TV局の分類仕分け |  もともと偏屈男の世迷い言

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【2011-04-20(水)②】

 

 3月30日、今日はフランシーヌの場合でしたねえ、もっともあれは日曜日でしたが。


 

 TVのニュースや報道バラエティーを見てて、今一よく分らないのですよねえ。

 

 震災、原発危機、放射性物質、停電問題と一生懸命伝えて呉れてはいるんですがねえ。

 

 事実なのか事実でないのか。

 

 正しいこと言ってるのか、間違ったこと言ってるのか。

 

 安心していいんか、心配しなきゃならんのか。

 

 その他にももっと知らなきゃならないことないのか。


 

 これらの疑問の元凶は全て、各TV局がそれぞれ自局で全部を取り仕切ろうとせんが為に歪みを生じさせているということだと指摘され続けてきました。

 

 今や1局で全てを論じ分析をし正しいことを伝えるなんてことは、不可能になってきているのだと気付いた方がいいんじゃなかろかねえ。

 

 そこで、TV局も分類仕分けをすればもっと視聴者が楽に情報の取捨選択ができるようになり、自分が本当に必要とするものだけを耳障りよく頂戴するという原則が守られるのではないんじゃないのかなあと思うんですよねえ。

 

 首都圏のTV局を効率的に分類すべきだという提言は以前からあったので、この際一度実験的に実施してみたらどうかという声が日増しに高まってきているそうです。

 

 地上波だけでいいんで、その具体例を以下にお示ししておきます。

 

 NHK総合  事実の発表のみを担当する。敢えて分析、解説等は一

         切行わない。討論番組は独占できる。

 

 NHK教育  発表報告された事実の科学的分析、実験、資料作製、

         解説のみを担当する。

 

 日テレ    発表報告された事実が全て正しいと分析解説して視聴

         者に信じ込ませる。

 

 テレ朝    発表報告された事実が全て間違っていると分析解説し

         て視聴者が騙されないようにと啓蒙する。

 

 TBS     視聴者に警戒感を持ってもらう為に発表報告された事

         実が深刻で重大だと悲観的に放送する。

 

 フジテレビ  視聴者に安心感を持ってもらう為に発表報告された事

         実は大したことないと楽観的に放送する。

 

 テレ東    上記6局が扱うものには敢えて一切関わらずにそれ以

         外の情報を専門に放送する、休業も可。

 

 これで幾分スッキリとなるんでしょうかねえ、勿論各局今迄通りの手練手管のやらせは黙認されるべきでしょうよねえ。

 

 あれこれ混じえず絞ってやらせができるんだから、やらせ具合も上々のものとなり一石二鳥ではないんでしょうかねえ。

 

 兎に角長丁場になること必定、週や月単位でなく年単位でこの状況が続く訳ですから、今のうちに分類仕分けがなされといた方がお互い都合がいいでしょうよねえ。

 

 視聴者の身にとっては自分に都合のいいことだけを見繕って役に立てればいいんだから、迷いも疑いも生ぜず気も休まるに違いないんじゃないのかなあ。

 

 いくら分類仕分けするからといって時間帯制限は必要ないとは考えますがねえ、えっ、TV局も電力沢山使用してるから時間帯制限した方がいいんですかねえ、いやーっそこまではちょっと。

 

 あれから3週間も経ってるのにまだ実施されてないみたいで、相変わらずスッキリさせてもらえませんのですがねえ。