ペコちゃんのほっぺ |  もともと偏屈男の世迷い言

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【2011-07-23(土)②】

 

 うわあっー凄んごいなあって思ったら、そのお蔭で記憶が呼び覚まされたことがあるんですよねえ。

 

 

 「ペコちゃんのほっぺ」は言わずと知れた不二家さんのお菓子ですよねえ、食べちゃいたいくらい可愛いんですよねえ「ペコちゃんのほっぺ」は。


 

 まだ小学生になったばかりの頃でしたかねえ、戦争が終わって活字に飢えていた頃の書物が兎に角まだ雑多に残っていたんですよねえ。

 

 そんな中の雑誌だか文学だか学術書だかは覚えていないんですけどが、中国の不老不死思想というものを取り上げていたものがあったんですよねえ。

 

 挿し絵が今でも鮮明に記憶に残っているんですよねえ、仙人みたいな恰好をした昔の中国の人が舌舐めずりをしながら桃の木を見上げているんですよねえ。

 

 そしてその桃の木に生っている実は「赤ちゃんのお尻」なんですよねえ、中国ではうーんと昔から「赤ちゃんのお尻」は不老不死の薬だと信じられていたんだという内容の文章だったんですよねえ。

 

 中国の人が昔から桃を好むのはそれが「赤ちゃんのお尻」にそっくりだからだ、とその文章は結んでいたんですよねえ。

 

 子供心に「フーン、ほんとかなあ」って思ったことを覚えているんですよねえ。


 

 確かに食べちゃいたいくらい可愛いって言葉があるくらいだから、昔は可愛いと思ったものは食べちゃってたんでしょうかねえ。

 

 西洋でもなんとかリズムとか言って、愛しいと思った人を食べちゃうっていうのが究極の愛だと信じてる人がいたって話はよく耳にしましたよねえ。

 

 合理的を重んじる西洋社会であれば、人間の三大欲求である「食欲」と「性欲」と「物欲」の三つ一遍に叶えられちゃうんだからおかしかないんでしょうかねえ。

 

 況してやそれが不老不死に結がると思えば「赤ちゃんのお尻」食べちゃうんでしょうかねえ。

 


 ですけどが、今のこの世の中でもそんなことって起こってるんですかねえ、怒っちゃいますよねえ。

 

 日本のお菓子には「ほっぺ」の成分なんか検出されないって思うんですけどが、って気がする、ような感じなんですよねえ。