こんにちは、蘭月すばるです。

気温の変動になんとか対応しつつ、実店舗でしこしこ商売しています。

 

今日はちょっとモノ申したい!

 

実店舗があると、大体1日に最低1件、多い時は2,3件のセールス電話がかかってきます。

以前なら「またセールスの電話か」くらいで、サラッと切っていたのですが、最近はリストアップが雑だなぁと思うことが増えました。

 

セールス電話のリストアップって、おそらくほとんどのテレマーケティング会社が下請けに発注して、下請け業者はさらにネット副業サイトで募集していると思います。

TwitterとかのPRでたまに流れてきますけど「簡単データ入力」とか、そういう案件ですね。

リストアップの方法は色々あるので割愛します。

 

これ、コロナ禍前はね、しっかりリストアップされていたんですよ。

データの有用性が高かったの。

それがコロナ禍以降、IT系フリーランスだけじゃなく、ごく一般の人がやるようになって、要はクライアントが何の目的でリストが欲しいか、なぜこのデータを収集しているのか?という意識がないまま、提示されている要件だけでデータ収集をしてそのまま、つまりテレマーケティングに使用できるリストにもしていないまま納品しているケースがあるんじゃないかと思うんですね。

電話を受ける側として。

 

今一番多いのは、全く関係ない業種の事業者さん向けの案内がワタシの所に来る。

しかも最初に名乗っているのに向うは聞いてなくて、話の内容が整合しないためにこちらが「どちらにおかけですか?」と確認して初めて「○○さんではありませんか?」というパターン。

 

どうも最近、○○さん(これは同市内の別事業者さん)宛の間違い電話が多いなぁ…

 

と不信に思っていたところ、先ほどかかってきた電話で気が付きました。

 

これは、データ収集の内職をした人が、電話番号を間違えて入力してしまったのだ。

同市内なので市外局番・市内局番は同じなんですね。

末尾4ケタが、例えば0123と0132の違い、みたいな、使ってる数字は一緒なんだけど並びが違うケース。

 

昭和中期ごろまで、この辺は町内有線だった名残でわりと似た数字の電話番号が多いのですよ。

ウチとあと他に3件あるの。

全部事業者さんだけど。

 

頼むよ… データ入力、報酬を貰ってやっているなら、たとえリスト100件1円だろうが(それはないけど)、正確なデータを納品してやってくれ。

テレマーケティングのリスト作成で電話番号入力間違いって一番やってはいけないミスなはずなんですけどね。

 

後は、キャッシュレス決済の導入しませんか電話。

一時期、キャッシュレス決済が推進されていたのでウチもPとかMとかRとか加盟しておりました。

加盟した順は一番最初はR、キャッシュレス推進が始まってM、その後しばらくしてから、自治体タイアップ企画をやるというのでP。

 

Pの加盟店データが流出したニュースがあった数日後から、Mの代理店を名乗る所が「Pの加盟店様にご案内しています。Mも導入しませんか?」というセールスをかけてくるようになりました。

蘭月「Mも導入してますけど?」

M代理店「失礼しました。情報のタイムラグがあるようで」

蘭「いやむしろPよりもかなり早い段階でMに加盟しましたが?」

M代理店「そうでしたか」

 

・・・なんのリストだよ???

Mの導入を促すのに、すでに導入している店にかけてどうすんだ。

 

これ、リストを販売する段階で選別しなかったのかな、と。

おそらく代理店も募集したと思うんです。

それこそ本業がある事業者に副業的な案件で。

で、1件加盟すれば何円というインセンティヴがあると思いますが、そのためのリストを売りつけたのか、無料で配布したのか…?

「リストあり!高額キャッシュバック『テレアポ』」みたいな内容なんじゃないかな?

 

いずれにしてもそんなまさにゴミのような使えないリストを掴まされた方はたまったもんじゃないでしょ。

 

電話をかけてもかけても「すでに導入しています」とかね。

 

景気が悪くなると、雑なセールスとか内職が増えるんですよ、なぜか。

そして同時に、「副業募集・高額案件」なんだけどよく見たら最初に教材費とかリストとかを〇万円〜〇十万円で買わせて、みたいなものがたくさん出てきて、「●万円はらったのに仕事がもらえない!詐欺だ!!」って消費者センターに電話する人が増えたりね。

 

パートで仕事するのに最初に契約金とる会社がありますか?って話です。

(いやワカラン。今のご時世どんなブラック企業があるか…タラー)

 

ワタシは20代最初の頃、旅館に勤めていました。

当時はまだネット予約もメジャーではなく、ほとんどが電話での予約だったんですね。

その電話を受ける仕事をしていたんです。

受けるのも神経使うんですよ。

だから一般の方からの電話は気になりませんが、特にセールスの電話に関しては自分で言うけど厳しいですよ。

 

お互い仕事をしているわけですし、むしろ架ける方は業務内容の1つでしょうけど、受ける方は仕事の手を離して、お客様からも電話がかかってきますからね、電話を取るわけです。

 

なんでセールスの電話をかけるなとは言わない。

それが業務になっているのなら。

でもせっかくかけるならちゃんとしたセールスをしてくれよとは思います。

 

副業・内職でこういう店舗のデータ入力とかの案件に当たった人は、そのデータが何の売り込みで使われるのか?

そういう意識を頭の片隅に置いてお仕事を受けて欲しいと思いますね。

 

数字1つ間違えたら別事業者に迷惑がかかりますからね。

いや、事業者ならいいけど、ヤカラ的な所にかけちゃったらね、以下略。

 

 

 

 

↓ビジネス的なマナー以前に、お金を貰える仕事の考え方は?

就職氷河期でも高卒で正社員として勤められたのも、1つは「仕事への考え方」があったからだと思います。

いきなりビジネス書を読んでも頭に入ってきませんが、この本は分かりやすくて当時10代のワタシでも理解できました。

今は新版も中古しかないのが残念です