押しても駄目なら |  もともと偏屈男の世迷い言

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【2011-07-07(木)】

 

 「オープン・セサミ」と言ってどのように開いたんでしょうかねえ、観音開きだったんでしょうかそれとも内開きだったんでしょうか、引き戸形式で左右に引き込んだんでしょうかそれとも上に引き上げたんでしょうか、まさか引き出し型ってこたあないでしょうかねえ。

 

 大正生まれのご老女、CDを取り出すのにトレイ部分を無理に引いて出そうとして壊してしまったんですよねえ、イジェクトなんて知らないんですよねえ、何せ「引き出し」は引いて出すから「引き出し」って言うくらいなんですからねえ。

 

 今迄の長い人生の中で押して出てくるなんて教わってこなかったんですもんねえ、誰が引き出す為には押さなくちゃいけないんだなんて考えますかねえ。

 

 近頃では「取っ手」とか「引き手」とか、「手掛け」だとか「指掛け」だとか、「つまみ」だとか「輪っか」だとかの引いて開ける為の付属品って殆ど見られなくなっちゃいましたかねえ、開ける為には引いて出さなくちゃいけないのにどうやったら出てくるんだろう、兎に角隙間に爪を引っ掛けて引っ張るしかないんですかねえ。

 

 電化製品や家具調度品の殆どは押さないと出てこないんですかねえ、けどがねえ昔の人は「押しても駄目なら引いてみな」っていうのは教わってきたんですけどが「引いても駄目なら押してみな」なんてのは教わってこなかったんでしょうよねえ。

 

 ちょっと前まではボタン一つ押せば出てくるって方式みたいでしたけどが、そこ迄は何とか付いて行けたんでしょうかねえ、けどがねえ幾ら表面の凸凹失くしてのっぺりさせようと考えたからと言って、引いて出すもんを押さないと出てこないなんて仕組みにする権利がどこの誰にあるんでしょうかねえ。

 

 百歩譲って、仮に「引いても駄目なら押してみな」ってことが世の中全体の共通認識になったとして、本当にイジェクト部分を押しても出てこない時にはやっぱ「もともと引いて出すもの出す為に押しても駄目なら引いてみな」って言うんですかねえ、けどがそれやっちゃうとご老女みたく結局壊すことになっちゃうんじゃないのかなあ。

 

 昔は押して開かなかったら引いてみれば確かに開いたんでしょうよねえ多分、けどが今は押して開かないものは引くと壊れちゃうから引けなくなっちゃてるんですかねえ、いや抑々押して開かないものって押す以外に開ける方法なんて他に何にも失いんでしょうかねえ、いやいやそれよりも押して開かないなんてこたあ絶対に失いって考えられてるんでしょうかねえ。

 

 「押しても駄目なら引いてみな」ってことで通用する時代はあったんでしょうよねえ、「引いても駄目なら押せば良かったんだよなあ、それが押しても駄目ならもう駄目なんだかなあ、引いたら壊れちゃうんだかなあ、もう絶対に開けられないんだかなあ」なんて時代来ないに決まってるんですよねえ。

 

 困っちゃったなあ。