もう気分はすっかり春。

こんにちは、蘭月すばるです。

 

最近facebookやTwitterで流れて来るプロモーションで気になるモノ。

 

それが『副業』の通信講座。

 

ワタクシも脱サラした当初は色々内職的なものを調べました。

まー、世の中怪しいものが多いんです。

特に「稼ぐ」という視点が入ると、人間の「稼ぎたい」欲望に付け込んでくる。

 

分かりやすいのは、最初に〇十万円払ってスターターキットor情報商材を購入して、お仕事を請け負えるようになると〇円の収入になりますよ、というやつ。

 

これはアヤシイ業者に限らず、某手に職を系の通信講座でもバンバン宣伝したりしていますので、意外と引っかかってしまう人が多いのかもしれません。

Webデザイナー講座なんて「在宅で月50万!」とか平気で書いています。

当たり前ですが、どの通信講座でもカリキュラムを終えた段階ですぐに稼げるわけないんです。

 

そもそも副業をやらざるを得ない状態になっているというのは、何等かの詰んだ状態だと思うんですね。

そんな時に一般的な精神状態として、正常な判断ができるわけがない。

ワタシもセラピストという仕事上、こういう詰んだ人のお話を聞くことがありますが、いやそれ、普通に考えたら無理でしょ?的な案件でも藁をもすがる思いで掴んでしまうのです。

 

で、「副業」の通信講座。

副業ってやろうと思えばトンデモナイ数のお仕事があるわけですよ。

ざっくり副業って言ってる所が怪しいんです。

逆に手に職を系ならまだわかる。

基礎を勉強できますから。

そこから稼げるようになるかどうかは、本人次第ですが。

 

副業というからには、本業がある人が本業の隙間時間を使って取り組むと思います。

はっきり言って、特にやりたいことが無いという人は副業には向かないです。

フリーターやフリーランスとかならまた状況は異なりますが、社員としてとか、それなりのパートとしてとかでお仕事をしているのに、無理して副業をしても最終的に本職も中途半端になったりしてしまうのではないでしょうか?

 

もちろん、やりたい事、自分に出来ることがはっきりしている人だったら副業も苦になりません。

ワタシもサラリーマンやりながらモノづくりの内職をしつつ、モノ書きもちょこちょこやりつつ、でしたので。

 

やりたい事があるタイプの人間にとっては、副業をやることによって本職のストレスを捌けられるというメリットもあるんですね。

 

しかしやりたい事が無い場合は、副業でさらにストレスを抱えてしまったり、体を壊してしまう可能性だってあります。

 

もし、副業とか内職とか、第二の収入源を考えるなら、自分が何が得意なのか、本職で多少体が疲れていても取り組めるものは何なのかという視点で考えるといいと思います。

間違っても最初から大枚払ったり、「これなら稼げます」とか「初心者でも簡単に収入が得られる」という言葉にはひっかからないように。

 

初心者でも簡単に、といえばデータ入力。

↓過去記事にも書いていますが、単に何も考えずにやりゃいいって話でも無い。

依頼する側はちゃんとレギュレーションして欲しいですね。