠足か運動会でしか作らないで済んでいました。

私の子ども時代は、中学校からお弁当でしたね。
個人的な事なのですが、
私は中学一年生のときに母が他界したので、
自分でお弁当を作ってもっていっていました。

まったく料理をしたことのない、中学生が作るお弁当…
まあひどいもので(笑)
あの時、給食であったなら、どんなに心晴れ晴れと通学できたでしょうか。
今でもちょっぴり物悲しい思い出であります。

打って変わって、今の小中学生は、
暖かい白ご飯にスープにおかずがついていて、
なんとまあ素敵なランチなんでしょうねえ。

しかし、この春からひとり、
高校生になったので我が家もとうとう毎日お弁当を作ることになりました。

ちょっと面倒だなあ…と思いつつも、
心のどこかでわくわく。
お弁当作りって、なんだかロマンがありませんか?

何を詰めようかな、
開けた時、喜んでくれるかなあ…
計画が着々と進むその充実感!!
うまく完成した時の喜び!!

そして、その食べるときまでの時間差が、
なにやらワクワクを長続きさせてくれるんですよね。

夜、
「弁当うまかった」、または
「卵焼き明日も入れてよ」なんて、
好き勝手をいいながら、空になったお弁当箱をシンクへ置いていく息子。
なんてしょうね、お弁当って、
文通みたいな感じがあるんですよ。
また4日目なので、大きなことは言えませんけど。あはは。

キャラ弁はできないけど、
男の子が喜びそうなガッツリ弁当なら得意なんですよ、おかーさん。
本当は、高校生になったら自分のお弁当は自分で作りたい、と言っていました。
ですが、やはり寝起きで料理はなかなかできない。
今のところ、
「自作弁当」は実現できないでおります。

今日一日、どうぞ元気で過ごせますように。
明日もよろしく。

そんな思いをお弁当に詰めて、
またお弁当作りがんばりたいと思っているのです。