【2011-04-19(火)①】
介護ヘルパーさんから聞いた話なのです、嘘か真実かは今でも分らないんですよねえ。
或るご老人の買い物介助をした時のことだそうです、当然車椅子でお出掛けする前に行きたいところを聞いたそうなんです。
ご老人曰く
「よこづなでおしりのぽてととうくれれかれえかってどりとるよりたい」
日本語に訳すと
「横綱でお尻のポテトとウクレレカレー買ってドリトル寄りたい」
意訳すると
「スーパーのオオゼキでポテトチップスのりしおとククレカレーを買ってドトールに寄りたい」
そのご老人は80を過ぎた男性だったそうですが、認知症ではなかったそうです。
最初に聞いた時に、拙者思わず、曙がケツにポテチくっつけウクレレ弾いてドリトル先生読んでる姿を眼に浮かべたんですよねえ、でもね矢っ張りヘルパーさんって大したもんですよねえ。
横綱はスーパーのオオゼキ、おしりのポテトはポテトチップスのりしお、ウクレレカレーはククレカレー、ドリトルはドトールってすぐに分かったそうで、そのご老人の希望通りに規定の1時間のサービスを何事もなく終了したそうです。
雇用が思わしくない昨今、派遣切りになった方やニート・フリーターの方で職がなかなか見つからないからと言って、簡単にあそこは人手不足だからという理由だけで介護職をお勧めしたり目指させたりするって、そりゃあちょっと安直に過ぎるんじゃないのかなあ、料簡違いも甚だしいよなあ。
少なくともご老人が何を言おうとも即座にその意図するところが分らないうちは、その辺をもうニ、三回廻ってワンと言ってからにしなきゃいけないんだもんねえ。