夏休みのお客様 | shell studio

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いよいよ夏本番、夏休みですね!
小学生のお子様をお持ちのママたちにとっては、
「夏の陣」到来っといったところでしょうか。

自分たちが子どもの頃は、
夏休みなんて、親はまったく関係なしに共働きしていて、
もう自分たちで好き勝手にやっていましたね。
どこでもふらふらと自転車で出かけて、
お昼ごはんも、なんか適当に缶詰開けたりお茶漬け作ったりして。

今時はそうもいかない。

子どもだけで留守番させるとなんだか物騒だし、
お友だちのうちへ遊びに行くって言ったって、相手のご都合もあるし。

夏休みの予定表を見てみれば、
ピアノの発表会に、ボーイスカウトの合宿に、塾の強化テストに、
学校の科学教室に、地域の子ども会の夏祭りに、バス遠足に…と
あらびっくり、家族だけで過ごせる日の少ないこと。

さらに、そのお手伝いでママだけ借り出される日も多くって、
普段の倍くらい仕事があるような気分になりますね。
夏休み、親はまったく休めない…

夏休みの思い出といえば、
お盆で親戚が集まったりすると、
久しぶりのいとこたちに会えて楽しかったことくらいですね。

なにしろ、昔は子どもが夏休みだからといって、
ディズニーランドに連れて行ってくれるような、
そんな環境じゃなかったような気がします。(ご家庭にもよりますが…)

いとこって、不思議な存在。
兄弟とも友だちとも違う、微妙な距離感ですよね。
ずいぶん会っていないのに、顔を見れば嬉しくなっちゃう。
少し年上のお兄さんお姉さんは、心からまぶしく見えたものでした。

今、大人になって、
もてなす側になったり、訪れる側になったりすると、
親戚付き合いというのもなかなかに大変なのですが。
大人というものは、何かと気苦労が多いものです。

それでも子どもたちの嬉しそうな笑顔とはしゃぎ声を
思うと、今年も民族大移動しなくちゃなあー、なんて思います。

年に一度か二度、血のつながりのある一族ががやがやと集まる。
いいことも悪いことも含めて、こんな風習も、
子どもたちにとっては貴重な社会勉強かな?と思ったりするのです。